2001.07
 
   
2001.7.1  

 


 いつも通りに志帆は朝の7時にぐずぐずしだす。昨日は型紙と遅くまで格闘していた私はちょっと寝不足。”しゃーない,起きますか”と志帆におっぱいをあげようと抱っこしてみると・・・志帆が熱い。気温が高くって熱くなっているのとは明らかに違う。

 おっぱいはまあまあ飲んだが,その後の行動がいつもと全く違う。いつもなら飲み終わった後はすぐに動き回るのに今日はぐて〜としている。”

 おいおい,大丈夫かよー”と急いで体温を測ってみるとなんと38度2分!!”ひぇ〜,志帆が熱だしてるー”と焦りまくる。そういえば昨日下痢してたっぽいし,昨日の晩から志帆の体が熱かったような・・・。ぐて〜としていてそのまま寝ていきそうな感じだったのでひとまず寝かせることに。

 私も志帆と一緒に寝てしまい,次に起きたときには志帆は周りで遊んでいた。”もう大丈夫なのかな?”とおでこを触ってみると依然として熱いまま。でも見た目は元気そう。

 急いで「家庭の医学」を引っ張り出し,9ヶ月の乳児がかかりそうな病気をチェック。すると「高熱の割に元気」という言葉を発見。病名は突発性発疹。志帆もまだかかっていない乳児にはとってもポピュラーな病気。

 でもなー,そこには「熱が下がってから発疹が現れる」となっているが,志帆の顔にはアトピーとは違うぽちぽちがちらほら。良く分からないので,とりあえず今日は様子を見て明日医者へ行くことに。

 それにしても志帆は元気。いつもよりは若干だるそうではあるが,これで周りと同じくらいの大人しさ(それでも良く動いてるかも)。とても39度近くの熱を出しているとは思えない。早く治るといいね。

 
2001.7.5  

 


 いや〜,今週はホントに大変だった!(あと1日残っているが)日曜日の志帆の発熱騒ぎが今日まで続いた(もしかしたらまだ終わってないかも!?)。

「突発かも?」から始まった今回の志帆の熱も結局はただの風邪だったみたいである。月曜日に地元の医者へ行ったら”もしかしたら「紫斑病」かもしれないから大きい病院でちゃんと検査してもらったほうがいいでしょう”とかなり不安にさせるような先生のお言葉。その場で清瀬の都立小児病院へ診察の予約を入れてもらった。

「紫斑病」・・・全く持って聞いたことのない病気。家にある「家庭の医学」を読んでもいまいち良く分からない。分かっていることは”なんとなーくやばそう”ということだけ。”最悪の場合は入院することも”と言われた。生まれてから10ヶ月弱,ほとんど病気をしたことのない志帆が初めての病気が何だか大変そう・・・。そんな不安を胸に火曜日は朝から清瀬の病院へ。

 10時からの診察だったが,初めてと言うことで15分前に受付を終了。順番を待っているとそこには沢山の子供たち。診察室ももちろん沢山。志帆は「一般内科外来」だったが他に目に付いたところで「心臓外科」なども。”子供でも心臓が悪い子も当然いるんだろうけど,可哀想だな・・・”とふと考えてしまったり。でも待合室のテレビではポケモンやらドラえもんの映画が上映されてたり。さすが小児科専門病院。志帆よりも私の方が真剣に見ちゃってたなんて言わないが・・・。

 何だかんだするうちに志帆の番。問診の後に聴診器による診察,続いて採血・・・。”お母さんは外で待ってて下さい”と言われ,部屋の外へ。しばらくすると先生の”こりゃすごい!誰か来て!!”の声。”おいおい,何があったんだぁ!?志帆は大丈夫か!!”と一瞬焦ると続いて先生のこの一言

すごい力だ!誰か手の空いてる人来ておさえてくれー!”。

・・・はぁ。全くこの娘は。

 すったもんだした診察も無事終了。血液検査の結果が出るまで1時間ほど待っててくれと言われ待つことに。その間に検尿もするということで採取する袋を取り付け,水分を与えていた。でも最近の志帆はなぜだかおしっこの量がめちゃくちゃ少ない。おまけにおっぱいも飲んでくれなくなっていた。そうなると1時間位でおしっこが採れるわけがなく,次回へ持ち越し。

