菊池鈴々の「RinRin日記」
95年10月分
■本 ●漫画 ▼TV □雑誌 ○同人誌 etc.
●漫画は独断評価つき(5点満点:★1点・☆1/2点)
文中敬称略
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10/31(火)
- ●ブレスレス・ブラッド(2)/真崎春望 ★★
- 怪物を倒しつづける人間と怪物のハーフの青年の話。
- ●桜の降る夜/真東砂波 ★★
- うちゅうじんもの・ごうせいにんげんもの・たいむすりっぷもの。以上。
- ▼「爆れつハンター」
- ▼「開運!何でも鑑定団」
10/30(月)
- ▼「笑っていいとも!」
- テレフォンショッキングにCHARが出る日だったので、夫のために録る。
- ●プラチナジャングル(2)/すずはら篠 ★★★
- 篠原正美がペンネームを変えた。はじめ私は「るろ剣」の同人誌でこの名前を見たので、同人用ペンネームを変えたのかと思っていた。
- ●きらきら馨る/高橋冴未 ★★★☆
- 最近WINGSでみかける平安モノ漫画。一巻めを読んだ限りでは「ジャパネスク」ほどシリアスな感じはない。
- ●きみにやどる星/高橋冴未 ★★☆
- SFネタは、ある程度開き直ったものか、よほどちゃんとしたもの以外は評価がきつくなりがち。
- ●こぐまのマーチ/入江紀子 ★★★★
- レデイース系短編集。「半径2M」は部屋じゅうをしめる巨大ベッドを買った女性の話で、眠るのが趣味ときっぱりいう、その態度やよし。
- ●牡牛座の恋人(剣と翔平シリーズ4)/中田雅喜 ★★★
- JUNEに掲載されたもの。オリバーとビリーの話がメイン。
- ▼「鬼神童子ZENKI」
- ▼「魔法騎士レイアース」
- レイアースと那州雪絵の「月光」は構造が似ている、と言っても両方の話が通じる相手が周りにいないことが判明。
10/29(日)
▼「ワイン殺人事件」
NHKの新銀河。奥菜恵めあてに日々録画しておいたのを、夫とまとめて見る。
●片恋パラダイス(2)/こいでみえこ ★★☆
放課後の職員室シリーズ。同人誌からの再録に商業誌の短編をプラス
片恋だけど、ちいともパラダイスではない。やおい系なのででてくるのは男ばっかりなんだけど、ひとりタカラヅカ男役的美女がでるのがめずらしい。
□「いちばん好き」創刊号
吉祥寺企画の新雑誌。今後は「ラキッシュ」とこれだけになるらしい。
あべ美幸の「WHIZ KID」は、どーしても若木の「イズミ幻戦記」がすけてみえる。
10/28(土)
- 某ファンジンの印刷。製本。今回は32ページなのでわりとラク。
- □「小説Passion」'95秋の号
- こんなにやおい雑誌読んでどーする、と自分につっむ今日この頃(^^;)。特にめあての作者はいなかったけど買ってしまった。最近、買おうかやめようかと迷うのが面倒くさい。これもある種の「境地」ってやつなのか(T^T)
- ▼「ハンマープライス」
10/27(金)
- □「小説花音倶楽部」vol.6
- 原作が小説で後に漫画化、というのはよくある話だけど、今回の松岡なつきは原作が同人誌の小説で、後にムック本で漫画化、もいちど商業誌で小説。ひとつぶで3度おいしいのね。あ、ノベルズも出すから4度か(^^)。
うぐいすみつるのおなべバーレポート漫画がよかった。
四谷シモーヌのページでジェレミー・ブレット(イギリス・グラナダ版のホームズ役)が死んだと書いてあった。あの人のホームズは(露木茂の声とセットで)とてもよかったのに…
- ▼「セーラームーンR」再放送
- ▼「ガンダムW」
- ▼「エルハザード」
- 某ファンジンの原版制作。貼りこみなど。表紙をHP200LXの拓本(^^;)で作る。4コマまんがをふたつ描く。
10/26(木)
- ▼「幽遊白書」再放送・二話連続放映
