手作り味噌 


 お味噌の手作りなんてとてもとても。。。なんて思っている方がほとんどだと思いますが、これが以外に簡単なんです。だまされたと思って一回作ってみてください。本当においしいお味噌ができますよ。

 我が家では、このお味噌を『的場味噌』と呼んでます。ご近所で仲良くしている、的場さんから作り方を教えてもらったからです。

 お味噌作りは冬から春にかけて仕込むのがよいとされているようです。でも、我が家のように洗面台の下に置いといてもできてしまうので、きっといつでも作れるのだろうと思います。

 (初めてのときの感想)味噌をつくるっていうから、そんなに上手く行くはず無いよ!と思っていましたが、なんとなんと本当においしいのでびっくりしました。初めてできた時は、モロキュウにして味見してみたのですが、その「さわやかな味」にびっくり。いわゆる市販品によくある妙な旨味や雑味が無いのです。クリアーな味噌の味という感じです。その辺で売っている味噌なんか。。。。という感じです。塩分も調整できるので、塩分を気にする方にも良いと思います。(とうたん談)

できあがった(1999/08/14)お味噌です。

★2000年仕込み:今年は精力的に、2/24-27の4日間で毎日1.5kgの大豆を仕込んだので、計6kg仕込みました。


[材料]
大豆 2.0 kg
米麹 1.5 kg
 麹屋さんやスーパー等から購入します。うちでは「伊勢惣さん」から購入しています。
粗塩 600 g + 100g程度
 うちでは、赤穂の天塩を使っています。粗塩はマグネシウムやカリウム等の微量成分を含んでいます。塩味に深みがあります。
 浄水器を通した水のほうが良いでしょう。
[道具]
タッパーウエア等の大きなポリ容器
 ポリ樽、カメ等の味噌を発酵・熟成させるための容器です。うちではタッパーウエアを使っています。
ミンチ器
 煮た大豆をつぶすのに使います。我が家では、叶崎合成樹脂の「カロリミンチ デリシャス」(西友で970円で買った。)を使っています。すり鉢あるいはミキサーでも良いかもしれませんし、ビニル袋の中に入れて手や足でつぶすという方法もあるかもしれませんが、うちではやったことはありません。
大鍋
 大豆を煮ます。
ステンボール2個
 塩と麹を混合するときに使います。煮汁用にも一つ。
ざる
 煮た大豆の水きり用です。
ラップ
 味噌を仕込んだ後、表面にかぶせます。
[作り方]−やっと写真を用意できました。(2000/02/27)−
@大豆水浸
 大豆を水洗いし、一晩水に浸けます。
A大豆を煮る
 水に浸けてふやかしておいた大豆を煮ます。水は必ずしも交換しなくても大丈夫です。煮る時間は3時間程度で、指で軽くつぶせるくらいまで柔らかくします。この間、あくを取ることと水が少なくなったら水を足すように注意してください。
B塩麹をつくる
 大豆を煮ている間に、ステンボール(お鍋)で米麹全量と塩600gを混ぜ合わせておきます。少しずつ混ぜるようにした方が良く混ざります。
C大豆ミンチをつくる
 煮上がった大豆をざるにあけ(煮汁もとっておきます。)、冷えないうちに、大豆をミンチにします。これが結構大変なのですが、子供たちが面白がって手伝ってくれます。主人も『腕がつかれる。』とか、子供たちに『ほら、速いだろー。』とか言いながらやってくれたりもします。
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D塩麹と大豆ミンチを混ぜ合わせる
 作っておいた塩麹と大豆ミンチを混ぜ合わせます。一度に全部混ぜずに少しづつ、手でもみ込むように混ぜ合わせます。この時、必要に応じて少し煮汁を加えて適度に水分を調整します。
E仕込み
 塩麹入り大豆ミンチの大型だんごを作って、ポリ容器の中に、ボインと叩き付けるように入れていきます。(ちょっと笑える映像です。無料のRealPlayerで見れます。)これは、空気が入らないように詰めるためです。全部詰め終わったら、表面に塩をまき、その上にラップを引いて、ラップの上に更に塩を多めにまいて蓋をします。
F発酵と熟成
 あとはこのまま3ヶ月程待てば、手作り味噌ができてきます。6ヶ月くらい経つと十分おいしく食べられます。うちでは、洗面台の下に置いています。


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