趣味
0、短歌 昨日とも違うかげなく元日の
のやま静かに暮れてゆきたり 柴舟
賢しと思いしかみは皆愚か
民は逞しさらに賢し 孤舟
1、盆栽
椿:椿の一本が、見事に花を咲かせてくれた。
嬉しいの一言だった。やはり面倒を見てやると、それなりのことは
あるものだと、つくずく感じた。
楓:良い樹影になったが、海外旅行中の管理不足で枯れ枝が多発。今年は再調整へ。
椛:そろそろ鉢変えをしなければならない。
公孫樹:樹齢感が出て来たが、小枝をどう作るか、課題に取組中。
石榴: "白"石榴が多くの花を咲かせてくれるようになった。昨年は1個の実を付けた。
松竹梅:竹(笹)の元気さが回復、逆に松の状態が悪化。今年の課題だ。
99年1月ケンブリッジを訪ねて、ニューカム博士に盆栽の話をしたところ、大変関心を
もってくれた。彼は、ガーデニングが趣味、奥さんは、フラワーアレンジメントとの
ことで、私の生け花「古流」の話に、奥さんから、質問が集中した。華道も役に立ちました。
2、植木 椿:10年間咲かなかった椿が、珍しく沢山の蕾を付けて、すばらしい花を咲かせてくれた。
定年で、面倒を見た唯一の成果かも。11〜13年定着、今年も沢山蕾をつけている。
3、散策 航空ショウへ:入間基地で、ブルーインパルスの飛行技術を見る。
(98/11/3) 青空をバックに30分の素晴らしいショウだった。
皆さんも11月には、出かけてみて下さい。
富士山へ :ケンブリッジ大のニュウカム博士に日本の象徴の富士山
(98/11/15)五合目へ、御坂峠から、鳴沢の露天風呂から富士を見る。
大変喜んでくれた。1月、奥さんに会ったら、私はカレンダーと
絵葉書だけでしか見ていない、旦那は富士山に登った。と嫉妬を
あらわにされてしまった。'01年には、来日させたいと考えている。
西武ドームへ :松坂君の試合(ドーム初登板とイチロー対決)を見に出かけた。
(99/4〜9月)噂に違わぬ大した選手だ。このまま成長して行って欲しいと念じる。
文句の付けようのない数少ない選手だ。松坂の出た西武ドームの試合は
殆ど見ることが出来た。さて来年は?きっと頑張ってくれるだろう。
4、その他 小鳥の観察
メジロ 11月に入って一つがいのメジロがやって来た。冬の到来だ。
11月14日群れで来るようになった。今年はさらに多くなってきた。
(ワイフに叱られながら、みかんをあげています)
うぐいす '00年4月8日初めて我が家の庭でうぐいすが囀ってくれた。
近くでは、毎年鳴いて居たのだが、1度も我が家の庭に来たことがなかったのに来てくれた。
しかも、私の誕生日に、そしてその日一日限りだった。昨年は毎日来てくれた。今年も期待だ.
つばめ '00年夏、我が家に群れでやって来ていることに気がついた。何のために来るのか、
理由が理解出来ませんでしたが、解りました。研究しているマゴットのためでした。
勉強
1、手打ちうどん作り 武蔵野饂飩保存会の饂飩作りを修得。先生は大学教授。
にチャレンジ 地元の勉強会へ参加(実はワイフが申込んだのだ)。
目的:一人になっても生きられるように=ワイフの云い分。
近くにコンビニがあるし、カップ麺もある、5年間単身赴任している)
日本庶民文化の伝承だ=本人の考え。
心配:また道具代がかかるナー。道具の開発も(大理石調理台など)も考えたい。
効用:ケンブリッジ大学で教えてみようかと考えている。果たして食うか?