- ▼「ふしぎ遊戯」
- ▼「H2」
10/25(水)
- ■ベイシティ・ブルース/神崎春子
- 刑事ものやおい・連作短編・再刊
Hシーンはそれなりにあるし、猟奇的な死体がでたりSMの人がいたり、いろいろあるんだけど、全体的にイヤラシくない。登場人物が(Hというより)おおらかに助平だから(^^;)
- □「小説JUNE」12月号
- めずらしく、早くも9割方読んでしまった。
佐々木一帆の「…おやすみ、人魚姫」は、なんか読後感がそっくりな話を読んだばっかりのような気がしてバックナンバーを見たら、6月号の「すずめの神さま」とコンセプトが似ていた。作者は同一人物。やっぱり(^^;)
私は「栗原知代のとろとろ日記」の愛読者なので、ずっとこの人のコラムがあると嬉しい。カラダをはったエッセイ(今回はそうでもないけど)には常々感服する。
- ▼「幽遊白書」再放送
- ▼「新世紀エヴァンゲリオン」
- ▼「タモリのスーパーボキャブラ天国」
10/24(火)
- ■龍と魔法使い(4・5・6)/榎木洋子
- コバルト文庫3冊まとめ読み
タイトルがあまりにも「そのまんまやんけ」って感じなんで損をしてるかもしれない。
最近のコバルトの中では、かなり力のある人のように思う。
- ▼「爆れつハンター」
- ▼「開運!何でも鑑定団」
10/23(月)
- □「ブレス」vol.9
- やおい系コミック誌。かなりポルノ寄り。
はじめのうちは「女の子のためのホモポルノコミック」ってキャッチコピーが表紙に書いてあったのを見て「デリカシーがないかも…いくらホントのことでも(^^;)」と思っていた。いつしか「Homo Porno Comic for Girls」に変わっていた。英語の方がパッと見た感じの恥ずかしさが少ないってことなのかなあ。
野火ノビタはシリアス物の方がいいと思うので、この路線は○。
- ▼「鬼神童子ZENKI」
- まだ数回しか見てない(しかも中途参加)けど、まあ、話はだいたいわかる。
今回は犬神がけっこう二枚目に描かれていた。彼を「美少年」にしたいのか「美青年」にしたいのか、どうもハッキリしない。こういうことは結構だいじなのに。
- ▼「魔法騎士レイアース」
- 海とチゼータの姉妹が戦う回…だよね。アスコットが健気でかわいそう。
- ■「聖地」(下)聖域・4/倉科るり
- バイクレースやってるやおいモノ。
ちゃんと話がおさまってないので、まだ続きが出るはず。
- ■僕を殺した女/北川歩実
- 「新潮ミステリー倶楽部」
僕「篠井有一」はある朝目覚めたら女の体になっていた。今いるマンションの一室は、自分の部屋のはずなのに見知らぬ男「宗像久」が住んでおり、今は1995年だという事実をつきつけられる。昨日は1989年のはずだったのに。
記憶喪失の主人公の事件というと島田荘司の『異邦の騎士』とか、失われた数年間に別な人生を送っていた酒井美羽の『異国にて』とか、記憶と認識のうんちくがいっぱいの京極夏彦の『狂骨の夢』とかを思い浮かべるが、性別(!)が変わっていて、夫がいるらしい、というのはけっこうとんでもない。5年程の記憶を失っている主人公は当初、大林宣彦の映画『転校性』を思い出して「篠井有一」の体を見つけて、入れ代わることはできないか、なんてことを考える。また、この体の持ち主が多重人格で、現在の「自分の意識」そのものが架空のものだという可能性に恐怖する。
こういうタイプの話は好み。
主人公は、体は女でも自己認識は男のままなので、なりゆきで同居し、行動を共にしてくれる宗像に心ひかれてゆく様子は、私の「やおい回路」をピリピリ刺激する(笑)。
やおいうんぬんはさておき、恋物語としての一面も作者の意図するところだと思うので、そういう楽しみ方も許されるんじゃないかな。怒られちゃうかな(笑)。
- ●MIND ASSASSIN (2)/かずはじめ ★★★☆
