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1998.7.19

渡良瀬橋とは?

世のお父様方、 「渡良瀬橋」 なるものをご存知か? 「なになに、 城之内早苗(*1) の新曲か?」 などと言っているようでは、 江口洋介(*2) に怒られますゾ。
関東平野に流れ出る河川のひとつである利根川。その源流となっているのが渡良瀬川であるが、この川に渡良瀬橋がある。数年前、森高千里がこの橋をタイトルにした歌「渡良瀬橋」を披露したことがあるので有名。
ある日、とあるバイク関係の雑誌を読んでいたところ、ある記事が目にとまった。それは、足利市の渡良瀬橋に森高ファンの熱いメッセージ(落書きなんだけど)が数え切れないくらいしたためられているというものであった。本当か?

(*1) 城之内早苗:元おニャン子クラブだったことで有名。当時「あじさい橋」という曲を歌っていた。現在は、時々NHK の演歌番組などに出演することがある。
(*2) 江口洋介:映画「湘南爆走族」で主演デビュー。 自ら作詞作曲した「恋をした夜は」が大ヒット。現在、森高千里と熱烈な交際をしているといわれている。自慢の長髪を切ったのは森高の要望だったとの噂である。
森高ファンではないのだが…

実は森高千里のファンではないんです、私。ところが、周囲には森高ファンだと自称する人が割と多いのが事実。そこで、件の渡良瀬橋の落書きを視察することにより、森高ファンの実態を客観的に把握できるに違いないと考え、バイクで渡良瀬橋に向かうことにした!
先の雑誌のマップ(地図)によると、渡良瀬橋は長野県と栃木県の境付近にある模様。最寄の高速インターは、東北道・佐野藤岡であることも判明。一路、 渡良瀬橋へと走った。で、佐野藤岡に着いてから川に架かっている橋を一本ずつ渡り、ついに渡良瀬橋を発見した。


案外、何でもない橋
落書き発見!

早速、落書きの調査を開始した。しかし、落書きらしい落書きは一向に見当たらない。 「○○参上」 のような定番のヤツはあるのだが、森高への熱いメッセージというのがない。発見した幾つかの落書きの日付から推測すると、どうも1〜2年前に橋が塗装し直されたようだ。このため、数え切れない落書きがシルバーのペンキによって塗りつぶされてしまった可能性が高い。森高落書きが発見できないと、特別にファンでもないのにこの地に来た意味がないので、一応、橋の下にももぐりこんでみた。
すると、数は多くないがついに落書きらしい落書きが次々と姿を現した(写真上)!
千里って…山咲千里?じゃなくて大江千里?いや、ここではきっと森高千里のことだろう。かなりストレートな手法を用いて感情が表現されている落書きだ。
続いて、アイアイ傘もの(写真下)。古典的な様式に則って、ファンであることをアピールしている。ところで、このアイアイ傘発明した人はすごいね。ま、どうでもいいか。


確かにファンのようだ



はかない夢物語か…?
やはり集っている

右の2点の落書きは、対になっているようである。対というか、一緒に来て、一緒に書いたんだろうな〜ってだけなんだけど。
まず、日付が同一であるということ。そして、18才(写真上)と19才(写真下) で年齢が近い。おそらく、車買ったんで 「どこか行こうか」 という話になってここまで来ちゃったんだろうな〜。あ、これは詮索し過ぎですか。
ということで、このような具合に森高ファンが渡良瀬参りをしていることを確認することができた。落書きする者は、参拝者のほんの一部にすぎないから、実際にはかなりのファンが訪れているのだろうと予測できる。
あと、ここまで来て言うのも何なんですが、聴いたことないんですよ。「渡良瀬橋」って歌。こんなことするのなら、聴いておいても良かったヨ。そういえば、この歌の歌詞に関する落書きもあったぞ。どうも歌詞中には、床屋の隣に公衆電話がポツリとあると歌われているところがあるようなんだが、その電話が見当たらないというもの。確かに床屋すらなかった。後日、自称森高ファンの方にに床屋はなかったとを告げると、意外なコメントを得た。
「渡良瀬橋って滋賀でしょ」
トホホ…。滋賀県にもあったとは。悪いんだけど、そこまで行く気はないな〜。



その他の落書きは

森高以外の落書きももちろんあった。中でも多かったのが、この橋自体に関するメッセージ。「この場所好き」とか「また来ます」とか、そういうの。周りには土手があるくらいで、他は本当にこれといって何もないところなんだが、こう、哀愁漂う雰囲気があるかも。
「夕日がきれい」というのも多かった。折角なので、夕日でも見れば良かったかもしれないんだけど、日没までかなり時間があって暇つぶせそうにないし、帰っちゃった。


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