東 京 都 立
大井埠頭中央海浜公園
−なぎさの森−
 
 この公園の目玉は、隣接する運河の水域への立ち入りが自由なことである。 運河に面して造られた細長い公園で、干潟を含む運河の水域も公園の範囲に入り、一部の保護区を除くほとんどの部分が開放されている。
 
 
潮 干 狩 り を 楽 し む
 干潟にはアサリや潮吹き貝がいて、引き潮の時には潮干狩りをする人の姿を見かけることがある。 養殖アサリをばらまく有料の潮干狩り場と違って、そうたくさんは獲れないかも知れないが、 潮の時期(大潮の時)を選べばアサリや潮吹き貝を見つけることができる。
 
釣 り を 楽 し む
 保護区を除く運河の水域は絶好の釣り場で、ハゼやカレイなどが釣れ、 暖かい季節になると多くの人がここで釣りを楽しむ。 特に夏から秋にかけてのハゼ釣りのシーズンの休日ともなると、 長い干潟に文字通り竿の放列ができる。近頃では女性の釣り人も結構多い。
 
野 鳥 を 観 察 す る
 干潟の一部が保護区として人の立ち入りが制限されていて、 ハクセキレイ、カルガモ、カワウ、サギの仲間、カモメの仲間など多くの野鳥が集まってくる。 保護区内に設置されている観察小屋や公園事務所から観察できるが、 観察小屋への立ち入りは、休日は一般の人のみ、 平日は団体のみと分けているので注意が必要。 保護区内には干潟の他に淡水池と観察道があり、ここでも野鳥の観察ができる。
 
船 を 見 て 楽 し む
 目の前の運河を多くの船が行き交う。大型船は通らないが、釣り船や遊覧船、 モーターボートなどが白波を立てて通り過ぎる。船ばかりではなく、 対岸の平和島には浜松町と羽田空港をつなぐ東京モノレールが通っていて、 跨座式の車両が高架の上を行き交う。
 
野 草 を 観 察 す る
 公園内にはさまざまな野草が季節の花を咲かせていて、野草観察が楽しめる。 野草の紹介のページでは、当公園内の野草も紹介しています。
 
 

所 在 地 :東京都品川区八潮四丁目、大田区東海一丁目 (地図を参照)
交   通 :東京モノレール”大井競馬場前”駅から徒歩10分
休 園 日 :詳細は管理事務所に問い合わせて下さい
入 園 料 :無料
問い合わせ :なぎさの森管理事務所 tel 03-3799-0938

 
参考資料:(財)東京港埠頭公社刊のパンフレット 大井ふ頭中央海浜公園