日産/西工(R5)スペースアロー ユーロツアー以降、富士重工21M(1M)ボディ車と日産車の大量導入を続けていたリムジンバスだが、富士重工のバスボディ撤退に伴い、西工ボディ車が導入となった。 (KL-RA552RBN) |
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第一次量産車は42人定員車のL535-536の2台が納入され成田本線で活躍。 |
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L590との違いは、強いて言えば右下にABSシールあり(笑) |
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2003年には大栄・箱崎を含めリムジンバスに西工車が大量納入された。 2003年以降の納入車は横の窓に黒いスモークが入った。 千葉200か851 234-30242R5 |
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2008.4.16開業初日の成田空港〜新横浜線に充当されたL231。開業らしく新横浜の桜の脇を走行。 千葉200か847 |
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2003年5月(556-559、391-395)、7月(631-633,27)には補助席付き50人定員車も昭和島と箱崎に納車。大栄には42人定員車が入った。 軸重の問題から補助席を2つ外し、さらに貸切ばりのアルミホイールとなった。黒窓に銀ホイール、さらに車高も低くヤンキー仕様! 品川200か866 558-30550R5 |
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西工(MT)車両は全てトイレ付のため、全車成田線に使用されていたが、2010年頃から補助席付車両が順次運賃箱を設置し羽田線車両へとなった。 品川200か866 558-30550R5 |
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2014年12月にL240号車の非公式側(運転席側)に丸型のアンダーミラーが試験的に取り付けられた。 千葉200か969 240-30742R5 |
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西工MT車両のコックピット。メーター部分は同じR5形式のでこっぱちと同じ。 でこっぱちでは椅子の右側下にあったホイールパークがハンドル左下の移動した。 2004年車からは小ダイヤ置き場が右側音声合成の下のエアコン吹き出し口に移動になった。 2003年車までは音声合成の上に設置されている。 L612 |
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貸切にも納入された西工車。但し、リムジンでは貸切の証であったマーカーランプがないなど外見は路線車と変わりがなくなった。 ついに念願のトイレ付貸切車両が登場。 2003年車までは左側の角型ミラーが上向きについている。 品川200か917 |
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NRTに到着したL27号車。 窓ガラスには路線車よりも薄いブロンズガラス色のスモークが貼られた。 品川200か917 27-30750R5 |
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L27のリア。貸切車両だが公式側にトイレが設置されている。 品川200か917 27-30750R5 |
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L27の車載用液晶ワイドカラーモニタ。 22V型のTM-L220Wを装備。貸切車両のため、時計も設置されている。 品川200か917 27-30750R5 |
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L27のトイレ。 初めて貸切車にトイレが装備された。 循環式トイレを採用。 2004年4月導入までの路線車両も同様の循環式トイレを採用している。 |
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循環式トイレのため、青色の薬剤で洗浄をする。 昔は電車でもあたりまえだったが、リムジンバスではいち早く清水式トイレをいれたことから、R5、M86(06年車両まで)、FD以降の車両はこの仕組みを使用していない。 |
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2004年度の新車は若干の仕様変更があった。 |
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貸切車両は窓のスモークも路線車両に比べると多少薄め。L27と違いマーカーランプも設置され貸切らしい姿になった。2004年車両は公式側(扉側)の横角型ミラーが三菱車に合わせ内側に入る形となった。(その後2003年以前導入車でも改造された車両もある) L27同様トイレ付の貸切車両となった。 品川200か1091 28-40750R5 |
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リアもマーカーランプで貸切とすぐわかる。 車内前方のピクトグラムは貸切なので禁煙と携帯禁止のマークがない。 品川200か1091 |
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L28の前方の液晶テレビ。 車内の照明が中央部一ヶ所でなく両サイド2列になっているのがわかる。 品川200か1091 28-40750R5 |
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L28のトイレ。 L27とは方式が変わり洗浄水に清水を使う噴射式となった。フラッシュボタンが点灯式になった。 品川200か1091 28-40750R5 |
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リムジンバスは空港外(一般道)と空港内の走行免許を持っている唯一バスのため、誘導員なしで空港内を走行できるため、VIP輸送にも良く使用される。 今回は聖火輸送の復路を担当し、羽田空港内を走行する、貸切のL28号車 品川200か1091 28-40750R5 撮影:よういち@幹線屋様 |
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エアチャイナに横付けされたL28。 品川200か1091 28-40750R5 撮影:よういち@幹線屋様 |
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聖火輸送のエアチャイナ A330-200 撮影:よういち@幹線屋様 |
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2004年11月にはさらに4台が昭和島に納入された。500〜600番台の番号が不足したためか381-384となった。今回は車内のLEDが液晶モニタになるなどの改良が加えられた。 品川200か1180 |
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2004年11月納入の381-382の少なくとも2台はアルミホイールが世界最大のホイールメーカーアルコアホイールを採用している。写真ではわかりずらいが左下にアルコアマークがはってある。熱伝導率が3倍向上、耐蝕性や耐衝撃性にも優れているらしい。 品川200か1180 |
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L381-382に取り付けられた、YOKOHAMAのHiTESタイヤ空気圧監視システム(タイヤ空気圧モニタリングシステム)の表示装置。 左側がタイヤの位置。 何もなければSTATUSに緑ランプが、STATUSに黄色や赤の警告がついたときに、タイヤの位置表示ランプも点く仕組み。 Kpaと℃も表示される。 品川200か1180 381-41150R5 |
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西工C-1を採用した2002年10月から(除く590)椅子のモケット色が変更となった。 旧色はこちら その後、旧車両(西工以前の導入車両)も更新時に同色の椅子に変更されている。 椅子は天龍工業製。 写真は2005年秋から登場した優先席。 |
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補助席付車両の車内。 貸切車と違い照明が中央一本の仕様。 L632 |
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西工MT車の後方からの車内。同じR5のでこっぱちとは違いハイバックのシートが並ぶ。 ドリンクホルダーは2004年以前の導入車両にも増設された。 L612 |
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リムジンバスでは座席間隔をギリギリまで広げるため、グローブボックスが網棚上に設置されているが、西工R5は運転席背後に設置されていた。 L206 |
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古参車が充当されることが多い府中滞泊での西工R5の2台並び。 2018年11月〜12月に天空橋に新車が入り、デコから引き継がれた府中滞泊も西工R2へと引き継がれ、貴重となった緑ナンバーのL632はこの後すぐに廃車となった。 品川200か1065 630-40450R5 品川200か908 632-30750R5 2018.11 |
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2019年度に入りR5はL206,207,208,630に加え、訓練車のL387,388のみとなった。 L630は扉を交換したのか、社番を貼り間違えたのか40450R5のはずが、表記が30750R5となっていた。 2015-16年にかけ30750R5に変わってしまった。 府中滞泊ダイヤから抜け、この日は成田本線2往復ダイヤに充当。最後の活躍を見せている。 品川200か1065 630-40450R5 2019.6 |
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2019年12月廃車を前に長距離路線の若葉台行に充当されたL206。 クリスマスイルミネーションをバックに渋滞の労を癒すL206。 車両もまもなく廃車とは思えないほどの輝きを保っていた。僚友のL209ともども2019年は大車輪の活躍をみせていた。 千葉200か1193 206-40742R5 2019.12 |