| 痛 風 (gout) | ||||||||||||||||||
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| ふつう高尿酸血症を伴い、第1中足趾関節の(尿酸Na結晶 )による 急性痛風発作をくり返す疾患。中年男性に多い。 
 【分類】 
 【疫学】 
 【病理】 
 【臨床病状】 
  2.第1中足趾関節の激痛発作(5〜7 日) 夜間・就寝中に多い 
  3.尿路結石も多い。(尿酸結石は(キサンチン )結石とともにXpに写らない) 
  5.痛風結節(皮下の肉芽腫) 
 【治療】 
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| Lesch-Nyhan 症候群 | ||||||||||||||||||
| 1〜2歳頃 (知能 )低下,脳性麻痺,(小脳 )失調, ( アテトーゼ) ,(舞踏病 )様不随意運動 2〜3〃 より(自傷行為 )(self-mutilation) 10〜20〃 死亡 
        プリン代謝酵素の完全欠損により尿酸合成↑ 
 
    (1)伴性劣性遺伝        (2) 排泄低下型高尿酸血症 
   a (1),(3),(4) のみ     b (1),(2)のみ    c (2),(3) のみ 
 
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| 糖尿病 | ||||||||||||||||||
| 【疫学】年々増加し、現在約 500万人 
 【概念】 
 【分類】 
 【症状】 
  ■ 高浸透圧利尿→多尿、頻尿→脱水症→口渇、 
 【診断】基準は「 75gぶどう糖負荷試験」だが全例にやるのではない! 
            空腹時    1時間    2時間 
  ●空腹時血糖が(140mg/dl )以上なら糖尿病といえる→負荷試験をする必要がない。 
 【検査】 
 【治療】 
  ●BMI(body mass index)= 身長(m)×身長(m)×22→標準体重(kg) 
食事療法と運動療法後 
  sick day rule  食事     内服薬     インスリン 
  ■神経障害・・・しびれ、痛み→足趾壊疽、吐き気・嘔吐、 
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| 妊娠と糖尿病 | ||||||||||||||||||
| 母体→妊娠中毒症、羊水過多症、胎盤機能異常症、網膜症と腎症の増悪 胎児→奇形、巨大児、子宮内胎児死亡、高ビリルビン血症、 低カルシウム血症、多血症 3か月以上の良好な血糖コントロ−ル、網膜症・腎症わずかが条件 増殖性網膜症では妊娠は控え安定化を待つ。 ( 経口剤 ) は(インスリン )に切り替え 
  摂取エネルギー量 妊娠前半 標準体重×30+150 kcal  
堯951006足立
 
 糖尿病性昏睡 
 糖尿病性と逆に低血糖性昏睡もある。 
 
 血液ガス分析 
  血漿浸透圧(Osm/l)=2(Na+K)+血糖/18+BUN/2.8 
  共通治療→生食500ml/hrで開始200ml/hrで持続 
堯951006足立
 
         インスリン依存型    インスリン非依存型 
 ICA:islet cell antigen 
    ここへチャ−ト■9ペ−ジのC−peptideの図を張る 
 内服薬 
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| 質問回答FAX(951118,1-3 ) | ||||||||||||||||||
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 糖尿病の食事療法において、体重×25〜30Kcal/日という式が成り立つと思うんですが、国試では一定の数値を出さねばならずこの式では幅が出てしまうと思うのですがどうしたらよろしいのでしょうか。 (東京S君) 
 単なる書き間違いでたぶん理解はしていると思うのですが、老婆心ながら言っておきます。糖尿病の食事療法における一日の総摂取エネルギ−量は「体重×25〜30Kcal」ではなくて「標準体重×25〜30Kcal」で計算しますのでお間違え無く。 
  次に幅が出てしまうのに大変ご心配のようですが国試はすべてマルチョイですので幅の中に入る選択肢を選べば答えられますのでそれほど心配しなくても良いでしょう。 
  今年度出題された89-D44(身長156cmの主婦)でもBMIによる方法では   
  1.56×1.56×22×(25〜30)=1338.48〜1606.176 
  となり(a)1440、(b)1680 (c)以降は1920以上で(a)以外のは選べません。 
  最低限確実合格を狙う人は上の式だけをしっかり覚えてしまえば勉強時間を他の弱点征服に振り向けられては如何でしょうか。なお、選択肢の中で80の倍数になっていないのは選ぶのを避ける方が無難でしょう。なぜなら普通は患者さんの教育上、80Kcalを1単位としてその倍数の総カロリ−量を指示するからです。 
  実際の臨床の場ではこの「一日の総摂取エネルギ−量」はそれほど固定して考えることのできるものでは無く、当該患者の■労働量、■体重、■年齢、■その他を臨床家が経験的に考慮、判断して決定するもので、いちがいには言えません。一日の総摂取エネルギ−量指導後もその患者さんの食事充足感や血糖コントロ−ル状況により修正する必要もあります。 
  時間的余裕と国試合格の自信があり、出来るだけ高得点で合格をめざす諸君は下記の表も覚えておいて下さい。実地臨床の場でも大変役立ちます。 
  25 
  身長×身長×22を計算した上で肥満があれば上の値、標準体重より痩せていれば下の値を掛け算すればよろしい。 
  なお、妊婦の場合はやや複雑ですが私の授業のプリントにも書いておきましたように、 
  摂取エネルギー量 妊娠前半 標準体重×30+150 kcal  
  これは、妊娠に伴い消費エネルギ−量が増える上に胎児、授乳の消費エネルギ−が追加必要になるからです。合わせて理解しておいて下さい。 
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| 糖原病 Glycogen storage disease | ||||||||||||||||||
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  (糖原=グリコ−ゲン) ( 常染色体 劣性 )遺伝 
 ■■型(von Gierke病) 
  ●血糖は?(低血糖  ) 
 ■■型(Pompe病)  
 ■■型 
  ガラクト−ス負荷で血糖は上昇(する、←しない) 
 ■■型(Anderson病) 
 ■■型(McArdle病) 
 
堯951006足立
 
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