髄膜刺激症状 meningeal irritation
symptome
髄膜の急性・亜急性炎症ないし刺激状態に際してみられるもので、
- 頭痛
- 項部強直
- ケルニッヒ症候Kernig
sign(患者の下肢を伸ばしたまま体幹に近づけると、痛みのため顔をしかめ反射的に下肢が膝関節で屈折する現象をいう。髄膜刺激により出現し、髄膜炎に特有な一症状である)
の3つが主な症状であるが、そのほか
- 悪心、嘔吐、発熱、
- ブルジンスキー症候Brudzinski
sige
- 患者の頸を屈曲させると、膝・足・股関節が屈曲する
- 一側の下肢を被動的に屈曲させると、同様の運動が他側の下肢に発言する
- 皮膚紋画症dermographism(皮膚描画症)(皮膚面を擦過するとその線に相当して貧血、充血、発斑を発生)
- その他がある
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