知って得する権利手帳

　「もうガマンできない」と思ったとき、あなたはどうしますか。「どうせ派遣だから」とあきらめますか。「えいっ」と会社を辞めますか。どちらも結局、解決にはなリません。

　「おかしいことはおかしい」と声をあげること、泣き寝入リしないこと、そこから本当の解決が始まるのではないでしょうか。

　一人ぼっちでいると、使用者（会社）つて、とてつもなく大きく見えます。でも本当は、使用者と労働者は対等なのです（労働基準法第１章第２条）。労働組合に入って（つくって）手をつなぎ、声をあげれば、怖いことなどあリません。私も仲間がいたからがんばれたのです。

　８時間労働制のような、今は当たリ前のルールも、世界中の労働者がたたかい続けたからこそ勝ち取れたものです。「私はヒロイン（主人公）」と胸はって言える職場や社会をつくるために、いっしよにたたかいましょう。そのたたかいの中でこそ、自分の人生のヒロインとして輝くことができるのではのないでしょうか。