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過ぎ行く時 〜 土地を買って家を建ててみました 〜
社会情勢 、そしてお値段は


はい、想像以上に高かったです。

この高かったというのが契約したハウスメーカーが高いという意味ではありません。
他のハウスメーカーなども含め、家を建ててみようかなと思い、SNSなどを参考にしながら抱いた予算感。
その予算感が甘かった。
抱いた予算感よりも高かったという意味です。


1970年代前半の値上がり

1970年代を迎える頃、愛知県名古屋市内を走る男性の運転手と女性の車掌が仕事していた市営バスの運賃は5円か10円だったように記憶しています。
ところが、5年ほどの間に、密かな楽しみであった車掌さんはいなくなると共に、あれよあれよという間に100円とかになったように記憶しています。
そして今は200円位。

1990年頃、バブル期のチェーン店の牛丼は一杯400円位だったでしょうか。
そのバブルが崩壊した2000年を迎えた頃からデフレが始まり300円前後ぐらいを数年間、推移してました。
小売物価統計調査による価格推移のサイトにある全国の牛丼(外食)1杯 価格推移 / 過去104ヵ月でその推移を確認してみました。
2015年、長いデフレを脱し400円位になり、2023年8月には500円位になっているようです。

2023年9月頃に検索した結果 2015年1月〜2023年8月





住宅の建築費の推移

ところで住宅の建築費はどのような状況でしょうか。
一般財団法人 建設物価調査会のサイトにある建築費指数(主要10都市)グラフでその推移を確認してみました。
2015年基準接続指数 2015年指数=100に対し契約した2022年7月時点126とは。
それも2019年を迎える頃からあれよあれよという間に値上がりしていたとは。

さらにこの値上がりは現在も続いています。
2023年秋の時点では134位のようです。


2023年11月頃に検索した結果


2022年7月に契約し2023年3月に着工合意したその金額は

もし貴方が2000年頃に購入・建築されていたならば、その時の金額を頭に思い浮かべたかもしれません。
多分、その頭に思い浮かべた金額の倍位かもしれません。

SNSにある坪単価。
その単価はどこまで含めた費用から算出したのでしょうか。
購入する側としては内装、インテリア、諸経費なども含めた金額から算出した坪金額であって欲しかったです。
2022年末、SNSにある坪単価に対し倍とまではいきませんがそれに近いかもしれないと思いました。

2023年に契約された方は2022年に契約した私の金額よりもより高値になっているかと思います。

色々なハウスメーカーや工務店が全国津々浦々ありますが平均すると何となく「100万円/坪」位なのではないでしょうか。
また一つのハウスメーカーでも複数の商品・デザインがあり、その選択で坪単価は変わることでしょう。

今回、私は大手ハウスメーカーの注文住宅でしたから2022年の契約ですが「100万円/坪」よりも高いです。

そして私が契約した2022年7月よりも2023年10月には20万円/坪位高くなっているような気がします。
 
ただ任意のハウス・メーカーでも複数の商品があり、どの商品を選択するかで坪単価は変わるだろうし。
ましてや間取り集の中から選択・間取りをシミュレーションしながら造っていく商品もありますし、単純に坪単価比較は難しいような気がしています。


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