英文論文の書き方徹底講座
(7/21/2005, 改訂)
 
1. 何故英文で論文を書くのか
2. 準備編
3. 書き方編
4. 参考書
 
1. 何故英文で論文を書くのか
以前は私は論文は日本語で充分と思っていました。日本語の論文でも「麻酔」なら英文の抄録が載るし、Pubmedで検索できるしと思っていたのです。
 がしかし、
 私が米国留学中のことです。
師匠から与えられたテーマについて検討した結果、先生にいわれた内容はすべてこの論文で研究されていますとドイツ語の論文をみせたことがあります。答えはこうでした、よく分かったfortunatelyこれは英文ではない、ということで研究を進めるようにいわれました。これでよく分かりました。やはり英文で書かないと世界(=アメリカ)では認められないのです。
 英文で書き始めてみるとそれなりの利点があることも分かりました。

a. 論文の投稿から校正までオンラインででき、レスポンスも早い。
   日本の雑誌であれば、論文の投稿は分厚い封筒を書留で送るので郵送料やコピーの手間がかかります。その点すべてオンラインでできるので簡単で楽です。査読もオンラインで行われているため結果を知るもの1ヶ月程度とスピーディーです。日本の雑誌だと忘れたころに結果が帰ってきたりします。 このシステムになれてしまうと日本の医学雑誌はこのままで大丈夫なの?と心配になります。

b. 慣れてくれば論文を書く苦労は英文も日本語もそれほど変わらない。
   これはちょっと嘘です。でも英文に慣れると、逆に日本語の文章を書くのが苦痛だったりもします。そして日本語は学術的な記述には向かない言語だと感じています。

c. 世界からレスポンスが来る。
  
論文にメールアドレスが記載されているためか世界中からレスポンスが来ます。サウジアラビアからメールが届いたり、大御所からお叱りのメールが届いたりやはりレスポンスが違います。最近では某英文雑誌の査読依頼も来ました(日本語論文の査読すらやったことはないのに)。
 
それでは、稚拙ではありますが、自分なりに英文論文を書くときに考えていることをまとめてみました。
 
2. 準備編
 
まずはかたちから、
a. 辞書
英文を書くにはまずよい辞書が必要です。私が使っているのは、英和辞典、和英辞典、英英辞典と類義語辞典さらに、各種電子辞書です。
最近は電子媒体のものが流行っていますが、個人的には辞書は冊子体にこだわっています。 
 
英和辞典については、まず英英辞典を使うべきという意見がありますが、私は主として使っています。未知の概念を外国語で説明されてもなかなか理解することはできません。一方で、使い慣れた単語、特に動詞を英英辞典で調べてみると今まで意識しなかった微妙なニュアンスを知ることができます。この二種類の辞典を用途によって使い分けるのが賢い使い方といえるでしょう。
 そこで英和辞典です。英和辞典にも各種あります。まず大きく分けて、用例や語法の解説が詳しい学習英和辞典と、どちらかといえば収録語数に重点をおいた通常の英和辞典があります。学習英和辞典は、いわゆる高校生向きの物、通常の英和辞典としては、コンサイス英和辞典やリーダーズ英和辞典があります。ここで話題にするのは学習英和辞典です。
 まず、私の周辺でみかけた避けたい例をあげてみます。
 1)高校時代から使っていると思われる古い辞書を愛用。
 理由は下記参照
 2)他人の辞書ですませる。
 辞書は書き込みなどをいれて使い込んでいくべき
 3)大学院生がポケット版の英和辞典しか持っていない。
 英文の論文を書くつもりならあまりにも無謀

 学習英和辞典といっても高校時代からずっと同じ辞典を使っている人はすぐに最新の辞典を買うべきです。学習用英語辞典に関しては、1980年後半から1990年台にかけて劇的に進化しています。これは各種の論争(参考文献にあげた、副島先生による英和辞典の批判本)に加えて、発信型を標ぼうするジーニアス英和辞典の登場の影響が大きいといえます。発信型の辞書というのは、英文を読むためではなくむしろ英文を読み書きする際に使えるように考慮されている英和辞典です。例えば、USAを調べたときに、通常theを付けるという解説が付いているのが発信型になります。
 
