R


秋晴れの土曜日
絶好の撮影日和よー
コスモスを撮りに
昨年見つけた某所に行ってきました

大型施設の横にあるので
先にショッピングを少々
以前から気になっていた吉野朔実さんの
「弟の家には本棚がない」を
今まで我慢してきた1300円
今日は奮発して購入
そんな気分の時ってありません?(笑)

ナフコのTWO-ONE STYLEで
カーテン見て欲しいなぁ、いいなぁと眺めるだけ眺め
買う以前に家を片付けろ!と自分に言い聞かせ
少々人に酔ったのか貧血気味で頭痛が微妙におこってき
目的はコスモスじゃっと早々に目的地に向かう

いつ来ても風が強くて
コスモスもビュンビュン揺れまくり
周り中田圃と畑しかないので
しょうがないといえばしょうがない

遠くに車を止め
歩きながら途中フラフラ足元の小花や空を撮った
そしてコスモスを見ながら風に吹かれているうちに
いつの間にか体調も良くなって
帰り道は気分良く車を走らせてた

 

 
10月6日・・・
子猫が逝ってしまってちょうど1ヶ月か・・・
もうずっと昔の事みたいだ
こんなに長く感じた1ヶ月も今までになかった様な気がするよ
いつもはあっという間に過ぎてくもんなのに
それだけボーッといつも過ごしているって事なのかなぁ

- - -

8月27日のお昼時
雨あがりの神社周辺では
お昼休みをとる人達の姿がちらほら見え始めていた頃
どこからともなく子猫の鳴き声が聞こえてきた
どこどこ?と声の方へ行くと
小屋もどきのアーチ状の下の隙間に
もぞもぞ動く子猫の姿が・・・
生後2週間位?あまりの小ささに戸惑いながらも
とりあえずと近所の薬局に猫用ミルクを買いに走った
ミルクをあげると
まだ自分で飲む事すら出来なかった
とりあえずティッシュに浸してあげてみると
お腹をすかしていたらしく
子猫も必死になって突進してきた
が、お互い下手くそ同士
かなり悪戦苦闘しながらも少しだけ空腹感をしのげたのか
子猫も安心したようなので
その場はとりあえず帰る事にした

そして半日
さんざん迷った挙げ句、夜になって子猫を迎えに
この日、とりあえずだったが子猫は我が家の一員となった

案の定、我が家の猫達は3匹揃いも揃って逃げまくり
特にビスケはこわがって
得体の知れないモノにでも見えたのか
慣れるのに一番時間がかかった
過去、面倒見の良かったパピは
意外にも一番子猫の事を嫌い
最後まで慣れようとはしてくれなかった
時間が短すぎたのもあったのだろう
そしてこれまた意外にもモーが子猫の存在を気にしなかった
昔は近づいて来られただけで威嚇しそそくさと逃げていたのが
いい加減気付いたらしい
「またなの?まったくこの人ってばさぁ」なんて
もう慣れっこなのか半ば諦めモードだったのか
近づいてきても特別構ってあげる訳でもなく
もぞもぞくっつく子猫に別に気にしないよ〜と
そっぽを向きながら尻尾を振ってあげたりもしていた
モーちゃんってば学習してる・・・と妙に感動したものだ

子猫は一見元気そうで目やにもなく
健康診断の為に連れていった病院でも
問題ナシと診断された
その後、カビを発見したり、下痢だったりで
通院の日々を送ったが
カビが発覚してからは、うつる可能性がある為
いつもの様に玄関先に隔離した
元気一杯だった子猫は扉の下の隙間から
ちっちゃな前足を一生懸命伸ばし
カサカサカサカサ必死にさぐっては
どうにかみんなと一緒の所へ行きたいと頑張っていた
あのチラリと見え隠れてしていた可愛い前足
今でもよく憶えている
後々ナフコだかのチラシを見て気付いたのだが
柵状になっているシステムサークル
折りたためそうだし
隔離しなければいけない時でも
猫も寂しい思いをすることもないし
玄関先はやはり気温も低め
ああいうのを一つ持っているといいなと思った

トイレの躾は一回目早々、自分から砂場に行ったので
このコ賢いんじゃない!?なんて喜んだものだが
気まぐれなのかトイレに行くのが面倒なのか
辺り構わず好きな所でしては
たまーに気が向いた時だけ?砂場に行った
下痢もしていたので辺り中汚してばかり
お尻や足や尻尾がすぐ汚れたので何度も拭いてあげたのだが
それが逆効果でかぶれてしまい
更に間の悪い事にカビもあったので
かさぶたをとる様にとの指示で
かぶれもカビと勘違いした私は
尻尾のかさぶたもつい・・・(苦笑)
かなり痛い思いをさせてしまってた
可哀想な事をしちゃったよ
ほんとにごめんね・・・

