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オマケ -- Km式英字配列(&入力法)

ローマ字入力用に最適化し た英字配列とその使い方 ―


順番にここまで読んでこられた方の中には、
私がローマ字入力に対して否定的なようだと
感じておられる方も多いでしょうね。(^o^;;;

まぁ、当たらずといえども遠からずなんですが(爆)、
だからといって英字入力そのものまで 否定しているわけでは ありません。
(※私は、単に、日本語入力というものをトータルで考えてみて、
  利点と欠点を秤にかけた結果、かな入力になっただけです。
  ハングルや中国語なら また事情は違ったと思います)


なにより、そもそも MadDic式の短縮入力自体、紛れもなく、
ローマ字入力の利点/長所を理解せずしては誕生し得ない
イノベーションなのであります。(^_^;

とはいえ、やはり、心ある人なら、
できれば 日本語入力には かな入力をしてもらいたいし、
先に述べてきたように、私の考案した様々な入力法や文字配列を以てすれば、
教育的見地、正統性からして、そうあるべきではないかと思います。

しかし、人には それぞれの事情というものもあるし(笑)、
日本語入力の最高峰であるM式が ローマ字入力であることを考えると、
それもまた、健全な形で保存し、守り伝えていかねばならない
“文化”ないし“遺産”の ひとつなのかなという気もします。

そこで 私は、ある時、ふと気がついたのですが、
キーボードが もし このような文字配列(後述)になっていれば、
ローマ字入力も あながち捨てたものでもないなと思ったんですね。

つまり、ローマ字入力が クソな(笑)入力方式になってしまっている最大の原因は、
このダメなキーボードの文字配列にあるということです。

この、いわゆるQWERTY配列といわれる文字配列は、
私が言及するまでもなく、ローマ字入力には 向いていない文字配列です。
(英語の入力にさえも向いていない...(=_=;)

このように 子音と母音が メチャクチャに入り乱れている文字配列では、
それでなくても打鍵効率の悪いローマ字入力が、
さらに使いにくく、労働負荷の高い入力方式になってしまうのです。

結論から言えば、その解決策として、
キーボードをM式にするか、少なくとも Dvorak配列にすれば、
かなり(ある程度は)改善されることが わかっています。

とはいえ、キーボードを買い替えてまで
入力効率を向上させようと思う人は なかなか いないし、
アメリカで 第2の標準配列とされている Dvorak配列にしても、
やはり日本語入力に対しては、
必ずしも パーフェクトな対応が期待できるわけでは ありません。

そこで、両者の中間に位置し、なおかつ、
それらをも凌駕する(?笑)イノベーションとして 私が考案したのが、
標題にもなっている「Km式文字配列」なのです。(下図参照)

Km式配列図

この文字配列の大きな特長は、まず、M式の考え方に則っているということです。

図の赤字で示した部分が「広義の母音」にあたるキーですが、
[あ][い][う][え][お]を この並びにしておくと、
専用のキーを設けなくても、「ai」「ei」「ou」などの 二重母音が
とても 楽に打てるんですね!!!(^o^;
これは、このKm式配列の最大の特長と言っていいと思います。
(※Dvorak配列では こうは いきませんよ!!!(笑))

また、[ん][く][き][つ][ち][っ]は、
従来のキーボードと 通常のIMを そのまま使って
M式のような快適な入力を行なうために設けたキーで、
これにより 従来のローマ字入力では2音節になってしまう「広義の母音」を、
他の母音と同様の感覚で 入力することが できます。
(※M式では「広義の母音」として1キーが 割り当てられていますが)

特に「ん」は、従来のローマ字入力では、
次に母音が来た時にナ行の文字に変換されてしまうという
構造的な欠陥(笑)が ありましたが、
Km式では、ローマ字の変換テーブルを書き換えて、
1ストロークで 入力できるようにしたばかりでなく、
この位置に配置したことにより、親指で 押すことが 可能となり(爆)、
まさにM式風(?)の快適な操作感が 味わえます。(^o^;
(それは ともかくとしても、「ん」が 1ストロークで 入力できるのは
 意外に かなりの快感が ありますよ!(^-^))

それから、子音のキーについては、
ホーム段に まず「か・さ・た・な」と並べ、
「は」以降は 従来の[G]から 順に 時計回りに並べ、
濁音をそれぞれの上段に割り振りました。

これにより、わかりやすさと使いやすさを両立したばかりでなく、
[Y]を 親指で押すことによって(爆)、
「広義の子音」にも対応できるのではないかと思っています。(^o^;;;
(「hy」「my」「ry」は 親指では 押しにくいですが、
  使用頻度は そんなに多くないと思われるので...)

・・・ということで、
かつてローマ字入力を試していたこともある筆者の試運転によれば、
かなりの入力効率アップになると思うのですが、いかがでしょう?