 検査の結果が出て,再び診察室へ。結果は「特に異常なし」。「紫斑病」は字のごとく紫色の斑点が出るそうだが,志帆のは赤い斑点。血液検査の結果が出る前から先生は”たぶん違うでしょう”とのこと。「紫斑病」じゃなかったことは良いことだが,結局あの斑点は何だったのか分からずじまい。念のため,2週間後の様子を診たいとのことでその予約を入れて帰ってきた。

 ふ〜,これでまだ火曜日まで。後半はまた明日にでも。

 
2001.7.6  

 


昨日の続き・・・

「紫斑病」ではないことは分かったが,志帆の熱はなかなか下がらない。水曜日の時点で38度台をキープ。さすがに辛かろうと月曜日にもらっていた解熱剤を使うことに(むやみに熱を下げるのは良くないだろうということで使ってなかった)。

 今まで浣腸はやったことがあったのでこういう座薬は得意なはず。でも解熱剤は浣腸と違って容器(そのままあそこに挿入できるように)に入っていないことが判明。”お〜い,どうすんべ?!”と悩んだ末,そのまま手で押し込むことに(それで良かったらしい)。

 志帆は0歳児なので全量の半分を挿入。入れてみる。なんと簡単に入ってくれた!”な〜んだ!簡単じゃん!!”と喜んでいると”ぷるん!”と出てきてしまった・・・。志帆の肛門が座薬を拒否?!もう一度挑戦。しかしまたしても”ぷるん”。3回目にして成功。

 この解熱剤がすぐに効き,その日のうちに熱は下がった。しかし今度は咽がとっても痛そう・・・泣くとがらがら声に。そういうときに限って泣くんだわ,わんわんと延々。”痛いから泣かないの〜”とあやすも効果はなし。咳も少しづつ回数が増えてきた。

 熱が下がってからというもの,志帆は一日中寝ている。こっちとしては楽で良いのだが,そんなに起きてるのが辛いのか・・・(ホントはただ単に眠いだけだったりして)今日も午前中,午後と合計6時間くらいはゆうに寝ている。

 最近の暑さで志帆の寝相の悪さは更に拍車がかかっている。私の布団で寝ていても何度も転げ落ち,床に頭をあてお目覚めする機会がめっぽう増えた。このせいでいまいち寝た気になれないでいるのかもしれない。

 今回の「風邪」が原因かどうかは知らないが,志帆がおっぱいを全く飲まなくなってしまった。でも志帆はまだ10ヶ月。ミルクないしおっぱいは必要不可欠。まだ離乳食から栄養をすべて摂るのは無理。

 なんとかして飲ませようとするが,抱っこしただけで察知するのかのけ反って”いらない〜”。断乳はまだまだと考えていた私にはちょっとショック。まあそれはいいとしてどうしたもんか。いつもおっぱいは,3回の離乳食の後と起きたときと寝る前の合計5回。そこで摂っていた栄養と水分がすべてなくなるということは相当の量。志帆が夜,良く寝てくれるのはおっぱいを腹いっぱいに飲んでから寝るから。それがないということは・・・。

 それが現実になったのが火曜日の晩。90分おきに”ぎゃ〜”とお目覚め。仕方がないので起きるたびに麦茶を与え,ベランダに出て涼んでるとやがてすやすや。これを3回繰り返すはめに・・・。これが原因か私の体調も急降下。水曜日の晩はついに志帆の世話をパパに任せ(このことをちゃんと書けと言われまして・・・),私は別室で休んでしまった。そのおかげで私は1日で復活!(まだ私も若いなー)

 そんなかんだで気がついたらもう金曜日。さすがにもう志帆も大丈夫そうだったので今日は久しぶりにお買い物。ここんとこの我が家の冷蔵庫は悲惨な状況に。・・・モノが何もない。明日はパパに買い物に連れていってもらって大量に買い込まねば!!