- 思ったよりは地味な展開。
- ●ふしぎな森のマンドラゴラ/高階良子 ★★
- 日本人女性が、旅行中ルーマニアの森で秘密の儀式に遭遇し、ガイアへのいけにえにされかけるが、脱出。帰国後女児を出産。その少女はガイアの力をふるう。
10/21(土)
- 近所の本屋で『さいとうよしこ&ゴーゴーカラオケ団のアニカラ100』を見つけてしまったので(笑)買っておく。田舎なので回収にもれたんだろう。今頃になって店頭にならぶっていうのもヘンだから、ずーっと売ってたのに気がつかなかったってことかな。だってアイドル雑誌のあたりに置いてあったのよ、私のテリトリーぢゃないもん。
- ■風の回廊/木根尚子
- 近未来のF1が舞台のやおい。
とはいっても『サイバーフォーミュラ』みたいにマシンが進化してるわけではない。
F1ドライバーのふたりが一旦は恋人になりながらも、ひとりが事故のため左腕を切断、4年間現役を引退する。その後、義手のハンデを乗り越えてF1へ復帰。恋人とも再びシアワセになる。おまけの短編は、ある朝目覚めたら恋人が「子供」になっていた、というもの。えみくりの同人誌でも数回やっていたネタ。
- ■札幌の休日3/桜木知沙子
- Hシーンはほとんどない。やおいというより青春小説なんだけど、そーいう細かい分類をしていると収拾がつかないので(笑)一応、大学生やおい。
家庭の事情で自分の存在そのものに罪悪感をもっていた主人公だが、何もかも「逃避」だった生活を自覚。親に逆らい、自分の恋心を認めようとする。
女の子を利用して傷つけたりして、見苦しいまねをしていたが、やっと告白して相思相愛だったことがわかる。以下次号(笑)。
- ▼「ハンマープライス」
- イチローの掛け軸がでた。掛け軸はいつもは外国人のネタなのに(笑)
イチローがとんねるずのファンなのに驚く。掛け軸の見本を石橋が書いたら、「これ、もらっていいですか」とか言って嬉しそうだった。
10/20(金)
- ●天を見つめて地の底で(7)/高橋美由紀 ★★
- 天に帰るをやめた堕天使と彼/彼女を愛する少年の放浪の物語。
いわゆる「クサイ展開」も少女漫画のひとつの魅力。
- ●夢幻奇談II−キツネの嫁入り−/高橋美由紀 ★★
- 日本民話を題材にしたホラーファンタジー。
- ●MIND ASSASSIN (1)/かずはじめ ★★★☆
- なんとなく気になっていたけど、今日まで1巻目がみつからなかった。
医院を開業している主人公が、第二次大戦中にナチスが開発した暗殺者(他者の精神と記憶を破壊できる超能力者)の子孫で三代目の能力者。遺伝なのか一子相伝なのか、そおいうことはさておき(笑)その能力で人の相談にのったり助けてあげたりしようとする。が、うまくいかなくて必殺仕事人(必ずしも命を奪うわけではないらしい)になってしまう。
記憶を封じられた同居人のエピソードもそのうち出てくるだろう。
とにかく背景が白くて線が細い。最低限の状況や場所がわかるような背景はきちんとしている。いわゆる心理描写に多用される集中線とかベタとかトーン削りとかが、意図的に排除されていて、静かなムードが似合っている。
- ▼「セーラームーンR」再放送
- ▼「ガンダムW」
- またしても2クール分をふりかえる回。前回はリリーナ、今回はトレーズが語り手。話が複雑だから、2回にわけて説明したんだろう。
- ▼「エルハザード」第3回
- 前回、何かいわくありげな物が光ったのに、無視して話をすすめるんだもんな。昔のタツノコプロみたいだ。忘れたころにまた出すんだきっと。
10/19(木)
- □「少女コミック」
- 篠原千絵ひとりのために買うのも哀しいけど、ヒモをはずして立ち読みするのは大人のするこっちゃないしねぇ。いらん付録つけないでくれれば買わずに済むのに…出版社のおもうつぼってやつ?
