第3日目(10月8日) 涸沢からパノラマコースで上高地下山
モルゲンロードに輝く峰々(別の画像あり)
涸沢の夜明けはこれまた素晴らしい。奥穂、涸沢岳の尖峰に赤みのかかった色から黄金色に変わっていく大モルゲンロードが何とも云えない素晴らしさを醸し出してくれる。これもテントならでは味わえない特権だ。朝の食事をとりながらきっちりこの光景をゲットする。
余談だが、私が昨夜トイレに行ったおり帰りに迷ってしまうハプニングもあったが・・・(^ ^ゞ ポリポリ
余りにテントが多すぎ、我がテントが何処にあるのか解らなくなったのだ。やっと見つけた時は、ホッとした。この事は郭公さんは熟睡中のため全然気が付かず。

涸沢の全景(別の画像あり)
今回の下山にはパノラマ新道を下る予定であった。が本日連休の最終日の為下山道として選んだ人も多かった。涸沢ヒュッテ裏より登山道がある。上高地への最短ルートでもある。暫し難所も最初に通過する事になるが、のっけから渋滞の連続であった。思わぬ時間ロスを費やしてしまった。
パノラマ新道、難所の鎖場で渋滞
しかし、この渋滞が幸いする事もあった。北穂や槍ヶ岳の紅葉をゆっくり鑑賞でき写真も撮る時間がたっぷりあったからだ。
ただ残念なのが、屏風ノ頭まで行く時間がとれなかった事は返す返す残念であった。前から一度は歩いてみたいコースであったから、次回渋滞しない時期を選びたい。登りに使う人もあったが、少々キツイと思う。

最低コルまで登りが続くが、ピークを過ぎるとそれ以降は奥又白谷の下りが続く。結構長々と続く下り坂だ。
奥又白谷で最後の一休み
最後の沢で休憩をとり、残すはややなだらかなゴロゴロ岩を下るのみ。その時「あっ!」と一瞬顔が引きつった。
不注意にも小石に足をとられ左足の足首を捻ってしまった。幸い骨折するような事態でなくて良かった。(^ ^ゞ ホッ!
常備品で携帯していたテーピングで応急処置を施し、郭公さんのスティックを借り二本杖で下山する事が出来た。
いつも人に最後の最後まで気を緩めてはいけないと云いながら自分でやってしまった事に反省しきり。(^ ^ゞ ポリポリ
ひょっとして友が「俺がこうして躓いたんだぞ!」と私の身体をもって知らしめたような気がしてならない・・・。

新村橋を渡れば徳沢園に
DOPPOさんとの待ち合せ時間に少々遅れてしまった。明神館に着く手前、真横から見なれた顔がニュ〜と現れる。
あら〜こまくささんじゃ〜ないですか(◎_◎) 何と同じ連休を利用して双六、南岳、天狗原、槍沢のコースを歩いてきたとか。
特に天狗原の逆さ槍や槍沢の紅葉が見事だったとの事。後日彼の写真を私のおしゃべり掲示板で見せて貰い、成る程と頷けた。しかも、彼だけでなく関東から来ていたお二人の女性(囲炉裏の仲間)とも偶然出会う。何と幾人この連休に囲炉裏の人が入山していた事か。特にこまくささんがデザインした囲炉裏のワッペンをザックに縫い付けて歩いている人(それ私)を見たとき、たいそう嬉しかったと。その気持ちよ〜く解ります。私のウインドガードも槍ヶ岳で見つけたと。嬉しい〜\(^O^)/

梓川を振返り、左の山から下りてきた
上高地では相変わらず多くの人がバスやタクシーの順番待ちの列が長かった。こまくささんも我々と一緒に帰る事になったので、タクシーに乗る事にする。最後尾に並んだ途端、「平湯行きはいないかね」というタクシーの運ちゃんが言うので、すぐ「はい」と返事して待ち時間ゼロで上高地を下山する事が出来た(^^)/  4人いればバスもタクシーも料金はさして変わらない。平湯まで5000円であった。しかも平湯行きの乗客は少ないみたい。殆どが沢渡行きであるとか。これから平湯経由は穴場だよ(^^)

平湯に着けば温泉が待っている。ここの温泉は何処も500円で入浴料が協定されている。綺麗な公設平湯温泉でひと風呂浴びて大阪までワイワイ云いながら帰途に着いた。

どうも郭公さん同行して頂き、有難うございましたm(__)m  メ〜チャ楽しかったです\(^O^)/
そしてDOPPOさん、行きかえりの運転有難うございます。こまくささん、足の治療有難う御座いましたm(__)m

同行して頂いた郭公さんのHPはこちらです
このページとは別に一押しフォトアルバムにアルバム(1)を掲載アルバム(2)を掲載

ホームに戻る                  山登りのページに戻る             第一日目に戻る