 子供は大人に比べて熱を出しやすいとか。幸い,志帆は今回が初めてだがこれからまた熱を出すことも十分に考えられる。・・・育児ってホント,大変。

 

 
2001.7.8  

 


 志帆の熱も下がり,一安心・・・そうしたら今度は私。出産してからというもの,めっきり弱くなったもんだ。今回2回目の発熱。咽も痛い。だるい。いいことない。志帆は元気になったから先週よりパワーアップ。これが更に辛い。

 大人の風邪は普通気合いで治すものだと思っていたし,そうしてきた。しかし今は授乳中ということで練馬区の休日診療所へ行ってきた。行ってみると当然のことながら周りはおこちゃまばかり。ちと恥ずかしい・・・。

 診てもらい,”妊娠中じゃないですよね?”と聞かれたので,”授乳中なのでそれに影響しない薬を”と言ったら”そんなものありません”と冷たくばっさり。え〜ん,こんなことになるんだったら来ないで気合いで治すのに・・・。

 せっかく志帆のおっぱいが復活したのに私の薬のせいでまた飲めなくなっちゃうのは可哀想なので頑張って葛根湯だけで治すことに。それにしても最近志帆の病院通いで「医療費ゼロ」にすっかり慣れてしまった私には大人の医療費は高すぎる。

 土曜日に午後一日寝ていたおかげで(夜の志帆の面倒はパパにまたしてもお任せ),日曜日には咽の痛みは残るもののほぼ復活。そうしたら今度はパパがだるいと言っている。我が家は全滅か?!

 

 
2001.7.11  

 


 今日,気象庁から「梅雨明け」宣言が出された。

 また夏が来た・・・。去年の夏も辛かった。腹はデカいし,おまけに体質が変わったのか汗をほとんどかかなかった私も汗だーだー。一昨年までは会社という夏場はありがたいところで涼んでいたので(働いてたんとちゃうんかい?!)夏と言ってもそれほど苦ではなかった。それが辞めた去年から一転。夏って辛いのね〜。

 今年の夏はどうやって涼もうか。去年は午前中は昼寝し,寝飽きた午後は図書館で雑誌を読みつつひんやり。でも今年はそうはいかない。志帆を連れて図書館なんかに行った日にゃ”すみません,他の方の迷惑になるので・・・”と言われること必至。

 こうなったらプールか?でもなー,まだあんよが出来ないから目が離せないから余計に疲れそうだし・・・。困ったもんだ。これは実家に避難するしか手はないのか?!夏が終わる前までにいい方法を見つけねば。

 

 
2001.7.13  

 


 いや〜,暑い・暑い・暑い,暑いよ〜!!何とかならんかいなー,この暑さ。

 今朝,志帆は明け方5時すぎに一度起床。おっぱいを飲んでちょっとした後にまたねんね。通常このペースで起きた場合,10時頃まで寝続けるのが今までのパターンだが,今日は8時前に再び起床。その後なかなか寝れずあっちこっちに移動しては遊んでいた。その時はまだ何とか我慢できる範囲(?)の暑さだったので頑張ってクーラーなしで過ごしていた。起きてから何度か志帆の体を拭いてあげていたが,次第に効果がなくなってくる。

 最終手段のシャワー攻撃。私は汗だくになりつつ志帆を洗う。”いいな〜,ママもシャワー浴びたいよ〜”と訴えつつ。これでさっぱりしたら少しは寝てくれるか?!と期待はするが全くダメ。

 次第に志帆のご機嫌も眠さの余り降下気味。でも抱っこして寝かしつけるのはいや!暑すぎる。志帆を横にさせてお腹をぽんぽん叩いているとあっけなく寝てしまう。

 ”私も寝てしまえ!”と親子して熱風吹き荒れる部屋でお昼寝。こんな中では長時間寝れるはずもなく志帆は1時間もたたないうちにお目覚め。起きた志帆の体は更に凄いことに。髪の毛は汗で濡れ,天パなので毛先はくりんくりん。おまけに汗臭いのなんの。洋服も何となくしっとり〜。そんなときに限って(そうでもないか,いつものことか)近寄ってきては体を寄せ付け,ご丁寧に私の体の上を行ったり来たり。