- ▼「幽遊白書」再放送
- 前日のぶんとまとめて2話。なんとなく見てしまう。
- ▼「ふしぎ遊戯」
- 現代日本側の兄の調べで、書物を日本に持って来た人物が娘を殺して自殺していたことがわかった。主人公は兄の勧めをふりきって、書物の世界に残る。
原作読んでないんだけどこれって全部原作のとおりなのかしら。
- ▼「H2」
- もうちょっとハイペースに話を進めてくれてもいいよねぇ。来年の夏に甲子園の話をあわせるつもりでゆっくりやってるのかしら。
10/18(水)
- 諸般の事情により、ドイツの友人と京都でなく姫路城にいくことになった。新幹線の中で無事合流。姫路は初めての私だが、彼女は二度目だという。彼女の夫は初めてらしい。
- ■純情フラストレーション/やすはらあおい
- 中学時代、同級生を友人五人で輪姦しちゃってから、恋人同士になってしまった被害者と加害者のカッブル。現在大学生。輪姦のとき現場にいたメンバーが、次々に現れて波紋をおこすとともに、愛を確認していく…3エピソード全部にHあり。
- ●トーキョー・ガーディアン(6)/佐野真砂輝&わたなべ京 ★★★
- 超能力者や陰陽師などで構成される警視庁第11課の面々が妖魔やら悪の科学者やらと戦います。この巻は少し地味か。堤さんがあまり出てないせい?
- ▼「新世紀エヴァンゲリオン」第3回
- この回で雑誌掲載に追い付いてしまった。漫画版はアニメの後追いになるのか、別展開になるのか?
早くも絵が甘いところが目についちゃったりして。なまじ期待が大きいと目をさらにしちゃうからなぁ。演出しぶいからいいけど。
- ▼「ドラゴンボールZ」
- 絵が甘いとか演出とかそういうもんだいじゃないっす。まあさいごまでつきあいます。
- ▼「タモリのスーパーボキャブラ天国」
- この番組を見るようになってから、ニュースステーションと疎遠になったかも(笑)
10/17(火)
- ■しあわせの共犯者/鹿住槇
- 学園・家庭やおい
親の再婚で義兄がふたりできてしまった主人公の一人称。「男に迫られ続けて困った」から「恋がめばえる」まで。HはB’まで(笑)
- ■こいきな男<やつ>ら/御木宏美
- 職場やおい
オフィスと住居が近接していて、男4人で同居している。うち二人はできあがったカップル。残ったうちのひとりは、カップルの片方に10年ごしの片思い。最後のひとりはむくわれないその人に6年ごしの片思い。まったくもぉ。後者ふたりのHあり。
- ●いいひと。(1)/高橋しん ★★★
- 「絵にかいたようないいひと」の主人公(男)が人の好さゆえに苦労しながらも、なんとか希望の会社に就職。会社の新人研修先ではやくもトラブル。「いいひと」すぎて会社組織のなかでは浮きまくる予定みたい。
- ●雲上楼閣綺談(参)/後藤星 ★★★
- 雨乞いのために仙人にいけにえにされた少女が、そのまま仙人にひきとられ、女仙をめざして修行をはじめた。3巻目でやっと、仙人と少女の恋物語になるんじゃないか…とにおわせる展開になった。ああ、先は長そう。
- ●空の風景(4)/大野潤子 ★★★
- サッカーをする高校生達の連作短編シリーズ。「みんな生きるのに不器用だけど、がんばろーね」的な雰囲気がいい。
- ●恋のめまい愛の傷(2・完)/一条ゆかり ★★★
- 昔別れた年下の恋人が、婚約者の弟だった。弟の方にまだ魅かれている自分を自覚しながら兄と結婚してしまう。まず、ここが主人公のおばかなところなので、感情移入しづらい。自分が、他の男に惚れていながら結婚生活ができる性格かどうかくらい、もっと早く気付けばいいのに。
