スタジオ・プロテウス関連のミーティングのアポとり電話をかたづけて、アニメージュの書評。『本の雑誌』がはじまっちゃったので差別化がむずかしいですね。一冊も重ならないわけにはいかないし。両方読んでる人ってけっこういるんだろうか。まあどう考えても、小説すばるとアニメージュ併読してる人よりは多いよな。
しかしAMの書評も一年契約ではじめて、すでに二年目が終わりかけているので、たぶんそろそろお役御免でしょう。
横溝賞の二次はついに最後の一本。未読消化シリーズはエリクソンの『Xのアーチ』。読んでるばっかりで全然仕事が進まない的。
なんかまた12時間ぐらい寝ちゃったよ。雨で外が暗いせいだな。おまけにめちゃめちゃ寒い。三村美衣は肋間神経痛で倒れているらしい。古沢さんもマレーシアでヘルペスをもらって……じゃなくて、無理がたたって(性病じゃないほうの)ヘルペスを再発し、さらに肋間神経痛で七転八倒しているらしい。W杯出場の代償は大きかったそうです(笑)。
外に出る気がしないのでWWWを見てると、急激にあちこちのSF関連掲示板が盛り上がっている。関係ないのはうちの伝言板ぐらいか(笑)。SF者がチェックすべき場所は、
●『BRAIN VALLEY』ボード
●菊池誠伝言板
●野尻抱介掲示板
あたりでしょうか。
このへんまわってコメント書いてると1時間ぐらいすぐたっちゃうのが難点。
SF関連の議論と言えば、SFメーリングリストも最近は流量がおちついてきてるのでチャンスかも。小林泰三さんのSFファン年齢分析は傑作だったな。
そうそう、京フェス'97レポートでは、森太郎のやつを忘れてました。
このへんは京大SF研ページできちんとリンクをつくっていただきたいものである。
お昼に起きてミストラル。西葛西までご来臨の白石朗氏と落ち合って野暮用をすませ、トーレン社長と2時に高田馬場。コアマガジン編集部でプロテウス仕事の通訳。
コミック・ジャンキーズではコラム書かせてもらってるので、すでになんだかよくわからない関係になりつつある。末広雅里先生にははやくホットミルク連載を再開していただきたいものである、とかそういう話。
芳林堂ビル2階のたこ焼き屋で遅い昼飯を食って、4時に新宿三丁目の辰巳出版でおなじくプロテウス仕事。打ち合わせはすばやく終わり、あとは地下一階の倉庫で最近のコミックを社長が物色。辰巳グループ系の最近の作家はもう全然よくわかんなくなりつつある。やっぱり雑誌読まないとダメっす。しかし辰巳系だけで月刊誌が6誌だもんなあ。
新宿から中央線に乗って、6時に三鷹のガイナックス。吉祥寺から引っ越して、こっちのビルに来るのははじめてだったり。今日は武田さんに呼ばれてひみつの話。入院してたてんちょさんはもうすっかり元気そう。
「ハーロックみたいな腹になりましてなあ」と腹の縫い目を見せてくれる。あ、噂の真相の話をしようと思っててすっかり忘れた。けどまあ、またSF大賞で会えるでしょう。
武田さんには「トップをねらえ」のビデオCD3巻セットなど、どさどさお土産をもらってラッキー。そういえば、トップに出てくるスミス・トーレンって、もちろんモデルはトーレン・スミス社長。いや、モデルなのは名前だけですが。
なぜトーレン・スミスの名前がトップに出てくるかと言えば、ガイナ荘(ガイナックス社員寮)時代にまで遡る聞くも涙の貧乏ガイジン苦労話があったりするんだけど、そのへんの話は別冊宝島『変なニッポン』にちょっと出てきます。
関係ないけど「王立宇宙軍」の進行は朱鷺田祐介師匠がやってたりしたんだよな、とかすっかり昔話をしてしまう。
ガイナックス前のシズラーで飯食って西葛西にもどり、MAG TIMEで仕事。眠すぎ。