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文字の切削については、こちらの覚書で。 |
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CADデータの制作 |
CADソフトでパーツの図面を作成します。(こさんくん1号機図面) |
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見通せる形であれば立体的なパーツを作成することも可能ですが、通常の切削では、平面図を作成します。
切削はCNCという機械で行いますが、この機械ではスピンドルと呼ばれるドリルで、すこしずつアルミを削っていきます。ドリルの直径は通常1mm〜3mm程度です。
ネジ穴もこのスピンドルで開けますので、ネジ穴の大きさは、スピンドルの直径より大きくする必要があります。たとえば、1.5mmのスピンドルを使用する場合、1.8mmのネジ穴はあけられますが、1.2mmのネジ穴はあけることができません。
同様に、溝をつくる場合も、スピンドルの直径より小さい幅の溝は作ることができません、
重量が大きくなると、ロボットの動きが悪くなるため、できるだけ軽量化をはかります。たとえば、ある程度の強度がたもてるように工夫して、円形の中抜きなどをします。
あとで切り出した部品を曲げる場合は、その部分に小さな穴を開けておくと曲げやすくなります。 |
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アクリルの切削 |
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アクリルもアルミと同じ方法で切削することが可能です。
3mm〜5mmの厚さのものを使用することが多いため、スピンドルも長いものが必要になります。
切削中にアクリルがとけてスピンドルの周囲に付着することがあります。
下記の対処が考えられます。
(1)溶けない素材を使用する
(2)付着したものを取り除きながら切削する (手間が大きいです)
(3)切削オイルを使用する (多少、緩和されます)
市販のアクリルには、硬度が書かれているものやハードコーティング的なことが書かれているものがあります。硬いものは、切削時に溶けにくいです。また、ダイキャストやパラグラスなどの表示があるものは溶けにくいです。
さらに詳しくは、CNCによるアクリル切削のページをご覧ください。 |
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