HIROSHIのベスト5歌謡曲


1 ごめんなさい/朝丘雪路 なかにし礼/筒美京平
HIROSHI: 「雨がやんだら」が有名な彼女ですが、私はこの「ごめんなさい」が結構気に入っています。何がいいってあなた、歌詞がすごい。「ごめんなさい どうぞぶってあなたの手で、おしおきなんかされてみたかったの 嬉しいの頬に残る痛みは くちづけよりも甘くて素的なの・・・」曲もなかなかステキです。
ターミー: なるほど、素敵な詞ですね。(^^)なかにし礼さんの<<どうぞぶって>>のフレーズは、奥村チヨの「恋の奴隷」にも出てくる。<<悪い時は どうぞぶってね〜あなた好みの あなた好みの 女になるから〜>>「時には娼婦のように」もそうだけど、ドキッとするような倒錯した愛の世界をけれん味なく描かせたら、彼の右に出るのはちょっといない。
伽 羅: ご、「ごめんなさい」、知らなくって。
雪路さんって浮世離れ(^^;)してて好きです。きれいでかわいらしくて。
テリー: ふむふむ。男女雇用機会均等法やセクハラ防止対策の義務化の世の中、この歌が好き、と、大声で言えなくなる時代がやってくるかも……?
いーや、よけいに流行ったりするか。裏で。

アブラヤ:

ははは(笑)しかし、この際いっそのこと男性演歌歌手に歌って貰ったらどうでせうか?
たとえば北島三郎や冠二郎等々…以外と彼等の新境地が開けるかもしれないど。(笑)

2 恋ってどんなもの/ジュディ・オング ?/市川昭介
HIROSHI: 「魅せられて」のジュディ・オング、記念すべきデビュー曲。当時彼女は松田トシさんに歌を習っており、全編ファルセットで「ママ、教えて〜、恋ってどんなもの?ママ、教えて〜、キスってどんなもの?チュッチュッチュ、チュッチュッチュ、小鳥は寄り添いキスをする、チュッチュッチュ、チュッチュッチュ、そおっとやさしくハイハイヘイヘイ」という歌詞を歌っています。アイドルしてたんですね。作曲が市川昭介というのも驚きです。
伽 羅: 「ママ、教えて〜、これってどんな歌?・・・」(ToT)アイドルとしてデビューかな。
ドラマとか出て、後で歌も出したのかな。愛らしかったんでしょうね。
ターミー: アグネスチャンやビビアンスーといった中華系アイドルの系譜というものがあるとすれば、やっぱりこの方が初代ということになるのかな?小さい時、オングって変な名前やなあと思ってましたが、その後仕事で香港に行くようになり、これが「王」(Wong)だったんだと妙に納得してしまいました。
テリー: ターミーさん、中華系アイドルですか? 山口淑子さんもそうなりますか?(笑)
でも才女が多いと思いません?アグネス然り。
ジュディさんも確か絵がお上手だったのでは?

アブラヤ:

なにを隠そうへそ隠そう(自爆)此処最近になってマイブームになっているのが…てへへっ!ビビアン・スーなのですよん。彼女って可愛いし歌も上手いですよね?(脱線親父!)

3 波止場エレジー/金井克子 有馬三恵子/川口真 1974
HIROSHI: ちょっと演歌チックなんですが、お馴染みの鼻にぬけるウィスパー方式で歌っています。あと、男声コーラスが「ハットバッハコッサッメ(波止場は小雨)」とちょっと聞くと何て歌っているのかわからない感じでステキです。「知らず知らず、泣いてた、小雨のさんば〜〜し」というところにかるくこぶいしが回ってていいです。
ターミー: 金井克子、由実かおる、原田糸子、奈美悦子...「レ・ガールズ」って他に誰が出てたっけ?
テリー: レ・ガールズ、名前だけはどこかで聞いたような……。
「他人の関係」の次回作がこれですか??
アブラヤ: 成る程…鼻に抜けるウィスパー方式か…言い得て妙ダス。力が抜けるような歌声…(笑)
1974年発表と云うことは、やはり「他人の関係」の次回作なんだしょ〜ね〜。
伽 羅: 「・・・・・・・・・・・・・・・ぱっぱっぱやっぱ?」(ToT)(ごめんなさい〜)

