- 登山口には軽トラックが1台駐車してあった。霧雨が降っていた。レインウェアを着て荒れた林道を登り始めた。少し林道を進んだところにも1台車が駐車してあった。ところどころにタニウツギが咲いていた。
- 小沢を渡る所で林道は崩れていて、その先は林道跡の登りになった。やがて山道になった。少し下った後、尾根への登りになった。周囲はブナ林だった。
- 登りが緩くなってくると、いつの間にか尾根に出た。ブナ林の中で一休みした。休憩後、標高差約20m登ると、右から登ってくる道と出合った。更に登って行くと急坂の途中でタケノコ採りの二人組が下山してきて「今からですか?」と聞かれた。
- 尾根の急坂が終わると見晴しの良さそうなところに出た。霧で展望は無かった。灌木の続く平坦地を進むと山頂に着いた。霧で展望は無かった。周囲は灌木とネマガリタケで覆われていた。ウグイスが鳴き、風が少し吹いていた。
- 次の中岳(ちゅうだけ)まで往復する事にした。鞍部付近は樹林帯になっていた。中岳への登りになるとマイヅルソウがたくさん咲いていた。イワカガミも咲いていた。
- 中岳は四角岳より尖っていて山頂らしい雰囲気がした。霧で展望は無かった。石の山頂標識の回りにはアカモノが咲いていた。雨はやんだのでレインウェアを脱いだ。
- 帰りは往路下山した。最後の林道歩きで右手の沢に水場を見つけたので水を少し汲んだ。
- この山行では二人しか人に会わなかった。