今のところ、パッチソフトなどの配布はしていませんが、
要望があるようなら、作ろうかなと思っているのですが...(^_^;

ご意見・ご感想等をお待ちしております。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【余談ですが...】

最近になって知ったのですが、
とうとう、かの名作にして民族的遺産であるM式が、
発売元より正式にサポートされなくなりました。(=_=;;;

まぁ、来るべき時が来たのかなという感じですが、
本当に惜しいことをしたものです。

実は、私は、最近になって、
M式の有効な活用法を思いついたのですが、
時すでに遅しというか、
M式の普及に貢献できなかったことが 残念です。(=_=#;

さて、それはともかくとして、話は変わりますが、
その思想を引き継いで、有志の方が、
通常のキーボードで、M式を実現するソフトを作られたそうな・・・。

どの程度まで エミュレートするのか わかりませんが、
残念ながら、それは、私からすれば、到底M式とはいえないシロモノですね。
(なんか、HPも とても わかりにくいのが 困ります...)

詳しいことは 割愛しますが、
もともとM式は、一見しただけでは、その利点は わかりにくいものなのです。
(私も理解するのに 15年かかりました(爆))

改めて言うまでもなく、
あの設計コンセプトを体現するためには、あのハードウエアが必要なわけで、
それを、従来のナナメズレキーボード(苦笑)で 実現し、
なおかつ、その利点を納得させることは、不可能でしょう。

単にキーの並びと操作性(機能)を同じにしてもダメです。
それは、このHPの冒頭で 述べている通りです。
「郷に入れば郷に従え」です。(笑)

英字を並べて、50音配列だと言ったところで、
100%誰も そうは思わないでしょう。(^o^;;;
(「子供だまし」という言葉がありますが、まるで“老人だまし”...)

単に、子音と母音を左右に分けたことにしかならないのでは、
まだ、Dvorak.jpのほうが、互換性があるだけマシです。(^o^;;;

話は戻りますが、私が思うには、
かの名作M式が 思ったほどに普及しなかったのは、
日本人の国民性や 人間の頭の固さなどの他に、
“敷居が高かったこと”が 挙げられるのではないかと思います。

つまり、その利点を理解し、使えると納得するのに、
かなりの理解力と想像力を必要とするのです。
(さらには、その使いこなしも含め...)

ストレートに言ってしまえば、
「わかりにくい」ということです。(^.^;;;

もちろん、わかりやすさが 即 普及につながるとは 思いませんが、
重要なポイントであることは 確かでしょう。

そういう意味では、
単に 子音と母音を使用頻度に基づいて分けるだけで
とりあえず使えるようになるアルファベット圏のキーボードとは
事情が違うといえます。

言い換えれば、見た目が Dvorak配列に似ていることも
欠点の1つといえるかもしれません。(^_^;;;

その某製品は、図らずも、M式の利点として
“マトリックス”的な設計思想に着目し、それを訴えようとしているみたいなのですが、
それならば、なぜ母音が「アイウエオ順」でないのか、説明がつきません。

また、本来 日本人が マトリックス状に かなを捉えるのは、
左手側に子音、右手側に母音がくるのが 自然であり、
その点でも、M式で 50音配列をうたうのは、誤っているといえます。

すなわち、結論からいえば、
従来のキーボードを用いて M式の利点=設計思想を体現しようとするなら、
この「Km式」のようにならざるを得ない(爆)(爆)(爆)わけです。(^o^;;;

もちろん、使い込んでいった段階で、
多少不便なこと(?)も 発覚してくるかもしれませんが、
ほとんどの人は、そんなに文字入力ばかりしているわけではないので、
通常の使用量においては、問題ないと思われます。(^_^;
(例えば、[Y]と[ん]の位置を工夫したことによって、
 低速打鍵にも 高速打鍵にも 対応できるものと思われます)


もしさらに改良を加えるとすると、
[P]と[F]の位置は 変えてもいいかもしれないと思います。
(現状は、統一感のほうを優先していますが、
 英語/カタカナ語では、Pやパ行がよく使われるので)


また、左手側の負担を分散するために、
右手側の空いているところに、JIS配列と同様、
濁点と半濁点を置いてもいいかもしれません。(^_^)

これにより、手で文字を書く時のような感覚で、
ローマ字入力≒マトリックス入力ができるようになります。
(その人の好きずきと状況に応じて、左手上段と使い分ければよい)

なお、このKm式で、M式を継承していながら、
母音をマトリックス状に配置していないのは、
広義の母音を排除して、打ちにくい小指を母音から外したほうが、
結果的には、日本語入力には適していることが 判明したからです。

母音を一列に並べるのは、Dvorak配列の影響かもしれませんが、
しばらく使い込めば、それが得策でないことがわかると思います。(^_^;
(このあたりは、主観的なものもあるかもしれませんが...)

また、広義の母音も、段ごとにキーを分けるより、
本作のように1つにまとめてしまったほうが 使い勝手が良いと思うのですが、
どうでしょうか???>森田先生。(^.^;;;


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