酸ヶ湯★★★★★ |
八甲田の国民温泉 ■概要 酸ヶ湯(すかゆ)は青森の南の八甲田山にある有名温泉である。冬には山スキーのメッカ、夏には本格的な湯治場として全国に名が知れ渡っている。1954年に国民温泉第1号に選ばれたのが自慢だ。 温泉は1軒宿だが巨大だ。いくつもの建物がつながっている。温泉の発見は800年前で、江戸時代は津軽藩の直営であったそうだ。昔は冬季には閉鎖さてれいたが、1982年から道路が除雪され通年営業している。 お風呂は総ヒバ造りの千人風呂(熱の湯)が有名。脱衣場は男女別だが中は混浴になっている。 ■所在地 青森県青森市八甲田山中 TEL:0177−38−6400 ■追加情報 料金が400円から600円に(2003年8月ONKEN21さんから) |
※パンフの写真です ■印象 混浴の大温泉だ。千人風呂には右が女性、左が男性と入る場所が決まっている。お湯が白濁しているので、女性もわりと平気で入っている。(当然水着禁止)じつにおおらかだ。お湯は非常に酸っぱい。温度も熱の湯は結構熱い。 写真の手前が熱の湯、奧が四分六分の湯、左が冷の湯、左奧が打たせ湯(鹿の湯)である。湯治のレシピーは熱の湯5分、四分六分5分、冷の湯、打たせ湯3分、熱の湯3分で1セットだそうだ。 女性は女性専用の玉ノ湯も利用できる。宿泊であれば千人風呂も女性タイム(23時から1時間)がある。 近代的なフロント、鄙びた湯治場に近代化が進む |
■営業
■交通 |
■城ヶ倉大橋 城ヶ倉渓谷にかかる城ヶ倉大橋(1995年完成) |
城ヶ倉渓谷は八甲田の西にあるすばらしい渓谷であるが、道路事情が悪く、観光バスは行けなかった。 最近になってりっぱな観光道路が整備され、難所の渓谷も巨大な橋から見下ろせる。八甲田は秘境というより青森県の観光拠点として整備が進んでいる地域である。 |
■蕎麦まんじゅう 酸ヶ湯で買った蕎麦まんじゅう。素朴な味であった。 |