4 涙のバラ/都はるみ 三浦康照/市川昭介 1968
HIROSHI: GSブーム盛んなりし頃、美空ひばりの「真っ赤な太陽」「むらさきの夜明け」に続けと、畠山みどりやこまどり姉妹、村田秀雄にまでGSを歌わせたコロムビアレコードですが、何と都はるみにもミニスカートでこんな歌を歌わせていたんです。有線でリクエストするとかけてもらえるので是非一度聞いていただきたい。「わったしの〜ほっほおの〜涙のバッラ〜は〜、あんなたのぉ〜もんのなの〜、わっかっれ〜てぇもぉ〜〜」の「わっかっれ〜てぇもぉ〜〜」ははるみのうなり節が効いていてすごいです。おまけに最後は「わっかっれ〜てぇもぉ〜〜わっかっれ〜てぇもぉ〜〜」とフェイドアウトします。
ターミー: 都はるみさんは「ほいほい」初登場ですね。演歌はちょっとという口ですが、彼女の「大阪しぐれ」や「浪花恋しぐれ」、「夫婦坂」なんかはよくカラオケで聴かされて、酔っ払っているときなんかは、いいなぁと思う時がある。「普通のおばさん」を卒業してからのはるみさん、ノリはロックです。
テリー: ほんでもって、GS時代の唯一の「汚点」(失礼!)というわけですか。
はるみ節で、ロ……ロックなんですか、うううむ、1回は聞きたいけど、あとは……(笑)
伽 羅: ひばりさん、「真っ赤な太陽」はちょっと異色〜と思っていました。
いろんな歌にチャレンジしてすごいと思うのですが、ブームだったのですね。
「村田秀雄」にまでGSを・・・っていうのが可笑しいです。「わっかっれ〜てぇもぉ〜〜わっかっれ〜てぇもぉ〜〜」のフェイドアウト、聴いてみたいですね。
アブラヤ: あ、そう云われてみれば…都はるみさん「ほいほい」初登場ダスね。
しかし1968年発表なのですか…しかし今から思い起こせば変な時代でしたよね。
なんせ家のオフクロでさえミニスカートをはいていた時代だもん…無理もないです。(笑)

5 新宿ダダ/山川ユキ 石坂まさを/石坂まさを 1977
HIROSHI: 歌っている人が分からないのですが、子供の頃、「ダダ、ダダ、ダダダダダダ〜。新宿生まれで新宿育ち〜」という歌を聞いて、よく真似していた記憶があるんです。はるみやミーコもビックリするほどうなるので、母が「そんな声出していたらつぶれて玉川良一みたいになるからやめなさい!」と言っていました。もう一度聞きたい歌のっひとつです。
伽 羅: 知る人ぞ知る「新宿ダダ」ですな!
「玉川良一みたいになる」というのもすごいですね(笑)。
どうしても円谷プロか何かのCMから離れられないんだよなあ・・・ダダ(ToT)。
ターミー: 歌ってる人は山川ユキ。同時期に出た桜たまことよく間違えるんですが、ぽっちゃりしたお姉さんでした。ところで、私も伽羅さんと同様、今回、聴いたことあるのはこの曲だけでした。ジャンジャン。
アブラヤ: しかし「ダダ、ダダ、ダダダダダダ〜。新宿生まれで新宿育ち〜」って(笑)
殆どヤケクソ状態じゃないの?(^^;)別にダダイズム等の影響下にある哲学的な歌詞とは思え
ないし…でも、山川ユキって結構可愛い顔して足が綺麗だったような記憶があるにゃ(笑)
テリー: 本当は私はこれすら知らなくて……今回全滅でした。(平謝…)


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