発信型の辞書としては、ジーニアス英和辞典(大修館)が定評があります。もうひとつのお勧めは、スーパアンカー英和辞典(学研)です。昔のアンカー英和辞典はジーニアス英和辞典の編者の小西友七さんが編集に参加しておりそのころから優れた英和辞典であったのですが、山岸勝栄さんの編集でスーパーに進化しとても使いやすい辞書になっています。昔の単色刷の辞書からするととても派手ですが、ちょっとした英作文から論文作成までよき伴侶となってくれると思います。欠点は収録語数が少ないこと。これらの発信型辞書は収録語数よりも、基本的な語句の語法の解説に力を入れているからです。
もっと収録語数の多い英和辞典としては、プログレッシブ英和中辞典(小学館)を愛用しています。例文、語法などは上記の二冊に劣りますが収録語数は充分で安定感があります。一冊ですませたいときはこれだけでもよいかもしれません。それ以上のリーダーズ(研究社)とか大辞典系はとりあえず不要と思います。ハンディタイプは、ずばりハンディ ジーニアス英和辞典(大修館)がjust sizeですが残念ながら現在は発売されていないようです。これはジーニアス英和辞典から例文などを省略しコンパクトにしたものです。これより小さいポケット系は日常使うには小さすぎるかもしれません。

 
和英辞典は従来から評判はよくないですね。私もこれまで和英辞典でこれはというものに出会ったことはありません。日本語と英語という根本的に異なる言語の間の辞書というのは難しいということなのでしょう。英和辞典はとりあえず英英辞典の日本語訳で成立するのですが逆はそうはいかないからです。
 
和英辞典というよりは、英作文辞典的なのが、スーパーアンカー和英辞典(小学館)です。これは手紙やメールを書くときにも使えるので持っていて損はないと思います。ちなみに編者、 山岸勝栄さんのホームページには和英辞典の作り方の論文が掲載されており私のような辞書マニアにはたまらない情報が満載です。一読してみて下さい。スーパーアンカーの欠点は収録語数が少ないことで、他にも単純な和英辞典も一応必要です。よく電子辞書にも収録されているジーニアス和英辞典(大修館)は、定評のあるジーニアス英和辞典を逆引きできるように編集しなおしただけなのでこれ一冊だけではきついと思います(上記ホームページ参照)。いちおうプログレッシブ和英辞典(小学館)をお薦めしておきます。日本語をよく研究してできた辞書です。もっとよいものがあればメールで紹介して下さい。

 
英英辞典は、海外の英語学習者のために書かれたものを選ぶ必要があります。ロングマンとかオックスフォードだと基本的な単語だけで執筆されておりやはり日本語に訳すとわからない英語の微妙なニュアンスを知ることができます。英和を使っていて悩んだら英英にもあたってみるべきです。 両者の違いは、ロングマンが基本2000語で、オックスフォードは3000語で説明されているところです。 尚、ウェブスターとかランダムハウスはあくまでネイティブの人が日常使う辞書なので初めての英英辞典には向きません。

 
類義語辞典は、和英辞典的に使うとよいでしょう。あるシチュエーションで使う単語が分からないとき、まず一番簡単な単語を思い浮かべ、類義語辞典でその他の候補者を調べてみるのに重宝です。結構ぴったりの単語を探し出すことができます。論文をかく上で実は最も重宝する辞書なのです。私は、Roget`sのペーパーバック板を使っています。私の留学中の師匠は、ウェブスターの英英、類義語辞典の合本を愛用しており、表現に迷ったときはいつも類義語辞典を調べていたのが思い出されます。尚、ロングマン現代英英辞典のCD-ROM付きを購入すると、英英辞典以外に類義語辞典のACTIVATORの電子版が同封されています。これがお勧めです。

 
その他、各種電子辞書を活用するとよいでしょう。英辞郎(http://www.alc.co.jp/)は多数の人の協力で作られた100万語を超えるスーパー辞書で、医学用語もたいてい載っています。アルクからでてる冊子版を買うとよいでしょう。同様のものの生物系がライフサイエンス辞書(http://lsd.pharm.kyoto-u.ac.jp/ja/、こちらは羊土社から冊子版がでています。これまで紹介した辞書はあくまでの汎用品ですが、このライフサイエンス辞書は医学生物学領域の論文から集められた例文が豊富で必ず役に立ちます。まずインターネットで確認して下さい。この二つがあれば高価な医学辞書を買う必要はないとまでいえるものです。電子辞書の長所は、各種の辞書を連続して検索できることです。単体の電子辞書はまだ使ったことがないですが、予算と必要な辞書がマッチすればお勧めです。カタログ等みるのですがどうも搭載されている辞書の組み合わせでこれはというものを発見できていません。

