ルール
健常者のものと同様、「滑降」,「スーパーG」,「大回転」,「回転」の各種目の滑走タイム(滑走合計タイム)により順位が争われる。コースの最低及び最高標高差は、国際スキー連盟(FIS)女子コースのものとする。LW1〜11, B1〜3 等、さまざまな障害のレベルに合わせてクラス分けされている。(詳細は下表参照)
- 一本のスキーで滑る LW2, LW9 クラスの競技者は、加速するため,もしくはバランスを保つ為に自由になっている方の脚を雪面に接地してはいけない。
- 全ての Bクラスは、「競技者」+「ガイド」で1チームとする。
- 競技者は、競技中転倒した時にガイドあるいはコース係からの援助を受ける場合を除いて、ガイドとの如何なる接触もしてはいけない。
クラス分け
クラス 障害の部位・程度 等 備 考 LW1 両方の脚に障害がある者 機能障害, 大腿切断 等LW2 片方の脚に障害がある者 LW3 両方の脚に障害があるが、LW1 クラスよりは障害の程度が軽い者 機能障害, 切断 等LW4 片方の脚に障害があるが、LW2 クラスよりは障害の程度が軽い者 LW5 両方の上肢に障害がある者 機能障害, 腕切断 等LW6 片方の上肢に障害がある者 LW7 両方の上肢に障害があるが、LW5 クラスよりは障害の程度が軽い者 LW8 片方の上肢に障害があるが、LW6 クラスよりは障害の程度が軽い者 LW9 片方の腕、及び片方の脚(上下肢)に障害がある者 - LW10 両下肢に障害があり、上肢にも障害を伴うか,又は体幹バランスが悪い者 中枢神経障害 等
チェアスキー使用LW11 両下肢に障害があるが、LW10 クラスよりは障害の程度が軽い(座位バランスが良い)者 B1 視覚に障害がある者 「競技者」 +「ガイド」 で1チームB2 視覚に障害があるが、B1 クラスよりは視力障害の程度が軽い者 B3 視覚に障害があるが、B2 クラスよりも更に視力障害の程度が軽い者
Reported by TAZOE Wataru (^з^) E-mail : watazoe@post.email.ne.jp |