結果:商売できる程度の手打ち饂飩技術を修得。
今後の課題は、スープの開発である。
2、透過型電子顕微鏡 ナノテクノロジーへの接近のための良い入り口かとも考えている。
の勉強開始 1mmの百万分の1の世界を観察する世界の仕事を手伝うことが出来るのは、大変
(TEM) 恵まれたことかも、原子の配列を明らかにして、世の為に生かせたらと思う。
英語の勉強が重要になった。パートナーは、キングスイングリッシュの先生なのだから。
電子顕微鏡の柿林博士に偶然出会い、1時間概論と実機見学をさせて戴く。
(20年ぶりの再会、名古屋の独身寮で隣りだった。何と奇遇か)
'98年秋来日した、ニュウカム博士の話を聞くうちに、知識は増えて来た。
'99年1月末ケンブリッジ大学を訪問し、顕微鏡の状況をすべて見せて頂いた。
設備機器の立派さと建物の古さとの調和には驚くばかりだった。
3、ミミズの研究開始 '98年4月自己流で研究をスタート、実験システム作成と文献を調査から開始。
(蛆虫の研究も) 漢字でも、英語でも、ミミズの偉大さを、遺憾無く言い表していることに驚く。
洋の東西を問わず、昔の人はものを良く見ていたとミミズからも感心させられた。
併せて、ウジムシ(Maggot)の研究も開始。良い研究が進行中。
みみず
(蚯蚓) 目的は:生ゴミの処理。薬品、化粧品も視界に入れている。研究は8年目入った。
(Earth 目標は:雑食性大食漢、悪環境対応、多産形のミミズの探索ないし開発だ。
worm) 小平中央図書館の人々の協力を得て、文献を見つけた。蛆虫関係の文献は殆どない。
「みみずの話」山口英二 質の高い良い本だ。(11/12)
「ミミズの養殖」斎藤勝、実業への指南書(11/21)
「ミミズと土壌の形成」ダ−ウイン最後の論文(12/3)
3回読み返した。もう少し読み加えようと思う。
'00年は昆虫の勉強を矢島先生の講座で実施。参考になった。多摩動物園昆虫館訪問。
英国のミミズを観察することが出来た。それがダーウインカレッジの庭とトリニテイ
カレッジの庭なので、大変感激した。日本のミミズと比較出来、大収穫であった。
'00年の収穫は、ミミズの土壌形成能力を確認出来たことであった。
ミミズとマゴットのページを08年中に独立させたいと考えています。
'00年は、この研究への質問や問合せが増えて来ており、研究成果の公表考えている。
'01年は、中村方子先生の著作「みみずに魅せられて半世紀」に接し、先生からいろいろと
文献や情報を戴き、新しい知識とノウハウを拡大出来た。先生の助言で今年は新たな実験や
観察テーマにチャレンジする予定。ミミズの交尾を観察、今年は良い映像にしたい。
4、世界経済の動向 ヘッジファンドの内容・実態とその動向への勉強を強化したい。
(ヘッジファンド)これはほんの一握りの人間によるものだが、世界の大銀行が何も理解
しないままに、巨額資金を投入し、巨額損失を招き、新たな金融不安の
種となっている。米国経済は、この資金の流入で潤っている面も多く
危険だ。経済の実態から程遠いところで新しい経済を起こすことは、
ギャンブルの上を行くギャンブルとしか言えない。競馬で言えば、的中
馬券を買った人の的中者を当てるギャンブルを作った様な物で、余りにも、
実態から離れ過ぎている事だ。皆で勉強し、このヘッジファンド被害を
最小限に食い止めねばならないと思う。('99年5月)
この心配が'01年暮れに日興證券で出てしまった。なんと3000億円の損失だった。
5、マゴット(アメリカミズアブの蛆虫による生ごみ処理の研究)
人類が生き続ける限り、食べものは必要であり、その調理屑、食べ残しのごみは出続ける、
これが生ごみである。
近年の生ごみは様変わりに複合汚染が進展している。素材の段階の屑でも、化学肥料、農薬、
ワックス、防腐剤など多様な物質が付着しているからである。
調理されるとさらに多種多様な調味料、着色料などが加わり、生ごみは複合汚染の最たるものとなる。
こうした生ごみを安全に処理する方式はまだ確立されていない。
生ごみの性質を的確に踏まえた真に良い処理方法を確立したいと思いこの研究に取り組んでいる。
資金不足でテンポは遅いが、着実に進展はしている。
皆さんも参加して下さいませんか。この処理を先ず体験してみてください。