  電子辞書に関しては別項にまとめましたが、讃岐先生の著書も参考にして下さい。
 
辞書選びに関しては、すばらしいホームページがありますのでご参照下さい。各種辞書の選び方から、電子辞書に関する情報まですべて掲載されています。
 
これらの辞書は、ライフサイエンス辞書以外は医学論文用ではなくあくまで汎用の英語用なので注意が必要です。当然医学論文特有の言い回し、使い方があります。できるだけ他の論文の文中での用例を確認して下さい。
お勧めはできるだけ多くの論文(自分の関連領域)をテキストで保存して一つのファイルにしておくことです。これをエディターで開いておいて確認したい単語をすぐに検索できるようにしておくと便利です。


 

私の愛用の辞書群

b. ワープロソフト

昔は、ワープロソフトにもいろいろあったのですが今ではワードの寡占状態となってしまいました。日本語なら一太郎という選択もあるのですが英語ならやはりワードということになるでしょう。あとはバージョンで実は昔のバージョンの方が機能が少なく使いやすかったりします。必要な機能は、スペルチェック、ダブルスペースに整形ぐらいですから。今のようにCPUが早くなるとエディタの必要性もほとんど感じません。
重要なのはスペルチェック機能でこれは自分の辞書を育てておく必要があります。また上記のライフサイエンス辞書には各種ワープロ用スペルチェック用辞書が収録されているのでインストールしておきましょう。
 
c. 文献の整理
この部分は特別なことをしていません。大学院生として学位論文を書いていた頃は、End Noteで文献を整理し論文の文献リストを作っていたのですが、最近は使っていません。がんがん論文を書かない人は手作業でもよいと思っています。ご興味のある方はこちらをお勧めします。
 
d. 統計
研究、論文といえば統計です。統計といえば、Stat View、一昔前はこのためにマックを購入するひとも多かったのです。Stat Viewが開発を中止してからもう数年になりますがいまのところ価格等を考えるとこれはというソフトはでていないのが現状です。私は、留学中に購入したStat Viewのアカデミック版(何とハイブリッド版)を今も愛用しています。
 今後使ってみたいのはJMPで特別体験版はすでに入手しています(JMP活用 統計学とっておき勉強法)。この体験版は使えるので入手して損はないでしょう。
グラフはDeltaGraphを愛用していたのですが、最近はエクセルでほとんどまかなっています。ちなみにエクセルは最初はマック用のソフトだったなんて知ってますか?その当時はロータス123の天下だったのです。

 
e. パソコン
論文を書くなら、windowsでもマックでも問題なし。少し古い機種でもそれなりのバージョンのワードがあればOK。最近は電子投稿なので一応対応のソフトを確認しておきましょう。
画面はできれば大画面のほうが使いやすいですがご予算にあわせてどうぞ。 あとはキーボードの感触です。これは好みがあるので今後パソコンを買われる際は是非キーボードにもこだわって選んでみて下さい(特にノートパソコン)。私の好みは、昔のダイナブック(最近家族用にダイナブックを買ったのですがぶよぶよのキーボードに愕然としました)、アップルの拡張キーボードII(現在も所有、机が占拠されるので使っていない)などです。今メインで使っているレッツノートも気に入っています。
 
3. 書き方編
 
まず日本語で論文を書いた後に、それを英訳するという人がいますが、これは時間の無駄です。また、日本語と英語は根本的に異なる言語であるから日本語を英訳することでよい英文になるわけではないのです。逆に英語を和訳するときにもあるていど意訳する必要があるのと同じ事です。アウトライン程度なら日本語でもよいのですが、あとは英語でいきなり書いた方が結局は楽です。

私の方法は、
ア. まず関連の論文数編を徹底的に読み込む。この課程で自分の論文に使えそうな表現にアンダーラインを引いておく。
イ. あとは、これらのピックアップしたバーツを使ってうまく論文の概観を構成する。
ウ. もちろんこれだけでなく自分の言葉で間をつなぎ、結論を導き出す。
という感じで作業を進めていきます。これでまず第一稿をつくり少しづつ仕上げていく。という感じです。
 
