視覚障害者柔道
ルール(※黒字は国内の規定,緑字は国際の規定)
国内での試合は、講道館の柔道試合審判規定によって行なっており、
また国際試合の場合は国際盲人スポーツ協会(IBSA)の規定に準じる。
国内の試合では申し合わせ事項として、次の様な取り決めがある。
- 全盲者は柔道着の左前襟下部に赤色の標識をつける。
- 両者又は一方が全盲の時は、全盲者にまず釣り手側(襟)を軽く持たせた後に「始め」の合図をする。試合中、全盲の試合者が離れた状態になった時は試合を止め、試合開始と同じ状態から再開する。
弱視者同士の試合では健常者と同じで離れた状態でも試合は継続される。
- 場外に出ると反則をとられるが、全盲者には適用しない。
国際試合では全盲・弱視の区別はしていない。
- 「タッチ」の合図で相手を確かめ、「ダウン」の合図で両手を下ろし、「始め」の合図で試合を開始する。試合中離れた状態になった時は、開始と同じ状態から再開する。
両者が離れて状態で試合を行なう事はない。
- 場外の反則はとられない。
クラス分け
視力によるクラス分けは無く、健常者と同じ体重別によるクラス分けのみ。
Written by TAZOE Wataru
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