登録 2024.5.10弁護士河原崎弘
2020年4月1日以降に 発生した交通事故の損害賠償請求に適用するライプニッツ係数表/ 法定利率3%を前提
ライプニッツ係数(年金現価表) 労働能力
喪失期間/年ライプニッツ係数 1 0.9709 2 1.9135 3 1.8286 4 2.7171 5 4.5797 6 5,4172 7 6.2303 8 7,7861 9 7.7861 10 8.5302 11 9.2526 12 9.9540 13 10.6350 14 11.2950 15 11.9379 16 12.5611 17 13.1661 18 13.7535 19 14.3238 20 14.8775 21 15.4150 22 15.9369 23 16.4436 24 16.9355 25 17.4131 26 17.8768 27 18.3270 28 18.7641 29 19.1885 30 19.6004 31 20.0004 32 20.3888 33 20.7658 34 20.1318 35 21.4872 36 21.8323 37 22.1672 38 22.4925 39 22.8082 40 23.1148 41 23.4124 42 23.7014 43 23.9819 44 24.2543 45 24.5187 46 24.7754 47 25.0247 48 25.2667 49 25.5017 50 25.7298 51 25.9512 52 26.1662 53 26.3750 54 26.5777 55 26.7744 56 26.9655 57 27.1509 58 27.3310 59 27.5058 60 27.6756 61 27.8404 62 28.0003 63 28.1557 64 28.3065 65 28.4529 66 28.5950 67 28.7330
逸失利益の計算式
弁護士実務ではライプニッツ係数を使って逸失利益(得べかりし利益)を計算します1.後遺症の場合 得べかりし利益=年収×労働能力喪失率×ライプニッツ係数 (1)年収500万円、後遺症14級9号、期間5年の場合 影響を受ける期間を5年、5年のライプニッツ係数は4.5797とです。 1,144,925円=5,000,000円×5/100×4.5797 (2)年収1400万円、後遺症8級9号、期間17年(50歳)の場合 67歳まで17年間働けるとして計算します。
17年のライプニッツ係数は13.1661です。82,946,430円=14,000,000円×45/100×13.1661
2.死亡の場合得べかりし利益=年収×(100-生活費割合)/ 100 ×ライプニッツ係数 (1)年収1500万円、期間18年(49歳)、扶養家族2人の場合 67歳まで18年間働けます。67歳男性の平均余命は33.44年,その2分の1は16年(小数点以下は、切捨て)。長い18年を採用。18年のライプニッツ係数は、13.7535、扶養家族2人ですので、生活費割合30%です。 14,441,175円=15,000,000円×(100-30)/100× 13.7535