新婚の奥さんを弟にとられてしまう兄は不幸のどん底。離婚届けを弟にくれてやる姿はオトナっすね。
「年下の恋人」が生意気でかわいいから、いいんだけどね(苦笑)
- ●愛しのバットマン(11)/細野不二彦 ★★★
- 香山雄太郎のキャラがみごと。
「でも私はギャラリーフェイクの藤田の方が好き」
「えーっ、あんなひねた性格の男?」「香山の方がずっといい」…誰も同意してくれない(笑)
- ●化身の都/中山星香 ★★
- 東京の「ゆがんだ気」を修復するため、「陽の器」として選ばれた少女が人柱にされようとしている。両親が急死したばかりで気落ちしているとはいえ、加えて、殺す役目の「風の司」が二枚目だとはいえ(笑)「殺されてあげてもいいわよ」という主人公を肯定できない。結果として殺されるかどうかは別として『ブルーシード』くらいには、じたばたして欲しいと思う。
- ▼「幽遊白書」再放送
- ▼「爆れつハンター」
- 魔法世界で悪のソーサラーが人々を虐げているところに、どこからともなく5人組(男三人・女二人)が現れて退治する仕事人形式。
女の子とみれば鼻の下をのばす「諸星あたるタイプ」の男がなんであんなに愛されるのか、お約束とはいえ、ピンとこない。そのうち主人公たちの心理面の描写があって、視聴者に納得させてくれるものと期待する。
- ▼「開運!何でも鑑定団」
- 懸賞グッズが結構な高値。なんでも大事にしてる人はいるもんなのね。
10/16(月)
- ○桑原水菜の炎の蜃気楼シリーズ
-
- 皙月恋情EX./帝国狂詩曲
- 25時の迷宮/帝国狂詩曲
- ○科学忍者隊ガッチャマン
-
- ○小野不由美の十二国シリーズ
- 十二国見聞録/50/50 ORIGINAL
- 十二国異聞/麟々蘭々
- 十二国麒/熊本に新幹線を呼ぶ会・K支部
- PARADISE十二国/101匹らんちゃん
- 泰麒晩成/常在戦場
- 極界庭園/MINNOW
- 極界庭園・弐/MINNOW
- 極界庭掃除/MINNOW
- 王様専科/BOSCO
- 飛翔/月の王様
- 比翼の鳥・連理の枝/北松沙衣
- 懸想のススメ−王様のきりんX−/少年家宝社
- ふつうの半獣/由々胡
- 虎落笛/渡辺由香里
- 花信風/渡辺由香里(由々胡)
- 麒麟王国/大曼茶羅亭
- 王様と一緒/レアチーズ
- 天綱の一に曰く/角笛一声
読みかけでおいといたのも含め、同人誌一気読みの日であった。
「十二国」本の中に綾辻行人のエッセイが転載されて、文中の「彼女」っていうのが小野不由美だと示唆しているものもあれば「小野先生と綾辻行人氏はどういう関係なんですか?」と書いているものもある。おしえてあげないよ(ポリンキーの節で)。だって、もうどの人が言ってたのかわかんないわ(笑)。ああ書いてあれば私より親切な読者が教えたことでしょう。情報ってそうやって流れていくんだなあ。
- ●「華の王(3)」市川ジュン ★★★
- 主人公は北条政子。この巻は木曽義仲の敗北から義経死亡まで。
あの時代に女性が生きていくというのはどういうことか、を語りながらきっちり大河ドラマを描いてしまう。こういうのが「あり」なんだからレディースコミックも幅があっていい。このテのタイプでは、佐伯かよのも大河してるよなあ。
- ▼「幽遊白書」再放送。
- ▼「魔法騎士レイアース」
- OPとEDが変わった。OPは顔のアップが増えたかな?
