「俺」が購読しているメーリングリスト「夕刊プロレス」の2000号を記念して
メーリングリスト主催者の桃太郎さんが、個人のチカラで興業を行った。
全プログラムは以下の通り。
0.ちゃたパントマイム「ひとりプロレス」
1.ホーキング青山トークライブ
2.中西百重・納見佳容組vs高橋奈苗・藤井巳幸組(全日本女子プロレス)
3.本田多聞・井上雅央組vs丸藤正道・杉浦貴組(プロレスリング・ノア)
パントマイムは、興業の1週間前ほどに急遽決定したため、0番目となった。
全日本女子プロレスは、当初、中西百重・高橋奈苗組vs脇澤美穂・納見佳容組を
予定していたのだが、脇澤選手が首の怪我のため欠場になり、カードが変更となった。
パントマイムは、途中途中に笑いがあり、本当に相手と戦っているような感じで実に巧かった。
トークライブは、全日本女子プロレスが到着するまでに、40分程、無理矢理時間を
のばさねばならなくなってしまったらしく、ホーキング青山氏もやや苦戦している様子だった。
全日本女子プロレスの試合は、それまでシーンとしていた会場内の雰囲気を、
試合開始のゴングと同時に選手同士の「コノヤロー」って声によって急に盛り上げる結果となった。
突然試合モードにスイッチが切り替わる彼女たちは、ある意味プロだ。
もつれにもつれた試合は、高橋選手のナナラッカによって納見選手がフォール負け。
ノアの試合前の選手コールで丸藤選手がやけに後ろ斜め上方面をちらちら見てるなぁと
思って、「俺」もそっちの方向に振り返ってみると、ノアの三沢社長が観戦していた。
杉浦選手は、後ろから見ると、藤田和之選手にそっくりだった。
試合は、「まさお〜」コールがあったりして、会場内の殆どの人がこそこそと
「全日本の頃から会場に出没する有名なまさお女だ」って感じで、妙な盛り上がりを
みせつつ、淡々と進んでいった。
最後は、多聞選手が丸藤選手をSTFからの変形した絞め技でギブアップ勝ちしたのだった。