 これで私はすっかり切れた?!ついに耐えられず,クーラーのスイッチに手が・・・。”ふぅ〜,何て快適なんでしょう!!エアコンを考えた人,偉すぎ!”と幸せに浸っていたらご飯を食べ終わった志帆は即効で夢の中。おまけにいびきまでかいてる・・・。よっぽど眠かったらしい。それにしても乳児にしてすでにエアコンの虜の志帆。これでいいのであろうか??ママが子供の頃はエアコンなんてそんなに付けてなかったぞ!(たぶん)

 

 
2001.7.15  

 


 最近志帆が少しづつではあるが歩き出した!先週の始めは1歩,週の半ばから後半にかけては2歩,今日はついに3歩歩いたらしい(私は現場を見ていない・・・)。

 志帆は倒れ込むようにして歩く。歩いた後はべた〜っと倒れる。きっと痛いだろう。でも泣くことなくもくもくと何度も同じ事を繰り返す。子供ってなんて練習熱心なんだろう。まあ,そうでもしないと成長できないよねー。

 

 
2001.7.16  

 


妻が頭が痛いと言っていますので,久々に登場の夫です。

朝からそんな調子だったものですから,今日は早めに帰宅したところ,「頭が痛くて,買い物に行ってない。明日の朝食を買っきて欲しい。」とのお達し。

で,志帆を引き離してあげようということで,志帆と二人で近所のスーパーに買い物に出かけました。

連日の猛暑+暴風という最悪のコンディションにもかかわらず,志帆はお構いなしにきょろきょろ。とりあえず,志帆が目にしていた(ような気がする)ものを説明。

「ほら,お星さんだね。ずいぶん明るいから太陽系の惑星かな。南の空に見えているから金星ぢゃないね。金星は内惑星だから・・」と説明しているうちに,志帆の視線は次のターゲットに。

「いいものに目をつけたね。あれはクマノミさんだよ(スーパーの手前にある八百屋にはなぜかクマノミがいます)。横縞(一般的には縦縞とよばれていますが)が一本だから,ハマクマノミだね。1ハマ,2クマ,3カクレと憶えよう。で,クマノミさんはイソギンチャクと共生して・・・」ってもう飽きたのかい!

などとやっているうちにスーパーに到着。シリアルと牛乳とジュース(1.5リットル)を購入。親切なおばちゃんに助けられて無事帰宅の途につくはずが,ここで自分の甘さを痛感。

ベビーカーに乗せてこなかったため,左手に志帆(8.5kg),右手に購入品(約3kg)という文字通りヘビーな状況。

とっとと帰ろうとしたところ,志帆の視線が1ヶ所を凝視して固定されました。何を見ていたかというと,電柱からぶら下がっていたこれ↓。

 

花飾り

・・・・・・・

 

 

 

志帆や,一心不乱に見ているけど,あれは美味しくありません。

 

 
2001.7.17  

 


 
今日は頭痛も治まり,妻復活!

 しかし,出産してからというものすっかり弱ってきたわ。めったにひかない風邪(発熱を伴うような)もこれで2回目。でもこれって出産のせい?!それとも・・・ひぇ〜恐ろしくて書けないー(夫注:歳です)。

 今日は志帆が活発にあんよをした記念日!先週からの地道な練習が功を奏して今日は一気に6,7歩歩いていた。花束贈呈やるか?!(まだ言ってるし・・・)

 で,今日は清瀬の小児病院へ2回目の診察。前回できなかった尿検査をやることになっていた。赤ん坊は気軽に採尿できないので家で採ってくることになっていたのだが,採尿パック(あそこにくっつけられるように粘着部分のある小さめのビニール袋)の装着がうまくいかずあえなく失敗。おかげで9時半の予約だったのにおしっこがないために実際に診てもらえたのが11時。長い午前だったよ。

 結果は大丈夫そうとのことだが,念のため来月もう一回採尿してそれで大丈夫だったら無罪放免にしますと先生。・・・またやるんかい。しょうがないので今回は採尿パックを2つ購入して帰宅。

 次回の予約は1ヶ月後。それまでに装着方法を忘れてしまいそうだよ。

 

 
2001.7.19  

 