ランティス…そのききだし方って絶対色仕掛けだぞ(笑)。
10/15(日)
- ▼「西洋アンティーク鑑定会」
- 制作BBCだけあって、淡々と鑑定が進む。「何でも鑑定団」を見慣れているせいか少し物足りない気もする。次から次と上品に鑑定していくので30分なのに紹介数は多い。
- 梅田の関西海外SF研究会の例会(キタの例会)に行く。いつものように女三人で本を回しあう。重いけどしあわせ。
京大SF研の若者数名参加。京都SFフェスティバルの話をする。企画が朝の10時からときいて驚く。今回は合宿明けにみんなで移動するタイプではないので、朝の10時には会場にたどりつけないかもしれない。世間の人は早起きだなあ、といつも思う。コミケ系でも午前中が勝負だもんねえ。
- ●「NATURAL(1)」成田美名子 ★★★★(5点満点)
- 日本に養子として引き取られてきたペルー人の少年をとりまく家族(主に姉)と友人たちの今後が楽しみ。成田美名子は前向きな姿勢が本領だと思うから、迷える主人公も成長してゆくことだろう。
- ●「かしましハウス(2)」秋月りす ★★★★
- 四姉妹と父の話。次女と三女は少々極端な設定で、長女と四女はそうでもない。後者のネタの方がじわっと面白い。父のカゲは薄い。平凡な日常を切り取って笑わせるのがウマイ人だと思う。
10/14(土)
- ドイツの友人が日本に来ていて、京都観光にくるというので、待ち合わせて会う予
定をたてる。京都のコミックランドを見せてあげるとよろこばれそうな気がするが、
私もいまいち、場所に自身がない。何度か行ってるのに(^^;
- 自宅で生命保険会社の説明をうける。保険をみなおそうと思っているのは確かなの
だか、どのタイプが自分たちにベストなのか迷っているうちに、二年くらい過ぎてし
まった。かなりつっこんだ質問をしたので、けっこうわかった気がする。でもなぁ。
- 夫の人の強い希望により、通天閣に観光に行く。これまでにも、近くまでは何度も
行っているんだけど「やはり中にはいんなきゃダメだよ」との説に一応つきあう。
内部エレベーターに乗るのに一人500円。チープさを楽しむ料金としては無理のない
お値段といえるかも。
- 10/12にオープンした、ダイヤモンド地下街、愛称「ディアモール大阪」に足をのば
す。出来たてのほやほやなので、人が多くて大変だった。ただでさえ複雑な梅田の地
下がいっそう便利になり、いーっそう迷子になりやすくなるわけだ。
とりあえず三省堂をチェックに行く。コミックはぬるい。ないも同然。むしろ文庫
版の方が揃っている。たんび系は無視されてるみたいなので、私は通う必要がないら
しい、ということはわかった。夫は「パラサイト・イヴ」「らせん」「ソリトンの悪
魔」を買う。今年の話題作を年末においこみで読むのである。
- ▼「ハンマープライス」を見る。
- 今日は「学園祭もの」なので、いつものようなマニアの戦いにはならなくて、ある種、安心して見ていられた。学園祭に使うお金はある程度限度があるもんね。
10/13(金)
- □『小説b-BOY 11月号』を買う。
- この雑誌は『JUNE』より読了率が高い(^^; 小説8作中の6作を買ってすぐ、ちゃ
っちゃっと読めるんだからかなりいい方か。雑誌代のモトはとってるかも。今回6作
中で一番まともなのは池戸裕子かな。
- ▼「セーラームーンR」の再放送を見る。
- 私は周回遅れ(しかも2周か)なので、いまRを見ているのだ。LDを買う気もビ
デオをレンタルする気もないので、このままのんびりいくつもり。
エイルとアンが地球を去り、次回から、ちびうさが登場。ほら、みなさん懐かしい
でしょう?
- ▼「ガンダムW」を見る。
- これも2クール分をふりかえってる回。タイクツだ。
このあいだ、ある文章を読んでいて「GW」という字が出できたので、つい「ガン
ダムウィング」と自動変換してしまったが、文脈からいうと「ゴールデンウィーク」
のことだった(^^; 脳みそに激しくバイアスがかかっている自分を自覚した次第であ
る。
- ▼「エルハザード」第2回を見る。
- 初回を見たかんじでは「エヴァンゲリオン」にかなり水をあけられたかと思ったけ
ど、一応、もう少し見てから考えよう。
主人公の関西弁はヘタだし、ワキ役の生徒会長はうっとうしいし、異世界ファンタ
ジーのメインストーリーでどこまで引っぱってくれるのか、にかかっている。異世界
の王女様はかわいいけどさ。
- ▼「タモリの音楽は世界だ」を見る。
- 「明和電気」という会社名のパフォーマー2人組がいい味だしてる。この番組にで
て人気(?)が出る前から、関西では時々テレビで見かけて、ちょっと印象に残ってい
た。このノリで全国にブレイクできるのだろうか?
