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中川一政美術館
東海道線真鶴駅からバス15分

洋画界の巨匠・中川一政氏自身が寄贈した約300点余の作品を中心として、平成元年3月にオープンした美術館です。
中川氏は戦後、神奈川県真鶴町にアトリエを設け、以来、1991年2月に亡くなるまで、この地を活動の中心としていました。それだけに、自らの名が冠された美術館が真鶴に建つということには深い思い入れがあったことと思います。
館からは相模湾が一望でき、自然に囲まれた抜群の環境です。
画家が好きだった薔薇や向日葵の作品が素晴らしく、特にバラは一年中身の回りに絶やさなかったと言いますから、その数は多く、同じように見えて実は一点一点、その時々の心の在り方が微妙に違うのが感じられて、楽しめます。
また、風景画の大作も多く、「駒ヶ岳は体力の許す限り、箱根に通って描き続けました。その場所へ行って感動をそのまま表現したいから、スケッチを室内に持ち帰って描くことは絶対にやりたくなかった」という画家の執念に近い迫力が迫ってくる作品ばかりです。
それから、額縁が一点ずつ手作りされていて、その温かい心使いが、一つ一つの絵に命を与えているような気がします。
最後までエネルギッシュで、そして飽くまでもオシャレでセンスの良かった中川一政氏の業績が偲べる美術館へ、サボテン公園に行かれた帰りにでも、足を延ばしてみてください。



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