HSLNダイアモンド・名古屋サミットの写真集 ダイアモンド・名古屋サミットの報告概要 (HSLN 会員のメールを転載)
1.開催日時:平成11年4月27日(火)11時から 2.開催場所: 名古屋にて 3.出席者:愛知の山ちゃんと三浦半島の古木さん、前田@神戸さんの計3名です。
出席者からのメールを抜粋して下記に転載します。


 前田@神戸さんより

快晴に恵まれた今日27日、名古屋駅頭で愛知の山ちゃんと三浦半島の古木
さんと落ち合い、楽しい一日を過ごして先ほど帰ってきました。私はお二人
とは初めてですが、写真を送っていただいていたので、すぐわかりました。

しばらく地下の喫茶店で音楽の話しに花が咲き、11時半頃古木さんご期待
の「味噌煮込みうどん」を食べに山本屋本店に行きました。すでにたくさん
の人がいて、しばらく店の外で待ってから席に着きました。詳細はあらため
て報告しますが、なかなか美味しかったです。

その後金山駅のそばにできたボストン美術館に入り、モネやルノワールその
他印象派の展覧会を観ました。立派な会場に多くの絵が展示されていて、入
場者もいっぱいでした。エジプトを初めとする古代地中海の諸美術も展示さ
れていて、思わぬ機会に観ることができて感激しました。
それからしばらくホテルのロビーで憩いながら、古木さんのポルシェの話し、 人生論、パソコンについてなどなど、話が盛り上がりました。 その後地下鉄で栄駅へ行き、テレビ塔の見える大通りを歩き、夕食に「ひつ まぶし」を食しました。ここでも老後の生き方などについて歓談し、古木さ んの列車の時間が迫ってきたので、まだ話し足りぬ感じではありましたが、 再会を約して名古屋駅で別れました。 初めてお会いしたにもかかわらず、温厚な大人風の山ちゃん、快活な古木さ んとの会話は、十年来の知己のように続き、本当に楽しい一日でした。いろ いろお世話くださった山ちゃん、どうもありがとうございました。車の話の ほか楽しい話題を提供してくださった古木さん、どうもありがとうございま した。 このような出会いも、HSLNのお世話をしてくださっている柿沼さんあっ てこそできたわけですし、考えてみれば多くの方々に支えられて、初めて成 立したわけで、感謝しております。 以上取り急ぎ名古屋ミニオフ会の状況をご報告申しあげます。「味噌煮込み うどん」と「ひつまぶし」の賞味報告はいずれあらためて。



 三浦半島の古木さんより

ついさっき、(午後9時すぎ、)無事帰宅しました。
今日のダイアモンド・名古屋サミット、大変楽しく、
時間の経つのを忘れました。
  お昼の「味噌煮込みうどん」は期待どうりの美味しさ
だったし、ボストン美術館での名画鑑賞は、本物の
迫力に圧倒された感じでしたし、しめくくりの、栄での
「櫃まぶし」も、美味しかった!
前田さんからは貴重な書物や資料を頂戴しまして、
あらためてお礼申し上げます。
ホストの山ちゃんには大変お世話になりました。
今日の会合で、ますますHSLNの持つ良さ、を実感
した次第です。 話題もつきませんでした。
またの機会をたのしみにしております。



 愛知の山ちゃんさんより

本当に楽しさを極めた一日でした。

すでに前田さん、古木さんからも報告があったように、われわれ3人は
このメーリングリストで知り合ったご縁で、ここ名古屋に集いました。

前田さんとは初対面でしたが、もう最初から十年の知己のように打ち解けて
おおいに話しが弾み、全く尽きることが無いという感じでした。帰りの
新幹線の時間のため打ち切らざるを得なかった訳ですが、そうでなかったら
一体どうなっていたことやらと思います。あげくの果て、今度はどこか温泉
にでも泊って語り明かそうというような話しさえ出たほどです。
一体何をそんなに話すことがあるのか。全く不思議な気がします。
われわれ3人共に70歳以上の同世代人としては、老いの日々に対する共感し 合える思いが深く、また戦中派として過去に苦い共通体験を持っています。 それに加えて、熱烈な音楽愛好家としての共通の趣味に結ばれて、尽きること の無い共感の渦に巻き込まれていったのではないでしょうか。 予定通り金山(かなやま)地区に最近完成したばかりの「名古屋ボストン 美術館」を訪ね、はるばるボストンからもたらされた貴重な美術品の数々に 深い感銘を覚えました。しかしそのほかには特に何処に行くでもなく、 ご希望の「味噌煮込みうどん」と「うなぎの櫃まぶし」を賞味しながらもひたす らに話しに終始しました。 よき友を得て至福の時を共に出来たことに深く感謝します。またこのような 機会を開いて頂いたHSLNに、特に献身的にその運営を担って頂いている 柿沼さんに対し改めて厚くお礼を申し上げます。 ではまた。皆さんお元気で。