この課程で必要になるのは、文と文とをつなぐ接続詞、副詞です、
結果を表す
therefore(副)(so はできるだけ使わない)
強調してつなぐ
  moreover(副), furthermore(副), besides(副)
反対のことを述べる
  alternatively(副), while(接), on the contrary
比較しながらつなぐ
  on the other hand, whereas(接), in contrast, similarly(副)
付言・追加
  futhermore(副), in addition 
結果
  in conclusion
例示
  for example, in other words
転換
  then(副), by the way
要約
  in summary
結論
  in conclusion
 
これらの単語で、副詞は接続詞的に用いられるが、正確には使い分ける必要がある。
例えば、
文章A and 文章Bとは書けるが、
文章A. However文章B. (howeverの位置は文頭、文中いづれでもよい)と分けるか、セミコロンでつなぐ。 
 
  つなぎの言葉については普段論文を読むときから意識して語彙の感じをつかんで下さい。
 
次に動詞です。
動詞では、It is ---ed thatの頻用を避けることと、これと関連して自動詞、他動詞の区別が重要です。自動詞は受動態をとれません。
 
assume: 仮定する。
It is assumed thatで〜と考えられると記述するのは誤り。
同様に、allow, consider, examine, explain, discuss, investigate, requireもこの形では使わない。
 
attempt
attempt to do
 
flow: 流れる(自動詞)
他動詞としてはpassを用いる。
 
investigate: 調べるという意味で頻用
目的語には調査する対象、thatや不定詞は使わない。
Other studies have investigated the effects of BIS monitoring.
 
occur: (自動詞)受動態にはできない。
 
provide: 提供する。
provide A.  provide A with B.  provide A for B
Anesthesia was provided ...
 
refer
refer to A. or refer A to B  言及する。参考にする。関係する。
the paradoxical arousal phenomenon referred to in this section
 
require: 必要とする
the patients, who required at least overnight hospitalization
 
suffer: 病気に苦しむ(from)
 
Introduction
  Introductionは論文の顔でこの部分でまず読者の心をつかむ必要があります。本によっては、introductionは最後に書いた方がよいと書いてありますが、私は最初にざっと書いておいて最後に論文全体をみて修正するというやり方にしています。構成としては、
まず今回の論文の内容について既知の事柄を要約する。
ここで、however こんなことがあるとして問題点を指摘。
上記の問題点に対して、今回の研究で何をどこまで明らかにしたいのかを述べる。
最終的に、ここで指摘された事項について結論が対応しているかを確認する。
査読ではこの辺りは必ず確認されます。
 
ポイント
過去の研究についてまとめるときは現在完了形が多い。
動詞:study, investigate, examine, report
例文
a) Yasu et al. have reported that noxious stimuli provoked a decrease in EEG activity.
b) The effect of noxious stimuli on EEG activity have been studied by Yasu et al.
 
Materials and Method
 この部分は、データ収集中に書き上げておきます。ポイントは読んで他の人が同じ研究を行えるかどうか(技術的な以外)です。一連の研究の場合は過去の論文を引用して、簡略に記載します。研究の内容を知らない第三者に読んでもらうのもよいと思います。
 統計の方法についてもよく吟味して記載します。結果のひとつひとつについて統計法を具体的に記載する。
 
ポイント
実験に関する記述には受動態が多い
a) SEF95 was recorded at 1-min intervals (by) using custom software.
b) Intra-group comparisons were performed by the Mann-Whitney U-test.
 
Results
 まず、結果の表と図を書きましょう。
 結果の記載方法としては、文中に記載、表、図の三通りになります。どのように表現するかを検討します。図表には数に制限があることも多いので確認しておきましょう。
 図は最も変化を示すことができるが具体的な数字はあいまいになります。メインの結果にするとよいでしょう。文中にポイントとなる部分は数字を記載するがすべてを記載する必要はありません。
 表は具体的なデータを示すのによいので、研究の条件、背景のデータの記載に向いています。ただし変化や群間差をビジュアルに示すことができない欠点があります。
 その他細かなデータは文中に記載してもよいでしょう。あと結果を示す順番は基本的にはMethodに示した順番になっているほうがよいです。
Demographic data is shown in table.
Figure 1 shows ---.
There were no significant differences between the groups.
X in group A were significantly lower than those in group B.
記述は現在型、結果は過去形
 
Discussion
 この部分は論文の中心となるがそれだけに難しい。
 私の基本的な書き方は、
 Resultを受けて本研究で明らかになったことの要約。これをfinding 1, ---- finding xとする。
 
Our data show that ------ finding 1, and findindx.
We established ---
In the present study, -----. ---------------- -.
 
