生き方 



 死ぬための生き方  



・ 柳田邦男(作家)さんの話

 「在宅ホスピスって何?」と聞かれたら,私は、

生きるための死に方として最高の方法」と答えることにしている。    あるいは、「死ぬための生き方として最高の方法」と答えてもよいかも    しれない。 ・  自宅で好きなときに好きなことをやり、気ままに過ごすことによって、    精神的に前向きに生きることができ、そのことが全身の合理的な活性化    にプラスにはたらいて、大幅な延命効果をもたらす。 ・  在宅ホスピスというものは、まさにその人の人生を断絶することなく、    よりよい人生の完成のために手を差しのべる方法なのだ。 ・  しかし、在宅ホスピスは相応の専門的な知識と問題意識を持った医療    スタッフの支援がなければ、成立しない。 ・  また、患者と家族も十分な自覚を持って、いかに生き抜くべきか、つま    り「生きるための死に方」あるいは「死ぬための生き方」を考え、実践し    ていかなければならない。

在宅ホスピス協会川越博美会長の話
 「ほんとうの意味での在宅ホスピスケア」というのは? の質問に対し、

・ 「一番大事だと考えているのは、その人が生きたいように生きて、死にた
  
     いように死んでいくことをサポートすることだと思います。」  
 
* 在宅ホスピス協会 


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