旭化成と木村明
セン南うろでるプレスの表紙に使っている私の似顔絵は旭化成が作って下さったものです。
前立腺肥大症治療薬フリバスを発売した旭化成の担当者が、
東京共済の部長だった私を訪ねてきて、患者発掘を目的とした前立腺肥大症のパンフレットを待合室に置かせてくれ、と言いました。
そのパンフレットには監修したドクターの名前が。私のライバルではありませんか! (その先生は私の事をライバルとは思っていないでしょうが。)
「こんなパンフレットを待合室に置いておいたら、患者さんがあっちの病院に行ってしまうよ。私の名前の入ったパンフレットを作ってくれたら、置いてもいいけど。」と言いました。
そうしたら、その担当者、本社の企画の人たちを連れてきて、本当に作ってくれたんです。
私が開業したら、このパンフレットはもう増刷されないか、と心配しましたが、なんと私の肩書きを「東京共済部長」から「木村泌尿器皮膚科院長」に変えてくれて、今も印刷をしてくれています。
私のところだけに置く目的ではなく、全国の病院・医院に配る資料として(もちろん何種類もあるパンフレットの一つに過ぎませんが)印刷し続けてくれているのです。
2008年3月20日