車椅子バスケットボール
ルール
#基本的に、競技に使用されるコートの大きさ,ボール,ゴールの高さ等、健常者と同じ。
- 選手は、各障害のレベルに応じ、障害の重い方から順に 0.5〜4.5 点と持点が定められている。5人で編成される1チーム中において、その持ち点の合計は 14.0 点を越えてはならない。
- 男女の混成チームは可。※ただし女子選手育成のための暫定措置。
- 競技中、ボール保持者は、ボールを保持してから2回まで車椅子をこぐ事が出来る。
持ち点について(クラス分け)
- 持ち点1
- 胸髄(Th)7から上を損傷,第7胸髄まで機能している。
後方の支持無しでは座位バランスがとれない。
- 持ち点2
- 胸髄8から腰髄(L)1を損傷,第1腰髄まで機能している。
後方の支持無しに、座位で体の回旋運動が可能。
最大前屈ができない。
- 持ち点3
- 腰髄2から腰髄5を損傷,第5腰髄まで機能している。
体幹も手で支え無しで旋回運動,前後屈運動が可能。
- 持ち点4
- 仙髄(S)1から仙髄2を損傷,座位バランスは最高。
体幹の各方面への運動も最高で、側屈運動は一方向だけでも可能。
※上記の事項は、あくまでも基準です。障害者手帳を持っていれば(医者からスポーツ可能と判断された者であれば)、誰でも参加できます。
各個人の残存機能が、上記各段階の中間的な状態であると思われる者に対してはハーフポイント、例えば 1.5点,2.5点 等といった要領で与えられます。
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Written by TAZOE Wataru
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