- ▼「探偵!ナイトスクープ」を見る。
- 私のまわりでは裏番組の「料理の鉄人」派が多いような気がするが、私はこのベタ
な関西風味の番組が好きなのよ。番組に依頼して、出演する素人さんたちのかなりの
人がものおじしないのには、いつも驚く。
10/12(木)
- ▼「幽遊白書」の再放送を見る。
- ▼「ふしぎ遊戯」を見る。
- 2クール終わったから、今回はまとめてふりかえるってやつだ。絵はキレイ。書物
の中にはいっていった登場人物のゆくすえが、つじつまをあわせられるのかどうかが、
不安だ。ちょっとだけ読んだ連載中の少女コミックでは、転生してたりして、無理な展開のような・・・
- ▼「怪盗セイント・テール」新番組である。
- 小学生の女の子二人組み(情報と実行に作業を分担している)の怪盗。しかも理由
は(たぶん)人助け。相当むちゃだ(^^;)
往年のキャッツアイのパターンで(恋人未満の)男の子がレギュラーだが、なにせ
こっちも小学生なので刑事というわけにもいかず、刑事の息子が探偵役。金田一少年
も人気があるようだから、これもひとつの「はやりもの」かもしれない。
とある事件で彼が警察の役に立ち、市長から(!)捜査許可証を(!)もらう。「こ
れを見せればどこででも捜査ができる」メダル状のシロモノ。「おいっ!ここは日本
ぢゃないのかよーっ」とつっこむ私の声が空しく響く。時代はともかく一応は日本ら
しいのだが。名前も日本語だしなあ。翻案の国籍不明ミステリー風ってヤツ?
絵柄は魔法もの風だけど、基本は手品であるところが新機軸か。変身(じゃなくて
変装なんだけど)の決め台詞は確か「神よタネもシカケもあることをお許し下さい」
だった。魔法のスティックに相当するスティックは仕掛けもので、手品師の父親から
かすめとっていろいろと仕込んでいるらしい。
神秘主義より技術で勝負するあたりは評価できる。でもおー、やっぱりひどい(^^;)
次回はもう見ないと思う。
魔女っ子系はいまいちあわない。「ウェディングピーチ」は3回、「ナースエンジ
ェルりりかSOS」は2回しか見ていない。一応チェックはいれてみるっていうだけ
だ。本来の対象であるお子様にうければいいんだから、まあこんなもんか。でも「魔
法騎士レイアース」はずっと見てる(^^;)
これだって、魔女っ子系と異世界ファンタジーのミックスだから本来いまいちのジ
ャンルのはずなんだけど、設定が暗いからいいわ。
10/11(水)
- ▼「幽遊白書」の再放送を見る。
- 本放送のときは幽助と桑原が叫んでいるだけの回を見てうんざりしてくじけて、何
クールもしてから再度見はじめた過去がある。今は蔵馬と飛影がでてるのでノープロ
ブレムだ。
- ▼「新世紀エヴァンゲリオン」第2回を見る。
- 暗くていい。すんごくいい。世界の存亡を賭けた戦いが一気にはじまってしまって
無理矢理マシンの操縦(といっても神経接続型でかなり生々しい)をさせられる涙目
の男の子が情けなくてとてもいい。
オープニングアニメのカット割りがやたらと細かくて、ビデオのジョグシャトルで
見てやっとわかる。わかってから見ると、見えるけど、私の動態視力ではついてゆけ
ないぞ。
GAINAXがんばってね。ナディアのときみたいに途中で絵が荒れたりしません
ように。
これがアニメの今期一押しだ。文句なし。
- ▼「祝!タモリのスーパーボキャブラ天国丸出し超絶品スペシャルよ!」を見る。
- 個人的には「まずーしいのにぃーマッキントッシュ」が好き。
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