長寿の秘訣”張りある生活” 


 国民健康保険中央会の「活動的余命を高めるための研究会」調査 
(日本経済新聞1998年4月30日(木)発行から抜粋)


  交友関係が広く、食事は規則正しく、かかりつけの医者がいる。
 


 国民健康保険中央会の「活動的余命を高めるための研究会」が行った調査
で、”交友関係が広く、食事は規則正しく、かかりつけの医者がいる”という共
通点が元気なお年寄りにあることが29日、分かった。研究会は「元気な高齢者
は張りのある生活を送っており、長寿に対する意欲も強い」と話している。

この調査は全国の市町村から80ー85歳の活動的な高齢者男女合わせて約
3、200人を選び、家族構成や生活態度、健康、交友関係等を調べた。全体の
男女の比率は1対2だった。


それによると、「元気づけてくれる人がいる」と答えたのは90。7%、「元気づけ
てあげる人がいる」との答えも80%を超えた。また、現在も仕事を続けているの
は農業、漁業を中心に15.9%.仕事を辞めた人でも、6割以上はスポーツや
ボランテイアなど「生きがいとなる活動がある」と答えている。

食事は「規則正しく食べる」人が96.3%、「食事の際によくかむ」は84.6%、
「病院の医者」などかかりつけの医が「いる」と答えたのは96.8%に達している。



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