 今日は久しぶりにママ友のおうちへ遊びに。午後1時頃に行くことになっていたのだが,志帆のねんねで予定がすっかり狂ってしまった。

 今日は午前中,涼しかったので6時半におっぱいを飲んでからしばらく奇声をあげつつ,出勤前の超忙しいパパに”かまって〜”攻撃。パパが出ていってからは私に付きまとっていた。家事が一段落し,私が布団の上にごろんっとすると近寄ってきて眠いとぐずぐず。”これは放っておけば寝るな”と判断した私はノータッチ。そうしたら案の定,5分もたたないうちにすーすー寝息が聞こえてきた。ほんと,ねんねに関しては楽な娘。

 それからなんと寝続けること3時間半。ご飯も忘れ,ひたすらすーすー。昨日昼寝が十分に出来なかったからか,良く寝る寝る!・・・でもお出かけの時間が。起きてからご飯を食べさせ,あたふたと準備をしていたら時計の針はすでに1時を過ぎていた・・・。赤ちゃんがいるとなかなか時間通りにいかないのよね〜と言い訳しておこう。

 そんな時に限って志帆のご飯を食べるペースが遅い!ちんたらちんたら食べてるよ〜。私は早く食べさせたいがためにまだもぐもぐしている口の中へてんこ盛りになったスプーンをねじ込む。始めは口に入れればちゃんと食べてくれてたのに,だんだん嫌になってきたのか”べ〜”を始める。最近の志帆は気に入らないものは舌をべ〜っと出すことによって吐き出す。これをやられるとめちゃくちゃむかつく!だったら口に入れるなよー。

 と話はママ友の家から遠のいてしまったが,時間を若干過ぎて到着。久しぶりに会ったその赤ちゃんもすっかり顔つきが赤ちゃんを卒業して「子供」に。前回遊びに行ったときは2人ともまだ寝返りを始める前。今では2人して机につかまりたっち。お互い手を出してお互いの顔を触ったり。”すっかり2人とも大きくなったね〜”としみじみ。たまには志帆にも同年齢位の子と遊ぶことも必要ね。

 
2001.7.20  

 


 今日は「海の記念日」で巷ではお休み(そういえば今日から夏休みという子も多いんだろうな)。が,しかし我が家は平日モード。パパは普段よりは若干ゆっくりめではあったが会社へ出かけていった・・・私と志帆を残して!しょうがないか・・・仕事じゃ。

 ということで,つまらないので志帆と一緒に実家へ。お昼頃から行って,ばっちり志帆の洋服製作作業しようと思っていたのだが,弟やそのフィアンセが来てたりとゆっくりとお昼を食べていたらあっという間に2時!あ〜あ,結局余り進まなかった・・・。

 志帆は久しぶりに弟とフィアンセに会った。以前の志帆であれば人見知りしていたのであろうが,最近の志帆はめちゃくちゃ社交的。最初はやはり”誰〜?”という顔をするがしばらくすると自分から近寄っていってご挨拶。でもこれも誰に対してもそうというわけではなさそう。感じとして若者には愛想はいいが,年配の方はダメらしい。何が違うんだろう??

 そんな感じで志帆は今日一日元気にうろうろ。昼寝もしたとしてもめちゃくちゃ短時間。そのつけがたまって食事の時には半分夢の中。その姿はまるで授業中に眠くてしょうがないけど一生懸命起きてようとする児童のよう。目は行っちゃってる。こんな志帆を見たのは初めてだが,なかなか面白くて笑えた。今度パパにも見てもらいたい。

 
2001.7.21  

 


 今日は私のお勤め時代の先輩のおうちへ遊びに。志帆は以前5ヶ月の頃,1度遊びに行ったことがある。その時は人見知りもし,ちょっとでも置こうものなら”びぃ〜”。

 でも今日は違った。志帆が今日会った方々はみんな若者の女性だったということもあってかご機嫌。一人で伝い歩きして旅に出ていた。私以外の方に抱っこされても大人しくちょこんと座っているではないの!おまけに志帆お得意の”ふうん?(語尾をあげる。疑問語っぽく,と言いながら首を横に倒す)”を連発。愛嬌もご披露。

 すっかり社交的になったもんだ。・・・でもこれって誰似?

