ニール・サイモン 現代アメリカの代表的喜劇作家 1927−
ここでは、早川書房版“ニール・サイモン戯曲集”によりご紹介します
書 名 |
出版 |
読了 |
ひとこと |
カム・ブロー・ユア・ホーン1961 |
早川書房 |
1985 |
テンポの早い都会喜劇。電話の使い方が絶妙。古典的ストーリィですが、 私にはお気に入り |
はだしで散歩1963 |
早川書房 |
1985 |
初っ端から思わず笑ってしまう。しかし、しみじみとした内容あり |
おかしな二人1965 |
早川書房 |
1985 |
女房に逃げられた男二人の同居生活 トニー賞 |
プラザ・スイート1968 |
早川書房 |
1985 |
オムニバス三部作。結婚式最中の娘がトイレに閉じこもってしまって慌てる夫婦 二人の劇は大好き |
浮気の終着駅1969 |
早川書房 |
1986 |
まあまあ。犬塚弘さんと小川真由美さんの舞台を見たことがあります。 一度はみんなが陥る、人生の落とし穴なのかもしれません |
ジンジャー・ブレッド・レディ1970 |
早川書房 |
1985 |
登場人物のそれぞれが魅力的。元夫人で女優のマーシャ・メイスン主演で映画化 されました |
二番街の囚人1971 |
早川書房 |
1985 |
解職されて悪戦苦闘する中年夫婦の物語。主人公が階上の部屋からバケツの水を あびせられる2回のシーンが圧巻 |
サンシャイン・ボーイズ1972 |
早川書房 |
1985 |
往年の名コンビが、人生のたそがれ時に達した時の物語。お互いのボケと確執が はなはだしい。他のコンビにも当てはまることなのかも |
名医先生1973 |
早川書房 |
1985 |
ロシアを舞台にした劇。まるで、ゴーゴリやチェーホフを読むよう |
カリフォルニア・スイート1976 |
早川書房 |
1986 |
オムニバス四部作。4幕には、悲も喜もあり、各篇を対比して味わうことに 楽しさあり |
第二章1977 |
早川書房 |
1985 |
何度でも読み返したくなる作品。構成的にも優れていると思います。 映画では、マーシャ・メイスン、ジェームズ・カーンが主演。サイモン自身の、愛妻ジョーンの死に続く マーシャ・メイスンとの再婚をそのまま劇にしたような作品で、それだけに関心をひかれます |
映画に出たい!1980 |
早川書房 |
1986 |
再会した父と娘の物語。ちょっとした感動作品 |
おかしな二人(女性版)1985 |
早川書房 |
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第3巻の改訂版にて「思い出のブライトン・ビーチ」に代わって収録された。 |
ブライトン・ビーチ1983 |
早川書房 |
1986 |
自伝劇の第一作。少年時代の思い出。ユダヤ人一家らしい光景が繰り広げられます。 サイモンの原点 |
ビロクシー・ブルース1985 |
早川書房 |
1988 |
自伝劇の第二作。戦争中において作家としての第一歩を踏み出す、
青春の一時期を描いた作 |
ブロードウェイ・バウンド1986 |
早川書房 |
1988 |
自伝劇の第三作。作家として飛躍する瞬間。ストーリィとしてはまとまりを欠く |
噂-ファルス-1988 |
早川書房 |
1994 |
典型的ドタバタ喜劇。味わいはないが、テンポも良く、爆笑の連続 |
ヨンカーズ物語1991 |
早川書房 |
1994 |
昔懐かしい気持ちにさせられます。如何にもユダヤ的、サイモン的 |
ジェイクの女たち1992 |
早川書房 |
1994 |
抽象的な劇。サイモン自身の心情を表したような.... |
書いては書き直し1997 |
早川書房 |
1998 |
処女劇執筆の頃から始まり、愛妻ジョーンの死までの自伝。サイモン喜劇の 舞台裏は知ることができ、楽しさ一杯 |
第二幕 ニール・サイモン自伝2 2001.06 The Play Goes On |
早川書房 |
2001 |
「書いては書き直し」の続編 |
23階の笑い1993 Laughter on the 23rd Floor |
早川書房 |
2008 |
サイモン自身の修業時代をモデルにした作品 |
ロンドン・スイート1995 London Suite |
早川書房 |
2008 | 「プラザ・スイート」、「カリフォルニア・スイート」に続く、オムニバスもの4話 |
求婚−プロポーザル−1997 Proposals |
早川書房 |
2008 | 屋外、黒人の家政婦の登場は珍しいが、やはりサイモンもの |
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ニール・サイモン戯曲集 第1巻
1984.12 \2700 |
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