GSX1100SRにETCを

2010/10/23

■ はじめに

 二輪車用ETC車載器が普及してきたが未だに四輪用途比較して高価で、 取付けは専門業者に依頼する必要がある為、その工賃も加算される。
 私の刀はチタンコートスクリーンを使っているが、このコーティングがETC無線通信に 影響をおよぼすので不可、とETC車載器の説明書に書かれている。
 でも、アンテナの設置場所はスクリーン裏に置きたい。
 しかし4万円近く払って 変な場所にアンテナを付けられたく無いし、かと言って 「やっぱり通信できません」では困る。
 ってことで、手持ちの軽自動車で使っているETC車載器を使って実験する事にした。
 ちなみにこの車載器はキャンペーンで\500-で入手。もう少し早ければ完全に\0-もあった。

注意!(と言うかお約束)

 このページの内容は、ある条件における結果です。仮に同条件でも他車での動作は保証しません。

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■ ETC車載器を仮設する


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【アンテナの入手】
  • 四輪からアンテナを外すのは手間なのでアンテナ一本購入
  • フロントウィンドウ貼付けタイプ\2,000-(本体\1,200-/送料代引き手数料\800-)
  • 購入は日本ロードサービス株式会社から電話でOK

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【アンテナの固定と配線】
  • アンテナをチタンコートスクリーン裏にマスキングテープで固定
  • アンテナコードはカウル縁を沿ってタンク脇を通り、一旦シート下へ
  • アンテナコードは許容曲げ半径あり

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【車載器の固定と配線】
  • ETC車載器の固定は、車で貼りついていた両面テープの残り粘着力でペタ
  • シート下で余長を処理したアンテナコードは、サイドカバーに戻りタンクに立上る
  • 電源はバッテリー直の回路から取り、アースはシートフック・プレートとフレームの間から
  • 電源側にはガラス管ヒューズ(3A)を忘れずに

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■ 通行実験(問題無く通行できました)


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  • 実験走行は他社の通行の少ない時間帯を選びます
  • エンジン始動後、ETC車載器に電源コネクタを刺すことで電源ON
  • ETCカードを挿入し、緑ランプを確認
  • 走行後、外し忘れるとバッテリー上がります
  • 万が一のゲートErrorに備えて、後続車が無いよう間合を調整する

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■ 電源の取出し


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【コードの選別】
  • 電源はACC系から取る
  • カプラから先、尾灯の茶(Br)コードに割込む

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【割込み、電圧確認】
  • アースはシートロックの固定ビスに挟み込む
  • キーをP位置にし電圧を測定、OFFで無電圧になる事を確認
  • +側のコードがフレームと短絡しないよう手順を考えること

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【コネクタ処理】
  • 電源ヒューズから先を繋ぎ、先端をコネクタ処理
  • アースの接続位置を変更
  • 電源コードの保護用にスパイラルチューブを巻く

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【待機状態】
  • 作業を一旦中断
  • 電源コネクタをプチプチで保護し、ベルクロで固定

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■ アンテナの設置


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【アンテナコードの配線】
  • ヘッドパイプからタンク裏を通し、テールカウル付近へ配線
  • 保護のスパイラルを巻く
  • ETC未使用時はこの場所に巻溜め

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【アンテナ位置の変更】
  • スクリーン貼付けからメーター背面貼付けに変更
  • 走行実験をもう一度実施する必要アリ
  • フロントウィンドウ貼付けタイプなので、一手間加えます

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■ 完成


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  • 簡易型のETC車載器はインジケータ灯が無いので、動作状態が大丈夫かハラハラします
  • 二輪車専用ETC車載器を専門業者に取付けてもらう事をお勧めします(・∀・)

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