 
2001.7.24  

 


 今日も暑い・・・。あまりにも暑いので昨晩はついに志帆を連れてパパの寝室へ避難。小さいころからこんなに贅沢させていいものだろうかと悩みつつ,一人この熱帯夜においておくのは忍びなかった(私って過保護?)。

 夜は思いっきり贅沢させてしまったので,日中はぐぐっと我慢。志帆が壊すかもしれないからとずっと出していなかった扇風機を引っ張り出す。”しょせん扇風機・・・”と思っていたが意外といけた。午前中はこれで志帆も(何とか)お昼寝。でも布団の上だと暑いのかフローリングの上に直に寝ていた・・・。痛くないのかな?

 夕方からはずっと行きそびれていた10ヶ月検診へ。体重8,735g,身長73.0cm。これは特に問題はなかったのだが,あったのが皮膚と心音の異常。皮膚はアトピー,あせも等の湿疹。心音は弱〜く雑音がするとか。綜合判断は「問題あり」に○がつけられてしまった。小さい病気(風邪等)は少ないが,紫斑病だの心音に雑音だのとちょっと心配になるようなことが最近続いてる・・・。

 丈夫に育って頂戴。

 
2001.7.25  

 


♪ちゅーちゅーねずみ,宙返り〜。・・・すいかと一緒に宙返り〜♪

 今日の私の入浴中のテーマソング。最近,私の頭の中で流れる曲はこういった幼児用の曲ばかり。最近では”う〜う,う〜う,う!ちょこら〜んたん!”(知ってる人いるかな?)。テレビでこれらの曲を聴くと小刻みに体を上下させるようになった志帆。どうやら好きらしい。私と一緒にテレビに合わせて踊りだす日も近い?!

 今日は2回目のぴよぴよ(以前にも登場した練馬区の施設)。子供を遊ばせるという目的以外にママ達のストレス発散場所&涼めるとこ(後者の方が目的としては大きいだろうな)。前回は志帆があっちこっちでお痛をしていたが,今回は周りもかなりしっかりしてきて志帆がおもちゃを引っ張っても抵抗する子が増えていた。志帆も前は取られたら泣いていたのに今日は”あれ〜なくなっちゃった〜”といった感じ。

 しかし私の周りの赤ちゃんは顔が「濃い」子が多い。お目目がぱっちり。まつ毛はくりん!みんなかわいい(かっこいい)。志帆の「あっさり」がめちゃめちゃ目立つ。ホント,志帆って純日本人って感じ。

 
  2001.7.26  

 


 今朝は志帆が明け方4時頃からぐずぐず。放っておけばまた寝ていくだろうとしばらく様子をみていたが一向に治まらず。”しょうがないな〜乳でもあげるか”と抱き上げると・・・熱い。熱だしてるよ,この娘!!測ってみると38.2度。最近熱かったからばてちゃったのね・・・。

 そういえば一昨日の検診の時に先生に”咽が赤いねー”って言われてたんだ。私はてっきりそれは前の風邪の時の治りかけと思っていたんだが,どうやらそうではなく,別の風邪で赤くなっていたらしい。それなのに,昨日は外に連れ出したりしちゃったよ〜。原因は私か?!ごめんよー,志帆。

 今回もおっぱいを飲んでくれないのかな,と思っていたが大丈夫だった。でもそのかわりかどうかは知らないがご飯をあまり食べてくれなかった。口に入れてもすぐに指を突っ込み指につけてまわりに散らかし放題。前の私だったら”きぃ〜”となっていたところだが,志帆ももう10ヶ月半。黙ってみることに。

・・・それにしても見事なちらかし方。でもよくよく見てみると机に落ちているご飯粒を指で拾って口に入れようとしている。だいぶ細かいものまで指で拾えるようになったのねー,と感心しつつでも気になるのは汚れ・・・

 お願いだからハイ&ローのクッション部分には落とさないでぇ〜と心の中で叫ぶ私でした。

 
  2001.7.27  

 


 志帆の熱も昨日の解熱剤のおかげで下がった様子。ひとまず一安心。でもふらふらさせたら熱が上がってしまうかもしれないので,今日は安静に。そのためには寝かせるのが一番!私の後をついて動くので私が率先して寝ることに(あくまでも寝かせつけのため!)。でも横になると必ず私の方が先に寝てしまう・・・。

