E・J・サリヴァン
Edmund Joseph Sullivan
(1869-1933)
大画家であった父、マイケル・サリヴァンに指導を受ける。
1868年に「デイリー・グラフィック」紙のスタッフとなった。その後、ゴールドスミス美術学校で教鞭を取り、リトグラフ・本の装飾を教えた。晩年には工芸美術協会の会長になった。ボイド・ホートンとデューラーに大きな影響を受ける。アーサー・ラッカムとは親友だったらしい。たしかにラッカムの絵と共通点を感じるが、洗練が足りない印象を受ける。ナマの絵であって、消化されていないのだ。
サリヴァン作
「カイザーの花冠」挿絵
(1915)
ジョン・バニヤン作「天路巡礼」挿絵(1901)
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