剣尾山(784m)で”汗”しましょう
7月の3連休、遠出の計画もないまま家でブラブラするのも惜しいので、せめてもの近場の山にしようと考えている最中、またしても我が囲炉裏の仲間が、 『急ですが 夏山序盤の後半は「剣尾山」で”汗”しませんか?折角の ☆3連休☆ だけど遠出が出来なかった方 AND近場で 山したい方 どうでもいいから一緒にいきませう!!(^_^)』との案内がボード上に載る。
参加表明を特別しないまま当日の朝を迎え、「曇り空で暑くなさそうだし、一丁飛び入り参加とするか〜」と思い立ち、山支度に取り掛かる。
剣尾山は4〜5年前一度登った事がありましたが、記録も写真も撮らなかったので、丁度良い機会でもあったので。
【山 名】 剣尾山(784m)、横尾山(784m) 【地 域】 北摂の山 【日 時】 1998年07月19日(日) 【メンバー】 単独そして山頂で囲炉裏村の仲間とその友達に合流。総勢6名 【コ ー ス】 自宅=R173=能勢の郷〜剣尾山〜横尾山〜『かんぽの宿』温泉=自宅 (=:車) 【天 気】 曇り 。気温26度。 【時 間】 山頂まで約1時間。横尾山まで30分。所要総時間約4時間 |
自宅からR173を車で走行していると、突然畦野で渋滞に入り込んでしまう。昔は阪急池田か多田までと相場が決まっていたが、最近阪神高速も多田まで開通したから、この辺が今度渋滞するのかな〜。いずれにせよ良く混むとこじゃワイ!
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岩肌に彫られた仏像 写真クリックで拡大 |
囲炉裏の集合時間が能勢の郷で11時だから、間に合わない。遅れる事約1時間、やっと到着だ。
取り敢えず『かんぽの宿』がある能勢の郷有料駐車場に車を止めて、いざ出発。時間は12時ジャスト。少し急がないと、山頂で皆と合流できなくなるぞ!
暫らく歩くと左に能勢の郷キャンプ場があり、大勢の人達で賑わっていた。そう云えば今年5月の皆子山に登ったおり、葛川森林キャンプ村と比べて少し見劣りする感じがする。テントはまずまずだが、もう焼き肉バーベキュウの匂いが漂ってくる。旨そうだなぁ〜〜!
そこを過ぎるとすぐ、剣尾山登りの入り口が右側に見えてくる。
ここからが登りの階段が続く。
約15分程登りつめると、そこには大きな岩が横たわっている。よく見ればその岩肌に仏像の顔が彫られていた。と書くと初めて見たようだが、実は2度目だし前回は写真機を忘れていたので、忘れずパチリ!
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岩肌の間に道が続く |
ここ一帯は行者の修験の山として古くから知られ、ごろごろと露岩がころがり、巨大な岩の間をくぐったり、垂直の岩にはハーケンなどが残っている。低い山だが大峰のミニ版みたいな感じがする。
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能勢の郷 写真クリックで拡大 |
その岩場の端から見える能勢の郷や村の景色は実に素晴らしい。
わずか登っただけでも、こんな高度さを感じるのも珍しい。確かに北摂随一人気のある山だけの事はあるワイ。
左手下に見えるのが、能勢の郷と『かんぽの宿』だ。
今日下山後の温泉じゃねぇ!
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岩壁地帯を通り過ぎると、平坦な道になる。その道も右にカーブするあたりから登りとなり、雑木林に入る。更に登り切ったところに六地蔵が見えてくる。
登山口からここまで一気に登り、約45分程。一人だともっとゆっくり登るのだが、今日は囲炉裏の連中と合流せにゃならんし、しかも1時間遅れなので、ひょっとして降りてくるかもしれない?という気が急き立てられる。
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山頂での食事 写真クリックで別の写真掲載 |
やっと頂上に着いた。いるかな〜??
おっ!いるいる。 \(^O^)/
皆かたまって食事をしていた。「こんにちは〜」「いよ〜、来た来た!!」どうも私が突然現われる事を見透かされているみたいだ。そう云えば最近連続して飛び入り参加しているからかもしれないなぁ(^^;)
聞くと彼らはこの頂上に着いたのが、12時30分とか。私は13時なので、30分の差で済んだ。
やっと食事にありつけたぞ〜。山頂で皆とワイワイ食事をしながら写真を撮ったり、更に私の新製品開発のテストも兼ねていたので、それもチエックする。OKだ!\(^O^)/\(^O^)/
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横尾山の薮漕ぎ |
14時に山頂を出発し、横尾山(784m)を経由する事にする。一度下り又急登する。一面クマザサが蔽い茂り、ひどい薮漕ぎだ!暑い!
背丈ほどになったクマザサに、私の短パンが痛い。長ズボン持参しているが、履きかえるのも面倒だから、取り敢えず2本のタオルを利用して肌の露出部分をガードする。先頭を歩く百さんもわぁわぁ言いながら進んでいく。笹薮の暑さで全身汗びっしょり。
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横尾山下り。 写真クリックで拡大 |
ピークらしき所を何度も通過するが、二等三角点の標識が見当たらないので、どんどん先に進んで行く。と言っても数人が不安そうになり、引き返すような雰囲気が漂うが、ガンとして「必ずある!藪山にはつきものや」とけしかけ、進軍ラッパを吹き鳴らす。
「あった!」と大声の百さん。
それ以後、すっかり薮山の魅力に取り付かれたみたい。「面白かった〜!」を連発しきり。
餓鬼の頃を思い出したみたいだ。私もよく山で遊んだ口だ。
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『かんぽの宿』 |
そして最後の仕上げは『かんぽの宿』の温泉で汗を流す。極楽〜極楽じゃ〜〜!!
ここの温泉は入浴料500円でなかなか奇麗でよろしい。
ゆったりしたソファーもあるし、娯楽施設も充実している。ほんと最近何処の『かんぽの宿』は施設が立派になっているわ〜。安くて、下手なホテルよりずっと良い。結構利用させて頂いている。
今日は楽しい一日でした。暑くもなく、適当に風があり、そして藪山の一部も味わえ、家に着いてから食事をした後、すぐ心地よい眠りについたのでした
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