今話は次話の導入みたいなもんなので、 観てて面白かった(霧香が可愛かったシーンが多かった)わりに書くことはあんまりない。
1 話や 3 話でみせた霧香の超一流性 ... とでも言うのか、 戦いのセオリーを半ば無視しても許されるほど格が違う、てのが表現できてんだから、 あの程度の「力量」を霧香やクロエがみせれば、かな。今話くらいの体術だとミレイユにもこなせそうなんで、 逆にミレイユのレベルを落しておかないと差がつかず ── という構図がちょっち。 ふつーの殺し屋さんレベル〜ミレイユレベルの間の差が無くなってて、ミレイユの落胆が心に響いてこないです。
「おねがい、そんな目で見ないで」灯に照らされて延びる霧香の影が 3 つ ── てなまた含蓄ヤマほど詰め込んできた絵だけど、 ミレイユがイマイチだったので映えず。 というかミレイユのアクションが少しおかしいと思う。
霧香の身元が明らかになり、ミレイユは約束通り霧香を殺してしまっていい。 そこでなお警戒モードに入るに留まって霧香のリアクション待ちになってんだけど、 (ミレイユからみて)最悪のリアクションである、霧香がソルダ側に寝返ったとすると、 ミレイユは問答無用に霧香を撃ち殺せるんだけど、間合い不足でミレイユのほうが死ぬと思う。 霧香がミレイユに対して面従腹背モードに入るのであれば、 ミレイユが警戒していることを霧香に悟らせるのは損だ。 霧香がソルダから離れようとするならば、もちろん警戒モードは損だ。
警戒モードに入ったことを明示するなら霧香の間合いに入ってはならず、 霧香の間合いに入るなら警戒モードであることを悟らせてはならない ── んじゃないかと思うんだがな。
「コピーとはいえ、ランゴーニュ写本の一部を、 この目にしようとは ── 驚きましたよ ...」至福の瞬間。