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2.そんなバカな! 5.もっとウソを! 6.BC!な話(文春文庫改題:あなたの知らない精子競争) 8.シンメトリーな男 9.「私が、答えます」(文庫改題:遺伝子が解く!男の指のひみつ) 10.小顔・小アゴ・プルプル唇(文庫改題:遺伝子が解く!女の唇のひみつ) |
●「浮気人類進化論−きびしい社会といいかげんな社会−」● ★★ |
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1998年11月 2000/02/08 |
何故人間は言語能力を発達させたのか? 通説では、集団で狩りをするための必要性ということなのですが、この点についての竹内さんの主張は明快です。狩りをする上での必要性も一因であるけれども、もっと大きな要因であったのは、浮気をするためである!とのこと。 人間の起源/さまざまな結婚/きびしい社会/いいかげんな社会/エピローグ |
●「そんなバカな!−遺伝子と神について−」● ★★ 講談社出版文化賞受賞 |
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1991年03月 1999/11/25 |
竹内さんの本は、いつも楽しく読めます。 すべては遺伝子から始まった/我々は乗り物である/利己的遺伝子の陰謀を暴く /利己的遺伝子のさらなる陰謀/美人論(おまけ) |
●「小さな悪魔の背中の窪み−血液型・病気・恋愛の真実−」● ★★ |
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1994年04月 1999年02月 1999/07/31 |
副題のとおり、本書の半分くらいを血液型についての話が占めています。でも、一般に信じられている、血液型→性格分析という認識を、思いっきりひっくり返している本です。 血液型とは実は何か /血液型と性格の謎に迫る/美の起源/他者の中に自己をみつける |
●「パラサイト日本人論−ウィルスが作った日本のこころ−」● ★★ |
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1999年06月 1999/09/04 |
日本人の起源を、縄文人と弥生人、つまりは古モンゴロイドと新モンゴロイドの混合と位置付け、地域的な日本人の違いを説明するかと思えば、更に談話はパラサイト(寄生者)にまで遡ります。 二つのルーツを持つ日本人/男と女のパラサイト/日本人の死生観 /ウイルスがつくった日本のこころ |
●「もっとウソを!−男と女の科学の悦楽−」(日高敏隆共著)● ★ |
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2000年07月 |
日高・竹内お2人の師弟コンビによる対談6篇を収録。 「赤の女王」と性の進化/若い女はなぜダイエットに走るのか?/科学とはウソをつくことである/浮気人類進化論の誕生/かくも素敵な奇人たち/男の思想はどうして決まる? |
●「BC!な話−あなたの知らない精子競争−」● ★★★ |
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2000年01月 2006年08月 1997/03/27 |
題名の「BC」とは、Biologically Correct の略で、生物学的に正しい、という意味。 こういう類の本の欠点としては、学説の主として登場する学者たちが無味乾燥なことですが、本書を見る限り、それぞれが顔を持っています。つまり、個性、人間性が感じられるとともに、どこかユーモラスに紹介されているのです。 精子競争/精子の争いここにあり /形と大きさの進化論/男と女の来し方、行く末 |
●「浮気で産みたい女たち
−新展開!
浮気人類進化論−
」●
★☆ |
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2001年7月
2002/02/12 |
竹内エッセイを多く読んでいるなら、内容はとくに目新しいものではありません。しかし、最終講の、トレンディドラマへに対する竹内さんの考察は、一読の価値あり。 ※EPCとは:extra-pair copulation (ペア外交尾) 1.男についての?まずは男と女を分類しよう |
●「シンメトリーな男」● ★★☆ |
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2002年09月 2010年02月
2000/01/29
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“シンメトリー”とは左右対称のこと。90
年代の動物行動学における一大トレンドなのだそうです。 結局重要なのはシンメトリーだった/シンメトリー研究が急展開/匂いの魔術/顔は何をアピールしているか |
●「私が、答えます−動物行動学でギモン解決!−」● ☆ |
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2004年07月 |
今まで書き下ろし一辺倒だった竹内さんにとって、初めて雑誌連載を行ったのが、この“Q&A”だそうです。 男についての?/女についての?/みんなにとっての?/家族についての? |
●「小顔・小アゴ・プルプル唇−「私が、答えます」2」● ☆ |
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2005年09月 2003/02/16 |
「私が、答えます」の第2弾! Q&A形式による動物行動学セッセイの続編です。 面白いQ&Aとしては、ペニスにピアスするその理由は?、何故鳥類の一部にはペニスがあるのか?、本屋に行くと何故○を催すという人が多いのか?、という辺り。 性は進化し続ける/みんなの繁殖問題/ドライブする食べもの/本音で生きる動物たちキテレツ科学者と一緒に |