三洋電機のfeel H"端末J-90を昨年の12月に機種変更で購入した。 僕にとっては5代目のPHSの端末になる。 PHSはサービス開始日から端末を持っていた。 最初は電話番号の下4桁を好きな番号から選べたり、 自宅の電話の下4桁と同じにしたり出来ただなんて、今からは想像も出来ないこと。 その番号を今でも使い続けているわけ。 1台目は松下製、次は東芝製、3台目は京セラ製、4台目はH"になるわけだがこれは松下製であった。 着信メロディーは4台目から使えるようになったのだが、これがとても楽しかった。 昨年夏にfeel H"のことが報道され、「次はこれだ」と購入を決めていた。 一番期待していたのがfeel sound、そしてsound marketである。 結論から言うと、feel soundは期待以上、sound marketは期待はずれである。 今のところ。 昨年の秋頃から僕は携帯できるオーディオプレイヤーの購入を検討していたので、 H"で音楽が聴ければこれで全て解決だ、と思っていた。 リモコンとMMCカードもそろえて購入。 曲目を調べてみるとこれが僕の聴きたい曲はほとんどない、 というか全然ないことに気が付いた。 そしてこれは購入前からわかっていたことだが、J-90のリモコンはMP3プレイヤーであるが、著作権に考慮したためか、自分でMMCにパソコンなどから曲を書き込むことが出来ないのである。 J-90はオーディオプレイヤーとしては使えないという烙印を僕からは押されたわけである。 J-90にはまだまだ不満がある。 1番は文字入力である。 僕はポケベル方式に慣れていたので(4台目の松下製H"はポケベル打ち可能だった。) 「お」を出すのに「1」を5回も押さなければならないのはかなり苦痛である。 折り畳みタイプにこだわらなければ、今あるfeel H"端末のなかでは松下製がお勧めである。ポケベル打ちもでき、SDメモリーカードにfeel soundや画像、メールなどを保存できるし、ICレコーダーとしても使える。小さくて、軽い。 難点は、画面が小さいことである。 同じ松下製でもDoCoMo P503iのような大画面であれば完璧だと思うのだが。 feel soundはすばらしい。5旋律、12和音ながら、すばらしいのはあの音色である。 音色は100あり、それぞれMIDIとだいたい対応している。 5旋律、12和音でできている標準のMIDIファイルならfeel soundにコンバートできる。 converterはDDIからも出ているし、オンラインソフトにもある。 よくinternetからMIDIファイルをダウンロードしてくるのだが、 大抵はそのままではコンバートできないし、抜けた旋律があるのは曲を再生していても間抜けである。 だから着信音にするためにはMIDIソフトを使って楽譜を書き直している。 1から書くのと比べればだいぶラクだ。 そしてできあがったfeel soundのファイルを端末にE-Mailで送ってやれば、あとは簡単である。 またもやJ-90の悪口だが、6曲しか保存できないのはやはり面白くない。 新しい曲のために古い曲を消さなければならないのだ。 携帯やPHSには主にSRAMが使わてれいる。僕は多少高かろうがたくさん曲が保存できた方がいいので、東芝製や松下製ののfeel H"にしておけばよかったかなと後悔しているが、ま、折り畳みも悪くないのでこれでしばらく我慢してみることにした。 i modeのほうはiアプリとかが登場して、ますます携帯電話には大容量RAMが必要となってくる。 IMT-2000対応機種がでてくればなおさらだ。低電力のDRAMがあればいいんだけど。 SDメモリーカードを使うのというのは現時点ではよい考えだと思う。 しかし、昨年末には僕の物欲をこの上なく刺激する機種がまだあったのである。 次回はその機種について書こうと思う。 |