スケッチブックですら一人で買えなかったころからすれば、 今回の行動力のあたり、「独立した人間」としての描写になってきたなあ。
まさかとおもうがクロエがミレイユのことを「霧香のお友達」と呼んでることに 釣られて ... とかいうオチじゃあるまいな。
霧香がテクテク歩いてる背景の貨物車は欧州モンに見えません。日本のものにしか見えないので、 いつのまに日本に?! と思ってしまった。
一人で夕食、「ほい」と手紙 ... おにーさんでなくじーさまのナンパとなってどれくらい失望したのだろーか。
コピーはミレイユん家に fax するってナシ? この場合、盗聴されていようとあまり気にしなくていいはずだし。
霧香の側としては、 電話かけて警告しようとし、それがだめならそのまま翻って走り出す ... 2 つ着目点がある。
一つ目。そのまま本を受け取りにいくという発想は全くなかったわけだ。
霧香が計画から外れてミレイユを庇いにいくという描写はこれまでもあったが、
つまるとこぜんぜん腕を信用しとらんようなのですが、
ミレイユはこれでもフランス最強の殺人代行業者、
なんではないんですか ...? 確かにミレイユ本人も認めてるように霧香からすれば
ミレイユの腕なんて信用する気にもならんかもしれないが ...
もう一つ。走る前に電話かけて手ぇ抜こうとしてるな。
かなりコピーが惜しいらしい :-)
ミレイユとの和解んとこではおくびにも出さなかったよーだが ...
「いつも二本とは限らない」という独白の答えでもあるんだろーが、 明確すぎてアヤが残ってなくて味わいが今一つつうたら贅沢かしらん。
「いつも二本とは限らない」逆に言えば、いつも二本である(二人でいるのが当然だ)と思っていたことになるとして。 今回、霧香の単独行動が多かったが、このあたりの霧香の親離れの 微妙な心理の動きは物語のラストでちゃんと活きるんかなあ?