JBの練習では

しょうもない話をするのも楽しみのひとつです。
今日はなぜか「どういう音楽にピンとくるか」みたいな話をだらだらしてました。

新曲を練り、二人して「おっ?」と手ごたえを感じながら演奏を終えた時、Bが突然
「わかった。その人の世界感に共感できるかやわ。」と言いました。

おお。Bは時々天才的に核心をついたことを言います。

なるほど、とJは感心しつつ
「そういうたら私はその人の立ち姿かなあ。」とつぶやきました。

今日できた新曲の歌詞をJが書いたので
遠回しにほめてくれたのかもしれません。

遊びみたいに始まった感もあるJBですが
ちゃんとピンときたのでやってる、というようなことを
今までに一度だけ、練習の時にBが言うたことがあります。
その日、Jは口もとをにやつかせながら
ちゃりんこを漕いでスタジオから家まで帰りました。

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