- バスは15人程の乗客だった。朝から降っていた雨は、幸いバスに乗っている間にやんだ。雨上がりの登山口付近は、まだ霧が残っていた。富士山は見えなかった。
- 最初は草原の横の階段の登りだった。草原が終わると灌木帯だった。足元にはミミガタテンナンショウやエンゴサクが咲いていた。馬ノ背にはベンチが有った。10人程のグループが休んでいた。
- 馬ノ背からはミツバツツジがところどころ咲くブナの森だった。登るに従い新緑がきれいになっていった。次第に晴れて来て富士山が木の間に見えて来た。思いの外高い位置に見えた。越前岳山頂手前にはミツバツツジのつぼみがたくさん有った。
- 越前岳山頂は30人ほど登山者がいた。少し風が強いので木の間に入り、ワインで乾杯しながら昼食にした。
- 下りは愛鷹神社へ向かった。下り始めにはツツジのつぼみがたくさん有った。林床の花の名前を教えてもらいながら下った。鋸岳展望地からは鋸岳のギザギザがよく見えた。
- 寄り道した黒岳は広々としていた。あいにく富士山は雲に隠れてしまった。愛鷹山荘のすぐ下ではアシタカツツジが咲いていた。愛鷹神社への下りでは笹の花が咲いていた。最後は愛鷹神社から愛鷹山登山口バス停まで車道をゆっくりと歩いた。
- 一日2往復のバスには行きと同じ家族連れが乗っていた。