- 甲斐大和駅でメンバーが集合した。今回は7人だった。バスで着いた上日川峠には帰りのバス待ちの乗客が30人ほど並んでいた。
- ブナ林を登り始めた。最初のうちは登山者大勢とすれ違った。福ちゃん荘まで登り、テントを張った。他のテントは4張りだった。夕食後、一つのテントに集まって、翌日の登山を楽しみに宴会をした。20時前には登山に備えて就寝した。
- 夜、雨が降り出した。6時半頃までは本降りだった。天気予報で午後の降水確率が20%だったのと、6時半に小降りになったので、出発することにした。予定より40分遅れだった。
- 小雨の降る中を登って行った。黄葉がきれいだった。時折、薄日が差した。大菩薩峠では最初のうちは雲海が見えていた。やがて霧になってしまった。記念撮影をして早々に出発した。
- 石丸峠への下り始めは紅葉がきれいだった。雨はやみ、雲海がきれいに見えた。富士山の裾野と三ツ峠山が見えた。青空も少し見えた。
- 「牛ノ寝通り」に入ると、最初は急坂の下りだった。紅葉がきれいだった。やがて雲の中に入り霧になった。しばらくすると緩い下り坂になった。ブナやミズナラ、カエデの森だった。標高がなかなか下がらないので、いつまでたっても霧の森だった。木から雫が雨のように落ちてきた。ところどころ紅葉している木はあるものの、本番はこれからの様子だった。
- 榧ノ尾(かやのお)山も霧で覆われ視界は30m位だった。小雨が降っていた。黄葉が少し見られた。棚倉小屋跡へは霧の中をひたすら歩いた。ミズナラとカエデが多かった。ミズナラは巨木も有った。栗が所々に落ちていた。
- 棚倉小屋跡は木が無く少し視界が開けていた。棚倉小屋跡からは斜面を横切る道になった。桟道が少し有った。周囲はミズナラの森だった。ようやく雲の下になり霧が晴れてきた。
- モロクボ平からしばらく進むと、緩くて広い尾根になった。GPSで道を確認しながら進んだ。分岐で尾根を離れると杉と桧の植林になった。急斜面をジグザグに下った。
- 最後に車道に出て登り返すと小菅の湯に着いた。空は、相変わらずどんよりと曇っていた。二日目は他の登山者には会わなかった。
- バスで大月駅に出て解散した。