今回は、96年度のまとめという事でお節介講座の方は休講といたします。

 そのかわりといっては何ですが、めまいにおける標語集というものを三菱神戸病院の大川 渡さんが中心になり作成いたしました。

日々の業務に役立てて戴ければと考えております。

めまいで命は落とさぬと 思って検査するよりも

めまいの画像の意味を知り 検査を進める技師がよい

vertigo/dizziness/black out めまいの種類は数々あれど

頭痛・嘔吐あれば 小脳病変チェックしろ

2日と続かぬ患者さん 大声だしてもただ不安

キャンキャンわめかずゆっくりと 語りかけようメニエール

それが私の思いやり

風邪ひきあとに前庭炎 画像は弱いが薬には強い

早く見つけて治療しよう これが前庭炎の大原則

体位で起こすめまいには 良性発作のめまいだと

気楽に思って検査する こんな恐い技師もいる

良性あれば悪性ある 違いがわかる技師になれ

黙って位置決めするよりも 要点ちょっと聞くだけで

その人 人生決めること あることあなたは知っている?

CTで小脳病変見るときは high lowだけにとらわれず

第4脳室眼をやれば 検出アップは間違いなし

めまい・嘔吐・頭いた あー脳血管の大ピンチ

めまい・嘔吐・頭いた No欠陥とは言わせない

中枢神経症状ある時は Thin slice きちんと見よう



神戸頭部研究会/お節介講座

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