初めとても嫌がっていたビスケはというと
一番年が近いせいか時間が経つにつれて
子猫の事を可愛がり始めた
私が目を離したすきにこっそり扉をあけて
子猫の寝床で寝てみたり
カビ猫ちゃんなのでダメなんだよって
言ってるのに聞きもせず>当たり前か(苦笑)
子猫を捕まえては毛繕いをしてあげた
一番印象的だったのは、私にはすぐに爪を立てるくせに
子猫にはきちんと爪を隠して上手につかまえていたんだよね

子猫もいつの間にか部屋に入ってきている事があったが
猫達にくっついて行くというよりは人間の所に来たがった
気付かないうちにいつも足元に来ていたよ
お気に入りの場所もあって
なぜかいつもその場所にボーッとつったっていた
まだとことこ歩く程度ですばしっこく走る事もなく
下手くそなりに一生懸命毛繕いしてみたり
猫砂を掘ってみたりと
やっと猫らしい仕草をする様になった頃だったんだ

そして9月5日・・・
その日は病院の日で待合室は賑やかだった
少し待ち時間が長かったお陰で
隣りに座っていた女性と沢山話をする事が出来た
その方も猫を飼っていらっしゃっていて
もう18才なのだと言っていた
色々と体にも問題が出てきて
日々の大変なご苦労を話してくれた
精神的にも体力的にもきついものだろうなと
ほんとに実感したのは子猫が亡くなってからだった
どうしているのかな・・・なんて今になって時々思う

その日、先生からもう来なくていいよと許可が出て
先生や看護婦さんともいつもより長く話をし
笑顔で病院を後にした
そんな一日の終わり
子猫に異変がおきたのは夜も11時頃だった
玄関の寝床で寝ていた子猫が突然鳴きだし
鳴き方も何か様子がおかしく
胸が痛んでいる様にも見えた
あわてて病院にも電話をしたが
先生の指示はガムシロップを与え
様子を見る様にとの事だった
すぐさま買いに走り
ガムシロップを与えると子猫は自分から私の手を舐めた
舐めるという仕草、初めての事だった
その後もずっと座ろうとはせず立ちすくしたまま鳴き続け
時折悲鳴のように叫ぶ。これが延々と続いた。
不安を抱えながらもとても忙しくしていたダンナに
迷惑をかけてはいけないと
自宅に子猫を連れ帰ったのだが
一向に落ち着く気配はなく
呼吸は荒くなり次第に呼吸困難に陥っていった

子猫が頑張っている時
私は昼間先生達と話した事を思い出していた
子猫はなかなかうまく育たないという話をしていて
今年の夏ももう低血糖で2匹逝ってしまったと・・・
そんな話をしていたので
うちのコももしかしてダメなの・・・と
とても苦しんでいる姿に
諦めてしまっている自分もいた
子猫、一生懸命頑張っていたのに
ひどいよね

そして明け方4時過ぎていたと思う
尻尾が揺れた・・・
尻尾を振る姿、それも初めて目に留まった
(今まで気付かなかっただけだと思うけど)
もう苦しそうな呼吸も小さくなっていた
悲鳴のような叫びが一つ部屋に響いた
それが最後のあのコの声だった・・・

- - -

子猫の命がこんなにはかないものだとは思っていなかった
何匹もの子猫に出会って
みんなそれぞれ病気も克服し
栄養さえあげれば治療さえきちんとすれば
大丈夫なんだといつも希望をもって接してきた
過信していたんだね
こういう事だってあるんだよね
それをしっかり叩き込まれてしまったよ
無知な私
いつかは通るべき道だったとは思う
それで私はすむかもしれないけど
これからだったのにって
やっと治療も終わったはずだったのに
私は一日
ミルクとお薬、トイレの後かたづけ、洗濯に拭き掃除
そればかりしていた様な気がして
世話ばかりに一生懸命になって
あのコの顔もきちんと見てあげれてたのか・・・
10日間なんて・・・短すぎだった

あと最低でも3回はこんな思いをしなければならないんだよね
みんなこんな様な思いをかかえて生きているんだって
初めて知った
それぞれだとは思うけどね

夜が明けて・・・
お昼になる頃
先生への報告をしなければと
気持ちを落ち着け深呼吸をして
「平常心」と自分に言い聞かせ電話をした
泣くまいと思っていたのに
先生の優しい声が聞こえてきただけで
ボロボロと崩れてしまった
先生も昼間の元気な姿からこういう結果は
想像していなかったとショックをうけていらした・・・

