一時期おとなしかったパピが
ここ最近外に出たい病が出てきてしまって
尋常じゃないって位毎日鳴きまくってた
さかりっぽい鳴き声まじりで結構大変だったよ(苦笑)
ある日、お客さんが大きな荷物を持って来たので
玄関を開けっ放しで対応していた
それもほんの数分の事だった
玄関のドアを閉めた後、猫達の確認をしてみると
どうしてもパピだけがみつからない
まさかね〜と思いつつ階段をおりてみると
1階横の茂みの中をのほほ〜んと佇んでいるパピの姿が。
草のにほいが心地良い〜とばかりに
鼻をひくひくさせて久しぶりの開放感にひたっていた
せっかくの所を申し訳ないけど・・・と
あっけなく御用となったのだけどね
まあ、彼女の場合、外に出たからといって
逃げ出したり突発的な行動に出ないので
心配はないのだけど、それでも驚かされた事は確か(苦笑)
紐をつけて玄関前に出してやる時でも
玄関を開けると数歩走って2-3回転がりながら
地面にすりすりしつつチロッと私の顔を盗み見る
そしてまた数歩走って、と同じ行動を繰り返しながら
どんどん下へ降りて行こうとするのだ
ったく、計算してるでしょう、パピさん
感心しちゃうというか・・・
かなりの知能犯とみた(苦笑)
そこまではいつもの事
でもベランダでのパピの行動には
さすがに可哀相に思ってしまった
枯れてしまった植木鉢の土をビニールに入れて
ベランダにおきっぱなしにしていたら
その上でパピがお昼寝を始めたのだ
いないなぁと思うといつもそこにいる
寝心地が良いとはとても思えない場所なのに
土の匂いのする場所でお昼寝がしたいのね?
こんな狭い空間に閉じこめられる様なコじゃ
なかったのかもしれない
なんか・・・寝顔見ながら申し訳なく思ってしまったよ
それでも、もう自由に外へと出してあげる
勇気がないんだよなぁ、私
ある猫の本を読んだ時
どんな大きな怪我をしても、生死の境をさまよったとしても
その猫さんはやっぱり元気になると外へと飛び出して行った
迷いつつも飼い主さんは猫さんの意志を尊重して
また出してあげる事にしたんだよね
私もそうしてあげるかも・・・
その時はそう思っていたんだけどなぁ
どうしても、とそのコが望むのであれば
万が一出してあげた事で不幸を招く結果になったとしても
それごと受け入れよう、そう思ってた
けど実際はそんな勇気、私にはないみたい
ずるいよね ごめんね