こげんこつは許されん 福岡で必ず裁判に勝ちまっしょ

よびかけ

 昨年10月、全国生活保護裁判連絡会(以下「生保裁判連」)が結成されてはや1年がたちました。この1年の間、東京都豊島区での痛ましい餓死事件など生存権や生活保護をめぐっては厳しい状況が続いています。しかし、生保裁判連が結成されて以降、生活保護裁判での原告・弁護団・ケースワーカーの連携が深まり原告側の体制も強化されつつあります。またホームヘルパーの派遣というまさに国民的課題となっている介護水準を正面から問う訴訟も大阪で提訴され注目を集めています。
 生保裁判連第2回総会は、学資保険(中島訴訟)、自動車借用(増永訴訟)という生活保護で焦点となっている「資産」についての2大裁判をすすめている福岡の地で開催することになりました。この1年間の生活保護関連争訟の状況を振り返り、これからの不服審査請求や裁判を前進させるために、そして、とりわけ福岡2大生活保護裁判勝利のために、皆さんのご参加を心からお願いする次第です。

 1 日程・会場

 ・日程 11月10日(日)午前9時半開場 10時開会〜午後4時まで
 ・会場 福岡県教育会館
     〒812 福岡市東区馬出4丁目12−22 TEL 092‐631−4600

 2 プログラム

 [午前の部]
   9:30 受付
  10:00 開会あいさつ
        基調報告 生保裁判連事務局
        記念講演 「どうなっている? 生活保護の現場」
              中川健太朗氏(花園大学教授)
        特別報告 「こげんこつは許されん。福岡の生活保護」
              小林良和氏(福岡県生活と健康を守る会会長)

 [午後の部]
  1:00 分科会

 1 資産保有について(自動車と保険)
   福岡2大裁判の報告を踏まえ、自動車と保険についての考え方、取扱についてどうすべきか検討します。

 2 生活保護争訟とネットワークづくり(裁判闘争の前進のために)
   生活保護で福祉事務所ともめたときや不服申立や裁判を提起する場合、相談に乗ってくれるケースワーカーや弁護士が身近にいるかどうかがキーポイントとなります。ケースワーカーや弁護士との連携をどうやってつくっていくか検討します。

  3:45 まとめ
  4:00 閉会

 3 参加費など(当日払い)

 ●参加費    500円
 ●資料代  1,000円

 4 申込方法

 1 申込について
 ・準備の関係もあり、同封の葉書にて申し込んでくださし、(当日参加も可能です)。

 2 前泊(9日)の申込について
 ・同封の葉書にて申し込んでください。締切り 11月3日(日)
 ・宿舎  「プレジデントホテル博多」
       〒812 福岡市博多区博多駅前1丁目23番5号
           (博多駅博多口より徒歩5分) TEL.092‐441‐8811
 ・費用   7,416円(シングル・食事別。消費税込み。チェックアウト時に支払い)

 5 事務局(申込・問合せ先)
   福岡県生活と健康を守る会
   〒812  福岡市博多区堅粕5丁目4‐8 甲斐原ビル2F
        TEL. 092‐451‐8820
        FAX  092‐451‐8827

 6 生活保護関連争訟資料集について

 ・現在進行中(確定したものも含めて)の、全国の生活保護関連の不服申立や訴訟16ケースの訴状、判決文、裁決書などを網羅。権利としての生活保護を勝ち取るためには必須の資料集です。
 ・B5版・上下2分冊・計452ページ。
  定価3000円(上下セット)。
  送料880円(ただし、5セット以上の場合は送料は無料です)
 ・申込は、下記、竹下法律事務所まで郵送かFAXで。
  〒604 京都市中京区竹屋町麩屋町角  竹下法律事務所
            TEL 075‐241‐2244   FAX 075‐241‐1661


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