 あとは、finding 1から順に考察する。
 自分の研究の結果。過去の同様の報告。それらから明らかになったこと、意義など。の順に考察。
 これをfinding xまで繰り返す。
 あとはこれら総合して言えること、臨床的意義、将来への課題、本研究の限界などを記載して、最後に結論。
In conclusion,
Our data suggest that ------------.
 
ポイント
結果の考察には能動態が多い
受動態で、It is considered thatとかIt is considered thatとは表現しない方がよい
It seems thatも使われない

この結果が証拠を与えた式の文章
a) These results confirmed that intraabdominal irrigation produced the paradoxical arousal response.
b) These results provided undisputed evidence that the paradoxical arousal response actually occurs during the surgery.
例文bのoccurの時制は、過去の時点だけを問題にするのであれば過去形、現在でも継続している普遍的な事実の場合は現在形でよい(例文だと過去形かな?)。
同様に結論も、
It is concluded thatではなく
We conclude that ...とする。
Our data suggest that adequate analgesia is required to assess anesthetic depth correctly by EEG.

受動態の使われる場合
It should be noted that
It has been argued that
 
ここまでできたら推敲に移ります。
第1稿の完成で道半ばというところでしょうか。しばらく時間をおいてからじっくり推敲してみて下さい。
 
チェックポイントは、
時制、単数・複数、冠詞、能動態と受動態のバランスなどこれまでのポイントを参考に
 
Table 1 shows the demographic data.
Demographic data is shown in table 1.
 
どちらも私の論文にある表現ですが、どちらがよいのでしょうか?上は、私のアメリカの師匠が書いてくれた表現です。
Dataにtheがいるのか、これを単数で扱うのか複数かなど、基本的にはある程度統一ができていればと思っているのですがいかがでしょうか。 どうもしっくりこない単語や同じ表現が続くときは類義語辞典を活用しましょう。
 
最後に、
魅力的なtitle
abstruct, reference
 
 
投稿規定の確認
Cover letterの用意(letterのひな形は用意されていることもあるので確認を)
Anesthesiologyのcover letterはダウンロードできるので他誌にも使えます。
 
それではgood luck!
 
余裕ができたら具体的な各雑誌の投稿法、査読後の再投稿について追加します。
書き方編もまだまだです。

ご意見ご批判は掲示板までお願いします。
 
4.参考書
 
医学論文のためのPowerful English 林皓三郎著 メディカルビュー社
この種の医学論文のhow to本は各種ありますが、これが一番だと思います。私も掲載の英文すべては読んでいませんが精読をお勧めします。
 
科学英語の赤ペン添削講座 山口雄輝著 羊土社
上記の本もよかったのですが、こちらは新しいお勧めです。第一章と、二章を精読してあとは必要に応じてお読み下さい。日本語の論文書くときにも役立つはずです。一つのパラグラフでは一つのトピックだけを述べるというのは私も気をつけている部分です。

間違いだらけの英語科学論文 原田豊太郎著 講談社ブルーバックス
前著「理系のための英語論文執筆ガイド」もよかったですが、これは必読です。索引もついているので辞書あるいはハンドブック的にも使えます。
 
チャートでわかるaとanとthe  アランブレンダー著 講談社パワーイングリッシュ
冠詞の選択はいつも迷うところですが、一冊の本になるほどの問題ということが理解できます。これを読むのは大変なのでまずは、スーパーアンカー英和辞典の付録を精読しましょう。
 
ここがおかしい日本人の英文法 T.D.ミントン著 研究社
これは関連の部分だけでも精読しておくとよいと思います。
例えば、I supposeというのは、自分の言っていることに対して確信がない・疑いを持っていることを表すと解説されています。ということで論文の記述には使わない方がよいということが理解できます。このニュアンスが書いてある英和辞典にはまだ出会ったことがないのです。続編もでています。
 
英文法の謎を解く 副島隆彦著 ちくま新書
副島先生にはいろいろ批判もありますが、これは読み物として面白いです。続、完結と続きますが、続が一番面白かったように思います。英文法書として読むよりは日本の英語全体への批判の書としてして読むべき。
 
医学英語慣用表現集 第三版 小林 充尚著 文光堂 
ちょっと地味目な本でしたが、CD-ROM化され生き返りました。他の電子辞書と併用して医学表現辞典として使うとよいと思います。

英語辞書を使いこなす 笠島準一著 講談社学術文庫
この種の本の中では安価。英和、和英、英英辞典の活用法が中心。
 
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