あ〜松島や!幸豊かな名勝松島湾(宮城県 2010.08)


仙台から仙石線で東に30分ほどの所にある塩釜。
別名を千賀の浦とも呼ばれる塩釜湾は松島湾の支湾に位置し、日本有数の漁港で三陸随一と言われ、水産都市として古くから漁業が盛んでした。
塩釜はマグロ水揚げ高日本一の港町として知られ、日本一のかまぼこ生産地でもあります。
湾内は養殖業が盛んで、手前は商港だが対岸は漁港で大きな海産物の卸市場がある。
水産都市・塩釜の寿司は絶品でした。
特に大トロは油の乗った薄いピンク色で店主の親父さんも「滅多に食べられないよ」との言葉どおりの旨さ。
滅多にない小柱、そしてアジも甘みがあり海の幸の素晴らしさを実感。
マリンゲート塩釜からいよいよクルー船は塩釜湾から松島湾へ。
カモメが舞い、潮風が爽やかだ。
あ〜松島や!松島や!
松島湾の景色は芭蕉の名句そのものであった。
青い海に松の茂る岩
松島はその名のとおり松が多く、松と島の景勝地。
松島湾は仙台湾の支湾。湾内ではノリ、カキの養殖が行われている。
漁師の小さな漁船が松島湾を白波を立てていく。
岩場も多く複雑な海岸線が豊かな海を育てているようです。
五大堂は日本三景の1つである景勝地・松島の景観上重要な建物で、所属は近くにある瑞巌寺。
9世紀の始め坂上田村麻呂が奥州遠征の際に、毘沙門堂を建立したのが始まりとされ、 桃山文化の彫刻もあり、東北地方最古の桃山建築と言われている。
平安時代に創建された瑞巌寺。
その参道は大きな杉の木に覆われパワースポットの感も。
今に伝わる桃山様式の本堂などの国宝建築は400年ほど前の江戸時代に伊達政宗が復興させもの。
   
 
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