子猫が10日間過ごした玄関を片付けると
元に戻っただけなのに狭い玄関がとても広く感じた
それでも子猫がいた時の匂いはまだ残ったままだった
時折鳴き声が聞こえてきた
いつも声を気にしていた
元気な時でも幻聴が聞こえていた位だから
いなくなってもまだ声だけは残っていたよ

子猫に使っていた座布団やタオルケット類
洗濯してたたんだままテーブルの上に置いていた
ビスケがいつの間にかやってきてその上に座った
こっそり子猫用のカゴも奥の方に隠しておいたら
見つけてごそごそ何やらやってた
子猫の事、探していたの?

後日
何があのコに起こったのか知りたくて
わからないなりにネットで色々と調べまくった
救急のこと、病気のこと、そしてその後の事も・・・
病気に関しては
お腹が膨れていた様な気もしてくるし下痢だった事や
胸の痛み?は水がたまっていたのでは、と考えいくうちに
FIPという病気にたどりついた
診てもらっていた病院のHPの掲示板で質問をしてみると
診察中の子猫の様子からそういった症状はみられず
先天的異常の可能性の方が考えられる
という回答だった

- - -

どの位たった頃だろうか
少ないなりにフイルム1本分
しかも最後の日の日中に撮っていた写真
その中で
一番可愛い写真を選んで
額に入れ飾った
名前も「子猫」のままじゃあんまりなので
色々考えたあげく「こたろう」と名付けた

ちょうど8月の中頃
野良のことちゃんが亡くなって
あのコの生まれ変わりではないのだけれど
私にとっては生まれ変わりの様なもので
ことちゃんに似た名前をつけたかった
コしかあってないないけどね
なんとなく似てるからいいのだ(苦笑)

ことちゃんの事をちょっと話すと
数年前マンションの前にいたオレンジ猫の茶丸と
よく一緒にいた猫さんで
オスの茶丸といるものだから
ずっと女の子だと思ってた
ほんとについこの間までね
だけど決定的瞬間のお陰で
ことちゃんも男の子だってわかったのだけど
(苦笑)

ことちゃんにしてあげれなかった事
こたろうにしてあげた
それはただの私の自己満足
でも出来て良かった
と思う


ことちゃんの貴重なお写真

こたろうは
短い生涯ではあったけれども
私の心の中にしっかりと足跡を残していった
生きた証しっかり残していったんだよね
ごめんね こたろう そしてありがとう

---

楽しい話ではないので
今更書くのもどうかなと思ったのですが
自分の為にこういう形で残しました
それに色々ネットを徘徊して
少ない情報の中から得るものもあり
こういう話を求めている人にとっては
必要な部分もあるかと・・・
まあ、私の話では参考にも
ならないかもしれませんけどね

ほんとにこんなに長い独り言
最後まで読んでくれてどうもありがとうございました

 

 
快晴
すっきりした青空
気持ち良い位雲がもこもこ
無性にカメラ持ってどこかに行きたくなる

11-13時の間に来るという工事を待つ
待ちぼうけ
早く外に出たいのに
今日明日で片付けなきゃいけない仕事もあるのに
待ちぼうけ
やっと1時間遅れで来る
私のする事 ハンコ押すだけ

会社に向かう
遠回り
遅いお昼に美味しくないパンを買う
でも人気のパンやさん
天井裏に福の神がいるとみてる

空を見上げながら歩く
ことちゃんと仲良しだった銀猫ちゃんがよくいる場所
シャム混じりと黒色の小さな小さな子猫が2匹
寝てた
写真を1枚
ガサガサ
パンが入ったビニル袋の音
銀猫ちゃん逃げてった
私もビックリ
いたのね ごめーん

空を見上げてまた歩く
前方道路を横切り民家に入ってく社長さん2号
久しぶり
パシャリ
にひひ

もうすぐ会社
Ariaにモノクロ
金色に輝く稲穂と青空
さっきまでの溜息のでそうな空
もうどこかへ行ってしまってた
とりあえず2-3枚撮す

会社の通路
光のプリズム
パシャリ
玄関前
ギョッ
おろしたばかりのダンナの靴が片方
ダンナ外出中
電話してみた
う○ち踏んだとか
そりゃ悲しいやね
でも
謎めいた事してくれるな

ベッドでモーちゃん毛繕い
あとの2匹はどこ?
いまだに見ない

モーちゃんを枕にしてみた
のどならしてた
気持ちいい

さて仕事
集中しよう
夜のテニス
早く出かけて夕焼けみよう
よし 集中集中