八木岡のカーブの東側には小さな塚がある、円墳らしいが未発掘のためくわしくはわからない。
中央に榎木が2本枝を伸ばし、その根本に野仏が墓所を守るように並んでいます。
この塚には10数個の古い墓石と江戸時代中期に彫られた如意輪観音様の石仏が4体、
それよりちょっと古い時代のお地蔵様が2体ほど2列に並んでいます。
江戸時代この地方には「十九夜様」という女性達が講を組んで行う月待信仰がありました。
東側が開けている村はずれのこの塚に、毎月19日の夜に各家の女達が集まり、念仏やご詠歌を唱和しながら月の出を拝んだのだろう。
十九夜供養塔として祀られた、この如意輪観音様や地蔵菩薩を見ていると、そぼくな十九夜様の風景が目にうかぶようだった。
今の十五夜様とは違う、民衆の月待信仰の貴重な遺構が残っていました。
「野仏」
榎木の間にある如意輪観音様。
何ともおだやかなこの如意輪様の表情が私は好きだ。
C11325 6001レ 1998年11月
「すすき野を行く」
秋には築堤いっぱいにすすきが花咲きました。
重連がすすき野をかきわけてやって来た。
C11+C12 6001レ 1998年10月
真岡鉄道に珍しく雪が積もった。
田んぼが真白になった。
C1266 6002レ 1998年1月
線路端の枯れ草を燃やし害虫の卵やさなぎを焼く野焼きは、1月中旬の風の無い日に行われる。
毎年狙っていた題材だったが、やっとSLとからめて撮影することが出来た。
「野焼き」 C11325 6001レ 2002年1月
築堤の下にはいつくばり、28ミリで冬の冷たい太陽を狙ってみた。
C11325 6001レ 2001年1月
「逆光線」
西側から28ミリで低い冬の太陽を仰ぐ。 (スノークロスフィルター使用)
C11325 6001レ 1999年1月
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