−歌とお芝居をやっみて、今後は、どんな活動をやって行かれたいですか?− ミ:お芝居は、まだハッキリ言えないんだけど、来年1本はやりたいですね。
こないだみたいな二人芝居のようなものもやりたいんだけど、相手の方の予定もあるし、胸を借りる部分も出てくると思うので、相手がどんな方かっていうことや、演出の方が重要だしね。お芝居だと、踊りを作ったり、自分のライブをやるみたいには組み立てられないのでねぇ。
自分としては、歌も踊りも芝居も、今までは、手探りで迷いながらやってきたんだけど、今はやり続けたいなあって。 いろんな周りの状況が出てきても、自分のやりたいことは変わらない。ぶれる気持ちは無いですね。やり続けてきたことのステップアップと、新しいことへのチャレンジをやっていきたいですね。
お芝居やることで、もっと歌が好きになっていったりとか、逆もあるしね。 自分がやってきたこと、それは米米も含めて、微々たるもののようで、大きな財産になってると思うし。みんなも、そうだと思うんだけど、いろいろ迷いな
がら、階段を上ったり、挫折することもあるだろうし、降りたり上ったりしな がら、生きてくんだろうなって思いますね。 その時に、自分が何をやりたいのかっていう根っこを持ってるかどうかって、大きいですよね。自分でお芝居のワークショップとかやってみて感じたのは、飽きないというか、音楽のときと気持ちは全然変わらないなーって思ったのね。
ワークショップって、ハタで見てたら、ホント変な事、やるんだよ。 ミュージシャンには考えられないような、泣いたり笑ったりね。だけど、意外とそれが自然に出来たりとかして。
そうすると、踊りとかでも、自分は米米で何を踊ってきたんだろうとか、思うんですよ。技術的なこともあるけど、私、多分、てっぺいちゃんの歌詞を体で 表現してたんだろうねー(一同爆笑)
「お兄ちゃん、あたしも一緒に歌ってるよ!」ってねぇ。それで、てっぺいちゃんが一番気持ちイイ、サビのところ で、振り付けちゃったりしてね 笑。体で歌ってたわけですよ。踊りの中に、
感情を沢山いれて、歌ってたと思うんですよね、人一倍。 私の振り付けはリズムを刻むというよりは、その言葉がどれだけ大切かっていうね。だから、急に英語の歌詞で振り付けしてくれとか、言われると
「これは、意味が分かりません!」って(一同爆笑) それは冗談だけど、結局、踊りも歌も体で表現することだから、この人の踊り
なんかいいなーって人は、その人のハートが出てきているんだと思いますね。 人柄とか、年齢を重ねれば重ねる程、その中にどこか出てくるから。技術的に 上手い人は沢山いても、何か滲みでているものがあるんでしょうね。
踊りに 関しては、マリと一生懸命やってきたところなので、大切にしたいなと思って るんですよね。そのためにも、体、鍛えないとね。 −お芝居も歌も、体力がいりますね− ミ:体力いりますよね。歌は腹筋使うしね。まだまだ、私なんか、歌詞とかメロディとかに集中するので大変なんだけど、歌いかたによっては、全身、
筋肉痛になる人とかもいるしね。 やりたいことは沢山あるんだけど、思い続けていれば、いつか実現できる日がくるのかななんて思いながら、やってます。
演出されたお芝居もやりたいし、自分から湧き出てくるものもやりたいしっていう。歌にしても、踊りにしても、自分が作ったものを表現していきたいって いう気持ちが強いしね。たまに、恥ずかしいなこの詞っていうものもあるんだ
けど、結局自分から出ているものだから、やっぱり、それが一番伝わりやすか ったりするし。だから、いろんなものに、一杯アンテナを張ってないとって、外にいろんなものを見に行って、吸収しないとって思いますよね。
毎回、Liveやる度に、こないだのSummer Partyもそうだし、みんな本当、よく来てくれて、Liveを出来るっていうことが、どんなに凄い、大切なことか、
ありがたいなって、思います。 みんな歌詞の内容とか人柄とかで、いろんなアーティストの方を選択して見に行く中で、あたしのライブに来てくれているってのは、本当、ありがとう、
愛してるよーっていう気持ちですよ 笑。 米米は凄いバンドですよ、でも、あたしはあたしで米米ではなく、MINAKOなので、最初のライブの頃はね、それまで踊り中心にやってきたから、なかなか
出来ないわけですよ。でも、段々作っていく内に自分のカラーが、自然に歌詞 にしても出来きていて、シュークの頃に書いてた詞と今は違うし「ANTHOLOGY」 の頃の詞とか見てみると「切ない」っていう感じの詞が、とても多いけど、
その後は「明日に向かって、未来をつかもう」っていう詞が多かったし。 人の恋愛とか失恋とか聞いてて、そんな詞も書いたりしてるし、徐々に世界を 広げて行こうって。もうちょっと、歌詞とかも、自分の中でももっと、MCを
しゃべってる時くらい、ぶっとんじゃってるところまで行くようなのも、あっていいかもとかいう気もするんだけどねぇ 笑。 −MINAKOさんの曲をライブで聞いてると、私小説ぽいなぁって、いつも思って
て、ジーンと来る時が多いですよ。 ぶっとんじゃた曲って、どういう 笑。 カー○ッ、カ○カマ♪とかですか(一同爆笑)− ミ:いえいえ
笑 後ひと捻り、ふた捻りって。その曲のエッセンスを凝縮したものが、バックにあって、聞いてる方が、そこを感じて、ああ、分かる分かる ってね。ふたりの男性の間で揺れる、なんて曲を書いてみたりもしたいなって思う事もあるけど、自分らしくない気もするし、歌詞の世界って難しいですよ。
自分の中で、なにか設定が決まると、さーって書けるんだけどね。もちろん、 煮詰めた方がいい曲もあるんだけどね。同じ曲でも、ライブの度に毎回、違う 歌詞になってるって曲もあるんだけどね。CDにしてないのをいいことにね
(一同爆笑)なんか、メロディは凄い好きなのに、詞がはまらないっていう気が して 笑。もう5回位、書き直してる曲あるよ。
ダンスを作るときって、もちろんキッチリ作り込みながら、ここでこんな振り にするかなぁなんて、笑いながら作ってる部分もあって、そんなところが、 あたしっぽいなぁって感じてくれてるところもあるんだけど、歌詞になると、
まじめになっちゃってるかなってね。私の中にも、まじめな部分はあって 笑、 それが出ちゃてるんですよ 笑。 −歌と踊り、お芝居と、いろんなミナコさんが融合していくと面白いですね− ミ:そうそう、お芝居ぽいLiveがあってもいいと思うし、例えば、シンガー目指してる子がステージに立っていく筋立てで、最後は客席も完璧に一体の
振りで、大盛り上がりになる、お客さんも実は出演者だったとか、そういう ストーリー仕立てになってるとかね。 ストーリーの中に、ライブも埋め込まれて いて、曲もいつもの曲でも詞が変えてあるとか。芝居なのか?ライブなのか?
みたいなのも、いつか、やってみたいですよ。 シャンソンって物語を歌ったり するじゃないですか、そういう方向のステージをやってみたいなって、シャン ソンはアンニュイなんだけど、あたしのは、最後は一心不乱にみんな踊りまく
ってる(一同爆笑)のが、あたしらしいかな 笑、なんて、想い、夢だけはあるんですよ。 まずは、体育の日、mandaraで元気に行きたいなって思いますので、みなさん、見に来てくださいねッ♪
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