|
|
●「夢でなければ」● ★★☆ |
|
2001/04/04 |
そもそもこの物語は、作者が10歳の息子に聞かせる為にこしらえたものとの由。それが、出版されてベストセラーとなり、映画化まで予定されているというから、驚きです。勿論、それだけの魅力がある作品です。
主人公のアーサーは、サンフランシスコの建築家。アパートで入浴中クロゼットから歌声が聞こえたので開けてみると、何と中には若い女性が! しかも、その女性ローレンは、本体は自動車事故で長い昏睡状態にあり、自分は本体から抜け出した幽霊だと告げます。そのローレンも驚いたことは、誰にも彼女が見えない筈なのにアーサーだけが彼女の姿を見、声を聞き、身体に触れることもできたのです。 |
※映画化 → 「恋人はゴースト」