8月16日
今日は良く晴れ渡りました。
1.Boyle Abbey(ボイル修道院廃墟)
ある現地の観光案内によるとアイルランドでもっとも感銘を受ける遺跡の一つ、と書かれているように、たしかに大きく、きれいな柱が残されています。ここは、単なる僧院だけではなく、ある時期には軍隊も駐留するなど、一大砦の様相であった様です。

2.Carrick-on-Shannon(キャリックオンシャノン)
シャノン側に開けた町です。非常に小さい町なのですが、シャノン側のボートクルーズ(船に泊まりながら運河や川を旅する)の基地になっていて、そこそこの賑わいを見せていました。ここには、Costello Chapel(コステロ教会)というアイルランドで一番
小さく、世界でも2番目に小さいという教会がありました。
では、世界で一番小さいのは、と町のインフォメーションで聞きましたが、担当者もわからないとのことでした。

3.Roscommon(ロスコモン)
ロスコモン州の州都です。州都といっても、人口は約6千人くらい。のんびりした古風ないい町です。ここにも、かなり大きな城の廃墟があり、昔の繁栄の後を偲ばせてくれます。
さらに、この町の興味を引くところは、アイルランドで最後の女性死刑囚がいた監獄があったところです。小説にもなっていて、ちょっと悲しい話しなので書きません。監獄は、町の広場に面しており、今はなんと建物自体が売りに出ていました。買う人がいるのか心配です。

4.Thoor Ballylee Castle(ソーアバリリー城)
Gort(ゴート)という町から約7Kmぐらい山に入っていったところにある塔型の城です。大きな塔が城の大部分を占めていますがここを有名にしているのは、スライゴでお墓参りをした詩人のイェーツが10年あまり住み、著作を行ったところだからです。
いまでは、イェーツが使っていた机や椅子を始めとした資料が展示され、博物館になっています。
余談ですが、ここの喫茶で食べたジャガイモのスープは大変美味でした。

5.Hurlers Cross(ハーラーズクロス)
翌日のロンドン行きの飛行機が朝の便だったので、出だしのシャノン空港の近くに泊まる事になりました。
8月17日
翌朝、宮崎先生はダブリンからの夕方の飛行機であった為、ホテルでお別れとなりました。レンタカーを返し、チェックインを済ませ、帰りの飛行機に乗り込み、アイルランド旅行は終わりました。走行距離は約1千キロメートルでした。
ここまで、退屈な読み物をお付き合いいただきましてありがとうございました。なるべく簡潔に、ダイジェスト的に書いたつもりですが、あれも、これもとなってしまい、づらづらと長くなってしまいました。
しかし、当然の事ながら、とてもこれだけでは伝えなれるはずもないくらい、いろいろの感激や発見がありました。その少しでもこういったwwwの形で保存できるのは、将来とても、おもしろい事になるかもしれません。
アイルランドに少しでも興味をもたれたら幸いです。宣伝をさせていただけば、冬ぐらいには宮崎先生の新しいアイルランドの旅の本が出版される予定です。よろしくお願いします。
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