 前田@神戸さんより

名古屋の食べ物レポートです。

「味噌煮込みうどん」は古木さんが、かつて名古屋に仕事で来て食べたとき
の思いがあって、今回もう一度その味に出会いたいと熱望されたこともあり、
お昼に3人で食べました。

山ちゃんが何がいいか、どこがいいか、ときめ細かく配慮され、そこかしこ
試食してくださった結果、名古屋駅地下の「山本屋本店」に行きました。
11時20分頃見計らっていったのですが、もう店内はいっぱいの人、外で
3人ほどの順番待ちでした。
案内されて店内の奥のテーブルに座り、古木さんは熱燗を注文、メニューは 限られていて、ふつうの「味噌煮込みうどん」のほか、名古屋コーチン入り、 かしわ入りなど、数点でした。かしわ入り1550円、ふつうのがたしか 1100円、名古屋コーチン入りは2100円くらいだったと思います。 これにご飯をつけている人もありましたが、われわれは山ちゃんの推奨で、 かしわ入りを頼みました。昼時ですし、ご飯はなし。すぐ大きめの器に、白 菜やきゅうりの漬け物が運ばれてきました。お箸と渋い色のよだれかけも。 そして間もなく湯気の立つあつあつの「味噌煮込みうどん」が運ばれてきま した。鍋焼きうどんのような焼き物のお鍋です。蓋を取ると濃いめのみそ汁 とうどんが煮立っていて、味噌のにおいがしました。
具はかしわと薄いかまぼこ、それに好みに応じて卵を入れます。非常にシン プルなお鍋でした。うどんはあつあつなので、少しずつ鍋の蓋に取って食べ ます。蓋には蒸気の出る穴はありません。最初はうどんに芯があって、少し 抵抗がありましたが、食べているうちに柔らかみが増してきました。慣れも あるのでしょう。 みそ汁はだしが利いていて、辛くもなく、私の口にも合いました。古木さん は、この味、この味とおいしいを連発して、再会に感激、満足のようでした。 おそらく、最初に出会ったときの風景も思い出しながら味わわれたのではな いでしょうか。私もおいしいと思いました。寒い冬のお昼には絶好の食べ物 ではないでしょうか。
「ひつまぶし」は、栄町の「いば昇」という、和風の構えのうなぎ屋さんへ 案内してもらいました。入ったところは椅子席、突き当たりに池に錦鯉が泳 いでいる小さい中庭があって、まわりに幾つも小部屋がある店でした。まだ 4時半頃だったので、客はほとんどなく仲居さんが手持ちぶさたなようでし た。 奥の部屋でビールを飲みながらしゃべっていて、頃合いを見計らって注文の 「ひつまぶし」が出てきました。「ひつ」は「櫃」で、旅館でよく見る黒塗 りの「おひつ」です。人数によって「3人びつ」「4人びつ」があるそうで す。蓋を取ると1センチくらいに刻んだうなぎがご飯の上にびっしり。
年輩の仲居さんの説明によると、まずたれを入れ、うなぎを敷き、ご飯、そ の上にうなぎを敷くということでした。そして食べるときには、全部をかき 混ぜて、お茶碗に取り、1杯めはそのまま、2杯めは刻んだねぎをのせて、 3杯めはおねぎとわさびをのせお茶漬けにするのだそうです。 かき混ぜてあるので、ふつうのうなぎどんぶりと違って味がよくしみ込んで 美味しいと思いました。2杯めを食べたあとのお茶漬けはあっさりして食べ やすく、なるほど合理的な食べ方だと思います。 韓国ではご飯と具を混ぜて食べるといいます。あつあつの容器に入っている ビビンパもそうです。「ひつまぶし」の発想は、この辺から来たのかも知れ ないとひそかに考えたのですが、単にまぶしたほうが美味いということから 来たのかも知れません。
どちらも初めてお目にかかる食べ物でしたが、地元でなければ食べられない 地方色豊かな食べ物ではないでしょうか。口の悪い連中は、名古屋には美味 い物はないなどと軽視するようですが、地方には地方でしか味わえない独特 の味があり、たとえそれは京の懐石料理のように洗練された物ではないにし ても、庶民の味わいが濃く捨てがたいものと思った次第です。 名古屋ミニオフ会は山ちゃんの好サポートに支えられて、食べ物についても 記憶に残るものとなりました。柳邊さんはじめ、いろいろと事前の知識を与 えてくださった方々にも厚くお礼申しあげて、私のレポートを終わります。 なお「ひつまぶし」のほうはビール代を含めて、ひとり3千円くらいでした。 それぞれ1枚ずつの写真を添付しました。






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