 起きると志帆がそばで寝ている。今日なんかは私の股の間で寝ている・・・。そんなとこで寝なくても。これを繰り返すこと3回(おまえは1日に3回も昼寝してんのか?!と突っ込まないように)。

 志帆は今日もご飯を食べない・・・。あげてもすぐに指を口に入れ,遊んでしまう。プラスチック製のエプロンの食べこぼしを受け止めるポッケには食べこぼし(?)の山。それをつかんではにぎにぎ。その手で顔,目をごしごし。今日のご飯に野菜入り煮込みうどんだったのだがほとんど食べず。そのくせ我々の夕ご飯の焼きうどん(買い物に行けず,ちゃんとしたご飯が作れな〜い)を”頂だ〜い!”。

 パパは”風邪で咽が痛くて固形物を飲み込めないんだよ”と言うが違う!あまりにも食べないのでしょうがなくお菓子(ウエハース)を与えてみた。すると取り上げると泣いて怒るくらいむしゃむしゃ。

 好き嫌いの多い娘だ!

 
  2001.7.28  

 


 志帆がようやく回復傾向でいい感じなのに,今度はパパが・・・。昨日帰ってきてから”だるい〜”。ご飯を食べて即効でねんね,じゃなくて寝てしまった。

 今朝も何となくやばそう。おまけに今日志帆を病院へ連れて行き(アトピーのいつもの診察で),風邪の診察もしてもらったら”無理をしなければ大丈夫でしょう”・・・旅行って「無理」に入る?!入るよね・・・。

 あやうし八ケ岳!

 
  2001.7.29  

 


 今日から1泊の予定で八ケ岳へ旅行!志帆にとっては初めての旅行。はたしてどうなることやら。

 志帆は病み上がりということもあるし,選挙もあるということで今日はゆっくりめのスタート。バタバタしていたらお昼になってしまった(ゆっくり過ぎ?!)。それでも高速が空いていたのでSAで1時間の休憩を入れても現地には4時に到着。

 志帆の車での移動はもっとも遠いところでパパの実家の所沢。時間にして1時間弱。今回はその記録をあっさり更新。そういうこともあってぐずりださないかとひやひやもん。でも心配なかった。行きはほとんどねんね。

 着いてみるとそこのペンションは「子供OK」と言っているだけあって宿泊客は全員子連れ,それも志帆みたいに1歳児未満の赤ちゃんがすべての宿泊家族に。おかげで志帆が食事中にいつものおしゃべりをしてても(それほど)気にならず。小さい子がいる場合はやっぱりこういうとこじゃないとね〜。

 夜も疲れているだろうと8時過ぎにはおっぱいをあげて就寝。その後は大人2人でゆっくり食堂でお酒を飲みつつ・・・。1時間後に部屋に戻り,選挙の開票結果の様子をテレビで見ていたら志帆がお目覚め!!なぜだか本格的に目覚めちゃって大変!たっちしたりからんできたり。それから寝かせ着けるのに一苦労。おまけにちょっとぐずっちゃったりして。でも周りもそんな感じだったので全く(?)心配なし!

 でもその晩は志帆の寝相の悪いのも手伝って我々大人は少々睡眠不足。その原因の志帆も場所がいつもと違うからか熟睡はしていなかった様子。やっぱりまだ旅行は早かったかね?

 
  2001.7.30  

 


 旅行2日目。昨日は宿へ行くだけでどこにも行かなかったので,今日はオーナーに近所の見どころを教えてもらい観光。でも志帆連れということもあって行ける場所も限られている。まずは牧場。初めて見る馬に志帆は興味津々。”じぃ〜”っと見ていると馬が”ぶるる〜ん!”予想外の行動に驚いた志帆は”びぇ〜ん!”。

 次に行ったのが電波観測所,その次が展望台。・・・でも肝心の志帆はもう疲れてねんね突入!しょうがないのでそれらは寄っただけで車からは下りず。

 それから私の提案で,私たちが2年前に行ったパン屋さんに行くことに。そこに行くのに1時間のドライブ。ようやくたどり着いたのに目的のモノはすでに売り切れ・・・え〜ん,1時間もかけてわざわざ行ったのにぃ!でも泣きたいのは車を運転してたパパだろう。すまんね。

 それ以降の計画は・・・。まずは「まきば公園」へ行ってみたが「本日休園日」。しょうがないからお昼を食べようということに。場所はペンションのオーナーが教えてくれたお店。でも行ってみると「人手不足により食事はできません」の張り紙。”おいおい!”

