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シューマンとリストというロマン派の特にピアノ音楽において大きな功績を残した(もちろんそれだけでは決してないが)二人の、オルガン音楽のCDを手に入れて、それがチューリッヒのトーンハレのオルガンを使って録音されていることに気付き、とても喜んだ次第です。
何故かというと、私は音楽シーズンにヨーロッパに行くことは無く、いつも夏休みでこれらのホールのオルガンは、まったくの無知の領域にはいるからです。
したがって、始めての楽器を聞くようにして聞き始めたのですが、まずロベルト・シューマンのOp.56とOp.58、それにOp.60の三曲ですが、ロマン派の恐らく最もロマンティックな部分を持っていた(おそらくそれはショパンよりも強烈だったのではないでしょうか?ショパンはもっと古典的なテクステュアのような気がします)人のオルガン音楽ですから、とても興味深いものでした。 |
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