 しょうがないから清里駅の近くのファミレスの様なとこでご飯。志帆がぐずりだすと面倒なので,車の中で志帆はお昼。これでもう大丈夫だろうと席に着くと・・・甘かった。ぐずぐずさん。でも気がつくと志帆はどこかを見てにこにこ。”何見てにこにこしてんだ?”と思ったら近くにおばさん4人組が志帆をあやしてくれてた。”いいわよ〜,私たちがあやしてるからー”って。それにしても志帆はオバサンが苦手だと思ってたのに,そのオバサン達には”にこにこ〜”。”かわい〜”なんて言われちゃって。全く!内弁慶なんだから!

 ご飯の後,そこの近くにメリーゴーランドがあったので,志帆を乗せようかと行ってみるが,ちょっとまだ早そうということで見学のみ。今回の旅行はそういう理由で諦める機会が多々。ホントに楽しめるのは来年位からかな?

 そうこうしていると時間はあっという間に3時半。帰ることにしたが,帰りがなかなか大変。高速は渋滞してるわ,志帆はぐずりだすわ。しょうがないのでSAで志帆を遊ばせ,疲れさせて寝かせる作戦決行。少しは効果があったが長続きせず。しょうがないので高速を下りた時点で志帆をチャイルドシートから下ろす。

 でもその後も泣きはしてなかったがあっちこっちふらふらしては頭をぶつけたりと大泣きを繰り返す。私しゃ,これで疲れた・・・。危険なことに車のドアを開ける技を習得しちゃうし。なんでこういうことばっかり覚えるんでしょ,この娘は!

 家に着いたら時間はもう8時。急いで志帆をお風呂に入れ,おっぱいをあげたらあっという間にねんね。やっぱり疲れてたのね〜。

 今回の旅行から分かったこと。幼児を連れての旅行はホントに大変!の一言。本来は日常の大変さから開放されたくって旅行に行くものだが,今回に関してはそれほど開放されず。料理を作らなくて良かったって点位?当分旅行はいいわと思う旅でしたー。

 
  2001.7.31  

 


 昨日までの旅行で志帆も疲れているだろうから,朝はゆっくり寝てるんだろうな〜とのん気に考えていた私。・・・甘かった。

 ぐずぐず言い出したので,”もう8時頃なのかな〜”と時計を見てみたら,なんと2時。夜中におっぱいをあげて癖になっちゃうとまずいので最近はあげてなかったが,ぼけぼけだったし眠かったのであっさりあげてしまう。1回位いいでしょ。

 で,次は6時に(普段より大変じゃんよー)。でもその後もまたねんね。問題は次ぎ。時間的に考えると次のご飯は10時。2回も起こされた私からすればできれば10時近くまで寝ていて欲しい。でもそんなことは志帆には関係なし。元気一杯に8時には本格的にお目覚め。”私と遊んで〜,寝てるんじゃないよ〜”と攻撃してきたが無視。”あたしゃ,眠いの!!”

 途中何度も邪魔されつつ寝たり起きたりを続けて私が志帆に負けたのが9時過ぎ。ご飯の前におむつを替えてやるかと仰向けにすると・・・股がほんの〜り黄色い(ご飯中の方,ごめんなさい)。・・・やられた。周りを見渡してみると私の布団のシーツも黄色いとこが一ヶ所。洗濯物がぁ〜。

 志帆がうんちしたときはおしりナップを水に浸して使っている。水を洗面器に入れておしりを拭く準備万端。終わった後,なぜだか私は水入り洗面器と志帆を残してその場を離れてしまった。どうなったかはご想像通り。辺り一面水浸し。今日はそれだけでは済まなかった。なんとその水浸しの床(それも一番水があったとこ)に志帆はスライディング!見事すぎて洋服はびしょびしょ。・・・。今日は楽な一日のはずだったのに。

 
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